自然共生サイト登録に向けた取組方針
本市では、企業や団体、行政が一体となって生物多様性の維持に資する活動を通じ、千歳市の豊かな自然環境を後世に引き継ぐことを目的として、地域生物多様性増進法に基づき、生物多様性保全に資するエリアを自然共生サイトに登録することを目指すことといたしました。
なお、今後の取組状況につきましては、進展があり次第、随時お知らせしていきます。
自然共生サイトとは
地域生物多様性増進法に基づき、企業や地方公共団体等が作成する、生物多様性の維持・回復・創出に資する「活動実施計画」を国が認定し、当該計画の実施区域を「自然共生サイト※1」と呼びます。
自然共生サイトは、国立公園等の保護地域を除き、生物多様性保全に資する地域(OECM:Other Effective area-based Conservation Measures)として、国際データベースに登録されます。
千歳市の現状
環境省の生物多様性「見える化」マップ※2によると、本市に占める保護地域は38.8%であり、30by30※3で目指す保護面積(約17,800 ha※4)を上回っておりますが、近年の地球温暖化を起因とする気候変動の影響は、世界的に深刻な自然災害をもたらしており、生態系保全の重要性が一層高まっている状況を踏まえ、生物多様性の維持とともに、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進するため、保護エリアを拡大していく必要があると考えています。
なお、本市における自然共生サイトとして、北海道キッコーマン工場が自社敷地内の森林2.56ha※5が認定されています。
※3 2030年までに、 陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標のこと。国立公園などの保護地域の拡張と管理の質の向上だけでなく、保護地域以外で生物多様性保全に資する地域を自然共生サイトとして認定・管理することで達成していこうとするもの。
※4 千歳市の面積594.5Km2に0.3を乗じて算出した面積。
登録を目指すエリア
本市の貴重な水源を保全するための涵養となる次のエリアの登録を目指します。
- 内別川周辺エリア(第1種自然環境保全地区)
- 美々川周辺エリア(美々公園)
活動内容(案)
定期的なモニタリング、清掃活動、環境教育 など