ヒグマの被害に遭わないために(令和7年度)
ページ番号1005868 更新日 2025年10月30日
冬期間におけるヒグマの出没について
冬季間においても道内でのヒグマの出没があることから、石狩振興局より情報提供がありました。
次の内容をご確認のうえ、冬季間に市内でヒグマを目撃の際は、速やかに担当部署へご連絡いただきますようご協力をお願いいたします。
ヒグマの冬眠について(有識者意見)
(1)ヒグマの冬期生態
- 昨年は山の実なりが凶作年で早く冬眠に入ったと思われる。
- ヒグマは十分な体脂肪を備えて冬眠に入るが、凶作のため、蓄えが少ない状態で冬眠に入った可能性がある。
- その場合、若齢や老齢個体は冬眠中に死亡する可能性があるほか、命の危険を感じ、冬眠中に起き出す、あるいは、異常に早く冬眠明けする可能性もあるが、これまでの凶作年でそのような個体は確認されておらず、可能性は極めて低いと考えている。
(2)冬眠しないヒグマ「穴持たず」の存在について
冬眠しない、いわゆる「穴持たず」と言われるヒグマは、シカを食べている個体が確認された例があるが、全体のごく一部で、稀である。
(3)冬のクマ対策
体脂肪を蓄えず冬眠した個体が、冬眠中に起き出す可能性がないとは言えないので、万が一に備え、出没を確認した場合は、速やかに市町村や道警察へ通報するよう住民などに周知を図ることが必要。
ヒグマを引き寄せないために
ごみの放置はヒグマを呼び寄せる「誘引物」となります。
生ごみの管理不徹底などにより、ひとたび人間の食べ物を口にしてしまったヒグマは、その場所に食べ物があることを学習してしまい、再びそれを得ようと何度も出没を繰り返し、人との遭遇事故を引き起こす危険な個体となってしまいます。
市内でヒグマの出没がある場合は、誘因するおそれのあるにおいの出るものは家の中で一時保管をお願いします。
家庭ごみは収集時間の直前に収集場所に出すようにしてください。
自宅や家庭菜園などに設置したコンポストも適切な管理をしていただくようお願いします。
※コンポストによる堆肥化は環境に配慮した生ごみの処理方法ですが、においで動物を誘引してしまうため注意が必要です。
- 極力、においを抑えるために定期的に土や腐葉土、石灰、発酵促進剤を投入しましょう。
- 肉や魚、果物など、強いにおいを放つものは投入を控えるようにしましょう。
ヒグマの被害に遭わないために
北海道内ヒグマ出没多発
ヒグマがどこにでもいる、それが北海道です。決して甘く考えず油断せずに!
今、大自然の入口に立つ観光客のかたへ
感動を悲劇に変えないため、次のことを確実に実施してください!
- 周辺市町村のヒグマ出没情報等を確認する
- 野山では音を出して複数人で行動する
- ヒグマ撃退スプレーを携行する
- 早朝・夕暮れなど、薄暗い時間帯に行動しない
- フンや足跡などヒグマの痕跡を見たら引き返す
- ヒグマに近づかない・餌を与えない
- ゴミは放置せず持ち帰る
人里周辺などで、ヒグマを目撃した時は、市町村役場または警察にご連絡ください。
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環境生活部ヒグマ注意喚起チラシ_観光用 (PDF 363.9 KB)
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環境生活部ヒグマ注意喚起チラシ_住民用 (PDF 476.9 KB)
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北海道ホームページ:ヒグマリーフレット・チラシ等-環境生活部自然環境局(外部リンク)
クマにえさをあげないで(発行元:北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室)
ヒグマに餌を与えることは、北海道生物の多様性の保全に関する条例で禁止されています。
違反すると、行為の中止等の勧告や氏名等の公表の対象となります。
ヒトとヒグマが生きる道(発行元:北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室)
「知ること」で防げる被害があります
ヒグマを目撃したときは、警察または自治体に連絡を!
「ヒグマに出会ったら」より前に「ヒグマに出会わないために」できることがあります
住宅地では
- ごみのマナーを守る : 当たり前のマナーが第一歩!
- ヒグマの手が届かないように : ヒグマが開けないごみ箱など工夫を。
- 草刈りをする : ヒグマの住宅地への通り道を遮ります。
- 電気柵を設置する : 畑や家庭菜園で効果的
- 放置果樹を片づける : ヒグマを引き寄せる原因をなくします。
山に入るときは
- 音を出す : クマ鈴をつけたり、声を出したりヒグマに人の存在を知らせます。「音が出るものを持つ」だけでなく「音を出す」ことがルールです。
- ひとりで行動しない : ヒグマともお互いに気づきやすくなります。もしものときも助けを呼べるなど、命を失うリスクを下げることができます。
- 「意識」と「知識」を持つ : 「ヒグマに会ってもおかしくない」という意識を持ちましょう。痕跡を見つけたら引き返すなど緊張感を大切に!
それでも出会ったら
まずは止まる!絶対に走ってはいけません。
止まって、背を向けずにヒグマのほうを見ながらゆっくりと後ずさりしましょう。もしものために、クマスプレーはすぐ使える場所に。
スプレーがないときや、うまくいかなかったときの「最後の手段」は?
ヒグマから身を守る知恵は「ヒグマ検定で」。
ヒグマとのおつきあい
ヒグマに注意!SNSやアプリなどの登録を
北海道では、近年、市街地にまで姿を現すヒグマが問題となっています。
北海道では、ヒグマが頻繁に市街地に出没したり、ヒグマによる人身事故が発生した場合に、「ヒグマ注意報」「ヒグマ警報」を発出し、SNSなどを活用して情報発信しています。
ぜひご登録いただき、ヒグマの出没に備えましょう。
ヒグマの「大きさ」はここを計測!
- 体長 : 鼻先からお尻までに長さ
- 足跡 : 前足の幅の長さ
人里周辺でヒグマや痕跡を発見した時は、警察または、市町村役場にご連絡ください
人の活動での注意
出没地域に住む人
ヒグマを引き寄せる生ごみなどの屋外に置かないようにしましょう。出没情報がある時には、夜間や薄暗い時間帯の外出を避けましょう。
イヌの散歩は、吠え声でヒグマを興奮させる恐れがあり危険です。
登山
山はヒグマの生息地です。どこでも遭遇すると考えましょう。特に早朝や日没頃の行動はヒグマと出逢う確率が高くなります。
山菜採り
山菜はヒグマの生息地に生えていることが多いため、単独行動を避け、音を出しながら行動しましょう。
キャンプ
ヒグマの痕跡のあるところでは、キャンプをしないようにしましょう。
渓流釣り
水流の音でヒグマも人もお互いに気づきにくくなっていますので、より注意をはらいましょう。
ヒグマの生態
- 聴覚 : 聴力に優れ、音に対しては敏感。
- 視覚 : 昼夜を問わず行動できる視力を持ち、目は決して悪くはない。ただ、あまり遠距離の物はよく見えないらしい。
- 嗅覚 : 敏感で、埋めた残飯などもすぐに見つけだします。
- 性格 : 群れを作らず単独や親子で行動。大半のヒグマは警戒心が強く、人を避けて生活しています。
- 運動能力 : 臨機の動作は非常に機敏。その気になれば一撃で牛を倒す事もできます。
オス
- 体長 : 2メートル弱
- 体重 : 約150キログラムから400キログラム
メス
- 体長 : 約1.5メートル
- 体重 : 約100キログラムから200キログラム
ヒグマの1年
- 1月から3月中旬 : 冬眠・出産
- 3月中旬から5月中旬 : 冬眠明け(6月頃まで事故多発)
- 5月中旬から7月 : 子グマの親離れ・繁殖期
- 8月・9月 : 山野のエサが少なく農業被害を起こすことも(11月頃まで事故多発)
- 10月・11月 : 冬眠準備
- 12月 : 冬眠
ヒグマとの事故をなくすために
登山・ハイキング・山菜採りなどでヒグマに出遭わないための行動
- ヒグマの出没情報を事前に調べましょう!
- 市町村のホームページ、SNS、新聞、テレビ、ビジターセンターなどでヒグマの出没情報を確認しましょう。
- 音を出しながら歩きましょう!
- 単独で行動せず、複数人で会話しながら歩くと、ヒグマも人の存在に気がつきやすくなります。また、鈴を付けたり、見通しの悪い場所では、手を叩いたり、笛を吹くのもポイントです。
- ヒグマの痕跡を見つけたら
- ヒグマの足跡、フンや食痕に注意し、見つけたら、安全のために引き返しましょう。
ヒグマに出遭ってしまった場合
- 遠くにヒグマを見つけたら
- 落ちついて状況を判断してください。ヒグマがこちらに気づいていないなら、その場から静かに立ち去りましょう。
- 走って逃げるのは自殺行為
- ヒグマを刺激しない事です。まず落ちついてゆっくりと後ずさりしてヒグマから目を離さず、その場から離れましょう。
- ヒグマがこちらに気づいたら
- ヒグマの移動する方向を見定めながら、静かに立ち去りましょう。あわてることは事故につながります。まず落ち着く事です。普通にしていれば、ほとんどのヒグマは立ち去るはずです。
- 子グマの後ろに必ず母グマあり
- 可愛いからと近づかないで!子グマを見つけたら絶対に近づかず、すみやかに立ち去ってください。母グマは子グマを守ろうと攻撃してきます。
- それでも近づいてきたら
- ヒグマから視線をはなさないでください。そしてヒグマの動きを見ながらゆっくりと後退してください。
- 襲い掛かってきたら
- 100パーセント安全な対応ではないですが、北米では首の後ろを手で覆い、地面に伏して、頚部、後頭部への致命傷を防ぐ方法を勧めています。道内の死亡事故でもこの部分が致命傷となっている事例がみられます。攻撃を止めるためには、クマ撃退スプレーが有効です。
人がヒグマを引きつける?
ヒグマは食べ物への執着が非常に強い動物です。生ゴミ(コンポスト含む)や果物、干し魚などの人の食べ物の味を覚えてしまうと、それを目当てに家の近くに繰り返し接近し、人を恐れずに行動するようになります。ヒグマの出没地域に住む人や野山に出かける人は、十分に注意し、危険を避けましょう。
北海道ヒグマ 登録で備える注意報・警報
北海道では、「ヒグマが市街地に頻繁に出没」・「ヒグマによる人身事故が発生」した場合、SNSなどを活用して、ヒグマ注意報やヒグマ警報の情報を発信しています。
- お問い合わせ先
- 北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室
- 〒060-8588 北海道札幌市中央区北3条西6丁目
- 電話 : 011-204-5988
道内のヒグマ出没と人身事故状況について
千歳市だけでなく、他の地域においてもクマの出没情報が多いため、山林へ立ち入る際などは十分にご注意ください。
※詳細に関しては、次のリンクをご覧ください。
各市町村でのヒグマ出没状況
道内でのヒグマによる人身事故発生状況
このページに関するお問い合わせ
産業振興部農業振興課
- 調整計画係:0123-24-0610(直通)
- 農産係:0123-24-0612(直通)
- 畜産係:0123-24-0037(直通)