犯罪被害者等への支援について
千歳市では、犯罪の被害を受けた方やそのご家族、ご遺族など犯罪被害者等のための相談や情報提供などの支援を行っているほか、国や北海道などでも様々な支援が行われています。不幸にも犯罪の被害にあわれたら、ひとりで悩みを抱えるのではなく、専門機関に相談しましょう。
千歳市の相談窓口
市民相談員
- 日常生活の困りごと、法律上の問題などについての相談
- 月曜日~金曜日(祝日を除く)9:00~17:00
- 連絡先:市民環境部市民生活課0123-24-0194(直通)
弁護士相談
- 法律上の相談
- 市民相談員に対し事前予約(相談内容の説明など)が必要です。
- 毎週金曜日(祝日を除く)13:00~15:00
- 1人当たり30分程度
- 無料
- 連絡先:市民環境部市民生活課0123-24-0194(直通)
女性相談員
- 女性が抱える心配ごとや悩み、男女関係のトラブル、DV、性暴力などの相談
- 月曜日~金曜日(祝日を除く)9:00~17:00
- 連絡先:市民環境部市民生活課0123-24-0559(直通)
消費生活相談員(消費生活センター)
- 悪徳商法など消費生活に関する契約トラブルの相談
- 千歳市消費生活センターとしてトラブルの解決に向けた助言や情報提供
- 月曜日~金曜日(祝日を除く)9:00~17:00
- 連絡先:千歳市消費生活センター(市民環境部市民生活課内)0123-24-0193(直通)
そのほかの相談窓口
- 千歳市では、上記のほか、相談内容に応じた相談窓口を設けています。
国や北海道の支援窓口
被害者支援員
法務省では、犯罪被害者の方々からの様々な相談への対応、法廷への案内・付添い、事件記録の閲覧、証拠品の返還などの各種手続きの手助けのほか、被害者の方の状況に応じて、精神面、生活面、経済面などの支援を行っている関係機関や団体を紹介するなどの支援を行っています。
- 被害者ホットライン専用:電話・FAX(共用)011-261-9370(札幌地方検察庁)
- 法務省「犯罪被害者の方々へ」
警察相談電話
警察では、犯罪被害者の方々が身体に危害が及んだ場合の病院の手配や付添い、各種支援制度の説明や関係機関の紹介、給付金の支給、医療費等の公費負担などの支援を行っています。
- 全国統一警察相談専用電話:#9110(24時間対応)
- 北海道警察本部警務課電話:011-251-0110(祝日を除く月曜日~金曜日)8:45~17:30
- 北海道警察「犯罪被害にあわれたかたへ」
性犯罪被害相談電話
警察では、性犯罪の被害を受けた方が相談しやすいよう専用の相談電話を設けています。
- 電話:#8103(ハートさん)24時間対応
北海道被害者相談室
北海道では、犯罪被害にあわれた方やそのご家族、ご遺族からの様々な相談に対応しています。
- 電話:011-232-8740(祝日を除く月曜日~金曜日)10:00~16:00
- FAX:011-211-8151
- 北海道「犯罪被害者等への支援に関する情報ページ」
- 北海道「犯罪被害者等への支援に関する情報ページ(相談窓口)」
性暴力被害者支援センター北海道(SACRACHさくらこ)
性暴力被害にあわれた方からの相談に女性相談員が相談対応するとともに、病院や弁護士の紹介、付添いや医療費などの支援を行っています。
- 電話:050-3786-0799または#8891(祝日を除く月曜日~金曜日)10:00~20:00
- メール:sacrach20191101@leaf.ocn.ne.jp
- 性暴力被害者支援センター北海道(SACRACHさくらこ)
その他の相談窓口
札幌弁護士会
公益社団法人全国被害者支援ネットワーク
公益社団法人北海道家庭生活総合カウンセリングセンター
犯罪被害者等の置かれた状況
犯罪被害者等の抱える様々な困難は、いまだ多くの人に十分に理解されているとは言えない状況にあります。犯罪被害者等が直面する困難を正しく理解しましょう。
直接的被害
犯罪被害者等は、犯罪等(犯罪及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす行為)により、生命を奪われる(家族を失う)、身体を傷つけられる、金銭など財産を奪われるといった生命、身体、財産上の直接的な被害を受けます。
犯罪被害後に生じる様々な問題
犯罪被害者等は被害後にも様々な問題に悩まされます。これらは二次的被害といわれ、例えば、心身の不調(精神的ショックを受けたり、身体の具合が悪くなる、現実として受け止められない)、生活上の問題(医療費の負担や働けなくなることにより経済的に苦しくなる、精神的ショックにおける生計維持者の就業困難による経済的な困窮)、周囲の人の言動による傷つき(中傷や興味本位の質問、近隣の無責任なうわさ話やマスコミの取材、報道などによるストレス)、加害者からの更なる被害(加害者からの報復など危害への不安や恐怖、加害者やその家族からの不誠実な言動)、捜査・裁判に伴う様々な問題(捜査や裁判等の過程における精神的・時間的負担、事件に関する情報が十分に提供されないこと)などがあります。