平成20年12月号

12月29日（月曜日）

   高台町内会こども会の６年生４人が、前日の餅つき大会でついた鏡餅を持って来てくれました。全部で米20キログラム・20臼ついたそうですが、町内会の大人の役員の皆さんは少しお疲れのようすです。
   会話のなかで子どもたちから「市長として大変なことは何ですか」という質問を受けましたが、私は「市民すべての願いを叶えられないことが大変」と答え、そして「学校でも同じことがあると思いますが、市としてやりたいことがあって説明をしたときに、賛成する人も、反対する人もいます。よく説明をして理解をしていただくことが大切です。千歳市は裕福ではありませんが貧乏ではありません。そうしたことから大方の市民の希望は叶えられていると思っています。」このようなお話しをしました。
   いただいた鏡餅はさっそく市役所内にお供えさせていただきました。ありがとうございました。

  

  

12月22日（月曜日）

   自衛隊体制維持を求める要望などに伴い上京した際、明年１月30日に離任されることとなったオーゲ・B・グルットレ駐日ノルウェー王国全権大使を訪ねました。

   訪問の趣旨は、大使のこれまでの千歳市に対するご厚情に感謝とお礼を申し上げるとともに、本市の友好親善都市であるノルウェー王国コングスベル市との交流促進や本市の冬のスポーツイベント「ホルメンコーレンマーチ」への参加など、引き続き協力・支援をお願いするというものです。

   大使は、2004年の就任以来、千歳市においてホルメンコーレンマーチや氷濤まつりへの参加、アイスコンサートの開催などを通じ、本市とノルウェーとのスポーツ交流や文化交流などに多大な功績を残されました。

   帰国後は、ノルウェー王国の王宮長官という重要な役職（日本では宮内庁長官と侍従長を併せたような役職）に就任されるということでありますが、くれぐれもご健康に留意され、より一層ご活躍されることを祈念しております。そして、日本、とりわけ千歳市で見聞されたことを広く母国で紹介していただけるならば幸いです。

  

  

12月6日（火曜日）

  千歳市内で最も長い歴史をもつ千歳小学校が、今年開校１３０年を迎えました。
  この日は、児童、保護者、教職員、卒業生など約４００人が同校講堂に集い記念式典を行い節目の年をお祝いしました。
   私は来賓としての出席でしたが、私自身本校のＯＢであり、昔の学校の様子を紹介するスライドを見て、在校当時の記憶が甦り感慨ひとしおでした。
   私は、挨拶の機会をいただいたなかで、子どもたちに現在の千歳の一番を紹介しました。一つは新千歳・羽田間の航空便乗降客数が単一路線で世界一であること、二つは支笏湖の水質が日本一であること、そして三つは市民の平均年齢が39.4歳で全道一若いまちであることです。子どもたちには、こうした先輩たちの営みによって築きあげられたふるさと千歳の特性を誇りとし、千歳の未来創造を担い、日々たくましく成長していくことを楽しみにしています。

  

  

 12月2日（火曜日）

   12月2日、千歳臨空工業団地に立地した（株）トヨタユーゼックのＴＡＡ北海道会場を訪問しました。敷地面積は約1万3千2百坪、1,300台を出品できるオークション会場で、毎週火曜日に中古自動車のせりを行っています。コンピュータ端末で、実際にせりを行う様子を見学しましたが、そのスピードに圧倒されました。とても広く、きれいな施設ですので、多くの皆さんに利用され、ますます発展されることを期待しています。