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平成21年4月号

千歳市における自衛隊の体制維持を求める総決起大会

4月24日(金曜日)
   今年末に予定される国の「防衛計画の大綱見直し」と「次期中期防衛力整備計画策定」を控える中、市民文化センター・大ホールにほぼ満員となる約1,200人の市民が集結して「千歳市における自衛隊の体制維持を求める総決起大会」を開催しました。
   北海道の自衛隊をめぐっては、既に平成16年策定の現大綱等に基づき着々と部隊縮小・隊員削減が進められています。特に、50年余にわたり自衛隊と共存共栄し、隊員・家族・OBの方たちが人口の約3割を占める本市にとって、これ以上の削減は、災害対応、消費経済、地域活動などに多大な支障を来たし、まちづくりの根幹を揺るがす重大な問題です。
   このようなことから、道民、千歳市民の切実な思いを国に伝えるためこれまで署名活動を積極的に行っており、今月19日からは市内商業施設前や自衛隊駐屯・基地前に出向きこの問題の市民生活に与える影響を訴え署名の協力をお願いしてきたところです。
   総決起大会には、来賓として前内閣官房長官町村信孝衆議院議員と伊達忠一参議院議員が東京から駆けつけていただき、国政において基盤的防衛力の観点から北海道の自衛隊体制維持に取り組んでいることなどを市民に紹介していただき、大変心強く感じたところです。大会の最後には、霍田市議会議長が決議文を読み上げ、場内の盛大な拍手をもってこれを確認し、参加者全員によるシュプレヒコールで運動の機運を盛り上げました。
   この後も北海道における自衛隊体制の維持に向け、積極的に活動を展開してまいります。
タスキと鉢巻姿で会場を埋めつくす市民    ステージのようす
期成会会長(山口市長)あいさつ    前内閣官房長官町村信孝衆議院議員による基調講演
伊達忠一参議院議員によるあいさつ    霍田市議会議長によるシュプレヒコール
会場内も拳を突き上げシュプレヒコール    期成会副会長(千歳商工会議所廣重孝徳会頭)による閉会の辞  

 

 

「安全保障と防衛力に関する懇談会」で意見陳述!

4月9日(木曜日)
   国が平成16年に制定した「平成17年度以降の防衛計画の大綱」を本年末までに見直すため内閣総理大臣が設置し、大学教授などの有識者で構成する「安全保障と防衛力に関する懇談会」の第7回懇談会が首相官邸で開催され、私は、全国の自衛隊駐屯地・基地を有する地方自治体首長の代表として招致され、意見陳述しました。
   北海道の陸上自衛隊は、この「防衛計画の大綱」に基づき、部隊の縮小・隊員の削減が急速に進められています。このことに強い危機感を覚え、北海道をはじめ全道180市町村はこの4年間、一体となって各地で自衛隊の体制維持を求める運動を活発に行ってきたところです。
   この日、私は、「我が国の防衛に果たす北海道の特性とその実態」、「北海道からの要望と提言」の2点について、委員の皆さんに北海道における実情を理解していただけるよう説明しました。この中で、北海道の自治体は、これまで半世紀にわたり自衛隊の駐屯地や基地等を受け入れ、自衛隊にとって最も必要不可欠な演習場を提供してきたこと、一方、自衛隊からは、災害支援、隊員の地域活動などで、まちづくりを支援していただいていることなど、自衛隊と共存共栄してきた北海道の歴史を述べるとともに、本道ならではの優れた部隊錬成環境を活用し今後は北海道を「キー・ステーション」として国土防衛はもとより世界に貢献する自衛隊を編成していただきたいと提案しました。
   そして最後に、道民は「これ以上の縮小・削減は地域崩壊につながるという強い危機感を抱いている」ことを強く訴えてまいりました。
   委員の方々には、私達北海道の自治体の実情や提言などについて一定のご理解をいただけたのではないかと受け止めています。
   今月16日には、「自民党国防部会の防衛政策検討小委員会」に招致されていますので、この席においても北海道における自衛隊の存在意義を陳述してまいります。
懇談会場のようす(首相官邸)  懇談会場のようす(首相官邸)
政府側からの説明を聞く山口市長  駐屯地・基地を有する地方自治体を代表し意見陳述する山口市長
防衛省からの説明を聞く山口市長  懇談会場の全景

 

 

「千歳ウェルカム花ロード」実行委員会設立へ

4月8日(水曜日)
   平成15年に千歳青年会議所の発案でスタートした新千歳空港周辺の道路を花で飾る「千歳ウェルカム花ロード」が、今年から市民が参加しやすい実行委員会形式に移行することとなり、この日は、千歳青年会議所理事長の高木さんと役員の佐藤さんが、これまでの経緯や今後の活動などについて報告に来てくださいました。
   北海道を訪れる人の多くは、新千歳空港に降り立ち、そこで見た景色・第一印象が北海道に対する評価につながります。これまで、北海道開発局や札幌土木現業所が主体となって活動を支えていただいていますが、今後は「市民協働」による活動を一層推進していこうという趣旨で実行委員会を設立するということです。
   昨年の「G8北海道洞爺湖サミット」と「J8(ジュニア・エイト)サミット2008千歳支笏湖」の開催に当たっては、空港周辺はもとより、市内各所において自主的な花植え活動が行われ、空港のまちの市民として来訪者に対するおもてなしの心が醸成されました。
 このたびの体制の移行が、まちづくりへの市民参加の機会拡充につながっていくことを期待しています。
   今年は6月3日に実施予定ということですので、多くの市民の皆さんに参加いただき、楽しい花植え活動となることを楽しみにしています。
報告に来ていただいたJC千歳の高木理事長と役員の佐藤さん    懇談のようす
フラワーポットを持って理事長と記念撮影    フラワーポットを持って高木理事長と記念撮影

 

平成21年度千歳市クマ防除隊委嘱状交付式

4月7日(火曜日)
   平成21年度千歳市クマ防除隊委嘱状交付式を市役所議会棟で行いました。
   この日は、北海道猟友会千歳支部から推薦をいただいた20名のうち19名の方々に出席いただき、隊員として今後3年間の任期を委嘱しました。
   クマ防除隊の仕事は、ヒグマの目撃情報を受けて現場に出動し、現地調査やヒグマの駆除、または山に追い返すなどの措置を講じることにより、市民の安全確保や農作物被害の防止を図るというものです。
   隊員の皆さんには、それぞれ職業を持ちながら、通報のたびに仕事を中断して現場へ急行し、危険を伴う活動に当たっていただいているところであり、心から敬意を表するところです。   今後も市民の安全安心確保のため、ご精励いただきますようお願いいたします。
   また、この席上において、30年間にわたりご活躍いただいた前隊長の多田澄夫さんに感謝状を贈呈し、永年にわたる献身的な活動に感謝の意を表しました。

会場のようす    お一人おひとりに委嘱状を交付しました。

永年にわたる献身的な活動に対し感謝状を贈呈しました。    隊員の皆さんにごあいさつを述べました。

 

新規採用職員辞令交付式

4月1日(水曜日)
   いよいよ平成21年度がスタートしました。
   今年度最初の行事は、平成21年4月1日付新規採用職員の辞令交付式です。
   この日は、採用試験の難関を突破した新卒11人、社会人枠6人の計17人が出席し、私から一人ひとり辞令書を手渡しました。新規採用職員には、千歳市職員としての第一歩を踏み出した今日の緊張感と感激を忘れず、全体の奉仕者であるという強い使命感をもって、自らの能力や情熱を遺憾なく発揮し、市民生活の向上のために仕事に励んでいただきたいこと、そして自らも地域の一員として市民協働によるまちづくりの担い手となることを期待しています。
辞令交付会場のようす    一人ひとりに辞令を交付しました
宣誓書を読み上げる新規採用の代表職員    新規採用職員にあいさつを述べました
 

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