空港の歴史ダイジェスト
千歳の地に、国内有数の拠点空港ができた背景には、当時の千歳村民の熱意から始まったさまざまなドラマがあります。「空港の歴史ダイジェスト」では、これまでの空港のはじまりから発展の軌跡を振り返ります。
第1回 空港のはじまり編
日本で初めて飛行機が飛んだのは、明治43年12月のこと。東京の陸軍代々木練兵場(現在の代々木公園)でフランス製、ドイツ製の飛行機2機が公式飛行に成功したことが、日本における航空史の始まりです。アメリカのライト兄弟が人類史上初の動力飛行に成功してから、およそ7年後のことでした。…続きを読む
第2回 航空基地誘致編
「北海」第一号の着陸から1年後の昭和2年8月、今度は北海タイムス機の「北斗」第五号が着陸し、千歳着陸場の名は次第に世間に広まっていきました。千歳村は、着陸場を永続的な飛行場として活用したいと考え、貴衆両院、各大臣などに対し飛行場設置の請願書を数回にわたって提出します。…続きを読む
次回予告
終戦後の日本。米軍に接収されていた千歳飛行場は日本国政府に返還され、自衛隊と民間の共用空港(千歳空港)として再出発することとなりました。
それから間もなく、国内では戦後復興の歩みとともに航空需要が急増し、やがて千歳空港における軍民分離の必要性が叫ばれるようになります。こうして持ち上がったのが民間専用の新たな千歳空港、すなわち新千歳空港の構想でした。
次回の「空港の歴史ダイジェスト」では、千歳飛行場から千歳空港へ、千歳空港から新千歳空港へと発展していく道のりを振り返ります。お楽しみに!
空港の歴史紙芝居
千歳の空港の起源となった出来事を子どもたちに分かり易く伝えていくために制作した紙芝居を紹介します。
ちとせくうこうのはじまり
YouTubeの千歳市の公式チャンネル「ソラタヨMOVIE」では、この紙芝居をもとに制作した動画「空港作ってみた!」を配信中です。
YouTube動画はこちら→【紙芝居読み聞かせ】ちとせくうこうのはじまり(令和4年6月24日配信)