○横田市長から市民に向けた新年のあいさつ(令和6年1月1日)
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
令和6年の輝かしい新春を迎えられましたことを、心からお慶び申し上げます。
あらためまして、令和5年(昨年)4月27日から、第7代千歳市長として市政を担わせていただいております「横田」でございます。
9万8千市民の皆様に、安全安心な暮らしと、活気あふれるまちを実感していただけるよう、市長としてまちづくりの舵取りを担い、現場重視の姿勢で、全身全霊、責務を全うしてまいります。
さて、昨年を振り返りますと、2月に「ラピダス社」の本市への立地が決まり、国を挙げてのプロジェクトがスタートするという、今後のまちの発展に大きな期待をもたらす出来事がありました。
5月には、コロナの感染法上の位置づけが5類へ移行し、社会全体がアフターコロナへシフトしました。
本市においても、8月の「道の駅サーモンパーク千歳」のグランドオープンをはじめ、久しぶりに人数制限等のないイベントや祭りなどが開催されました。
新千歳空港においても、航空需要が着実に回復しており、市内観光地やまちの賑わいを取り戻す年でありましたが、本年も、市民の皆様が安全安心に暮らせるよう、さまざまな課題の解決に向け、果敢に挑戦してまいります。
まずは、「次世代半導体の国産化を目指した国家プロジェクト」への取り組みであります。
このたびの「ラピダス社」の本市への立地は、まちづくりの大きな転換点となる出来事であります。
今後、地域経済の活性化、人材育成と雇用機会の拡大、人口増など、さまざまな分野への波及効果が期待されるところでありますことから、市としても、インフラ整備など関連する事業を、スピード感をもって取り組んでまいります。
市民生活の安全安心と、活力あるまちづくりに向けた取り組みにつきましても、積極的に進めてまいります。
物価高騰に対する市民の皆様への支援策といたしましては、「市民応援商品券2024」の配布を予定しております。
また、記録的な猛暑への対策として、各施設へのエアコンの設置を順次進めてまいります。
活力あるまちづくりに向けた取り組みとしては、本市の発展の原点とも言える新千歳空港が、令和8年に100年の節目を迎えることから、この節目を、次の世代につなげ、記憶に残る年となるよう、具体的な取り組みを進めてまいります。
まちの賑わい創出に向けては、「ちとせ未来ビジョン」の具現化に向けた検討を進めるとともに、グリーンベルト周辺地域のエリアマネジメントを推進するなど、
様々な課題に対し、柔軟に対応してまいります。
市長に就任して、初めての新年を迎えましたが、新たな一年へ向け、私の想いを、市民の皆様や事業者の皆様と共有し、協働してまちの発展を目指してまいりたいと考え、一年間の目標を漢字に込めた、「一年一字」を選びました。
今年は「動」(どう、うごく)であります。
ラピダス社の立地により、まちの大きな転換期を迎えておりますが、この機を、市民、事業者、行政がそれぞれの役割を担いながら「動き」、さまざまな課題に取り組んでいきたいと思っております。
そして、市民の皆様にとりまして「住んでよかった」「住み続けたい」と感じていただくまちづくりを進めていく所存であります。
本年も皆さまにとりまして、幸多い素晴らしい一年となりますことを心から祈念申し上げます。
千歳市長 横田 隆一
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