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平成20年6月号

ねんりんピック北海道・札幌2009千歳市実行委員会

6月30日(月曜日)
   60歳以上の高齢者を中心とするスポーツと文化、健康と福祉の祭典である「第22回全国健康福祉祭・ねんりんピック」が、全国から約1万人の選手をお迎えして来年9月に北海道で開催されることとなり、千歳市は、ボウリング交流大会の開催地に決定しています。
   この日は、総合福祉センター4階講堂において、開催地としての受け入れに万全を期すため、市関係者をはじめ経済、福祉、教育、スポーツなど関係団体から36名が出席し、千歳市実行委員会設立総会と第1回総会を開催しました。
   私は、この実行委員会の会長を務めることとなりましたが、我が国の高齢化が急速に進行するなか、このようなイベント開催が高齢者の生きがいづくりや介護予防などに大変寄与していると伺っております。市民の皆さんとともに「あったかみのあるまち千歳」として全国各地からお越しになる選手の皆さんを温かくお迎えし、思い出深い大会となるよう万全の準備を進めていきたいと思いますのでご支援をよろしくお願いいたします。
会場のようす      設立総会で挨拶を述べる山口市長

 

 

屋内外でさまざまな行事がありました

6月22日(日曜日)
   青天の日曜日、朝から4つの行事に出席しました。
   最初に向かった先は、「第17回水と緑を歩こう会」の開会式です。この行事は、本市の健康づくり事業の一環として毎年行っているもので、開会式会場の青葉陸上競技場には約250人のウォーキング愛好家の皆さんが集まり、青葉公園内1km、3km、5kmの3コースと、支笏湖までの25kmコースに別れ、自然を満喫しながら爽やかな汗を流しました。
   私も、ウォーキングをこよなく愛する一人であり、この日の参加をとても楽しみにしていたのですが、この後に他の公務への出席予定が入っているため、それはかないませんでした。そこで、開会式ではお礼と激励のご挨拶を述べ、さらに私の分まで楽しく歩いていただけるようお願いをしました。そして、元気にスタートする参加者の皆さんを見送った後、会場を後にしました。
大勢の参加をいただきました    ご挨拶を述べる市長
ルール説明の様子    スタートする皆さんを見送りました
    次の行事は、男女共同参画月間事業講演会です。
   今年は精神科医・立教大学現代心理学部教授である香山リカさんを講師にお招きし「現代に生きる女(ひと)と男(ひと)」をテーマに講演をいただきました。会場である市民文化センター中ホールは満席となる盛況ぶりでした。私は開演前に香山さんをお出迎えし少しの間懇談する機会をいただきましたが、豊富な医学知識とそのソフトな語り口から、世代を超えた多くの人々に支持されている理由がよくわかりました。
   来年も市民の皆さんに、満足いただける講演の企画をしていきたいと思います。
懇談のようす    香山さんを囲んで記念撮影
   次の行事は、この4月から市立保育所の民営化第1号として開園した「千歳春日保育園」の開園祝賀会です。この日は関係者約100名が出席し、開園をお祝いしました。
  
運営主体である白老日章学園によって建て替えられた園舎は、明るく広々とした環境に生まれ変わり、こうした環境の中で、乳児保育の実施や子育て支援室の設置など特色のある保育事業が既に展開されています。今後も、市全体の子育て支援施策の充実に向け、市立保育所との連携を図るとともに、民間ならではの自由な発想やきめ細かなサービスを展開されることを期待しています。そして次代を担う「ちとせっこ子」たちが、心身ともに健やかに成長していけるようご尽力いただきますようお願いいたします。
開園をお祝いしご挨拶しました    運営主体である白老日章学園浅利理事長によるご挨拶
斉藤園長によるご挨拶    保育士によるハンドベル演奏 
   本日最後の行事は、「花の地上絵完成セレモニー」です。
   これは、「G8北海道洞爺湖サミット」と「J8(ジュニア・エイトサミット)2008千歳支笏湖」の開催を目前に控え、新千歳空港に降り立つ来訪者への歓迎の意と両サミットの成功を祈念して、空港近接地に縦横100メートルの巨大な花の地上絵を作ろうと市民主体の実行委員会が企画し作業を進めていたものです。
   この日は、関係者やボランティアの皆さんのほか、来賓として高橋北海道知事をお迎えして作品の完成をお祝いしました。
   来訪者のまちに対する評価は、第一印象が大切です。この手造りの巨大な花の地上絵は、必ずや大きなインパクトを与えることと思います。また、このような活動は市民協働の取り組みそのものであり、サミットイヤーの本年を市民協働定着年と銘打った私としては大きな喜びであります。
   さて、いよいよサミット本番が近づいてきました。全市を挙げての準備も大詰めを迎えています。この千載一遇の機会を最大限に活かし千歳を世界に発信するとともに、サミットの成功に向けてみんなで頑張りましょう。
花で形取られたG8の文字    花で形取られたJ8の文字
花で形取られた北海道地図と洞爺湖・支笏湖(ツインレイク)    ご挨拶する市長、高橋北海道知事、入江レラ総支配人
千歳地上絵プロジェクト実行委員会藤本委員長によるご挨拶    皆さんで記念撮影

 

 

千歳市出身の小川真以さんがネパールへ

6月20日(金曜日)
   JICA青年海外協力隊平成20年度1次隊として2年間ネパールに派遣される千歳市出身の小川真以さんが出発前のご挨拶に来てくださいました。
   小川さんは、学生時代から海外ボランティア活動に関心を持っていたそうで、このたびの海外協力派遣は会社を退職してでも実現しようと、強い決意をもって応募されたとのことです。派遣先のネパールではキルティプール市の市役所に配属され、ごみの減量など環境行政の取り組みを支援することになっています。
   同行されたJICA札幌所長の筧さんからは、「現在千歳市出身の隊員4名が派遣されており、このたびの小川さんの派遣で5人目。空港所在地という地域性から海外に関心のある若者が多いのではないか」とのお話がありました。
   本市では、間もなく「J8(ジュニア・エイト)サミット2008千歳支笏湖」が開幕し、世界15か国から若者が集い地球環境・貧困などについて議論することになっています。
   このことが契機となって、「ちとせっ子」たちの中から世界情勢に興味を持ち、国際貢献できる人材が育っていくことを期待しています。
   小川さんには、まずは健康を第一に考え、その上で一歩一歩着実に活動を展開していただければと思っています。帰国後の報告を楽しみにしています。
笑顔で抱負を語る小川さんと筧所長    市長と記念撮影

 

 

生け花を観賞しました

6月7日(土曜日)
   市内ホテルロビーで開かれていた「草月流千篁会10周年いけばな展~初夏のいろどり~」を拝見させていただきました。
   千篁会(せんこうかい)は、千歳市在住の生け花の先生たちによって平成10年に発会、現在50名の会員が草月流北海道支部の構成団体として、指導者の育成や地域への参加など活動の場を広げられており、このたびめでたく10周年を迎えられました。
   私は、生け花についての詳しい知識を持ち合わせておりませんが、会員の皆さんが一本一本心を込めて花を生け、創り上げた作品を観たとき、純粋にその美しさに感動し、また心が和みました。生け花は日本の伝統文化です。これからも生け花を通じて市民に心の安らぎを提供いただくとともに、地域との交流の輪を広げながら歴史を積み重ね、その素晴らしい技法を次世代へと伝承していただきたいと思います。
受付では笑顔で迎えていただきました     作品についての説明をいただきました
美しさもさることながらその大きさにも感動です    千篁会の皆さんと記念撮影
 
 

 

 

千歳科学技術大学創立10周年記念式典

6月6日(金曜日)
    千歳科学技術大学の創立10周年記念式典が、関係者や来賓約300名の出席のもと、同大学講堂で開催され、私は、地元市長として市民を代表してお祝いのことばを述べさせていただきました。
    
同大学は、21世紀の先端科学分野である「光科学技術」に重点を置く理工系単科大学として平成10年4月に公設民営方式により創立しました。開学以来「就職に強い大学」として毎年90%を超える就職率を誇っており、国内大手メーカーに就職した卒業生も数多くいます。
   このことは、産業界が求める高度な専門知識や優れた人格を有する人材を輩出している証であり、改めて歴代理事長、学長をはじめ大学教職員の皆さまの教育に注ぐ情熱に敬意を表するところです。
   これからも、優秀な人材の輩出はもとより、地域での教育プログラムの実践や市民公開講座などを通じて培ってきた地域社会との絆をさらに深め、本市まちづくりにご協力いただけることを期待しています。
約300名の方々が式典に出席されました    式典で祝辞を述べました
祝賀会では創立にご尽力された名誉市民前千歳市長の東川孝さんからご挨拶がありました    祝賀会では弦楽四重奏が披露されました

 

 

28回千歳JAL国際マラソン

6月1日(日曜日)
   新緑の季節を迎えた6月初日、今年も千歳市青葉公園に全国各地から多くのランナーをお迎えし、第28回千歳JAL国際マラソンが開催されました。
  
今年は、過去最高の9,911人の出場申込みがありましたが、当日はあいにくの雨天で気温も10℃を切るなど、選手にとって厳しいコンディションとなったこともあって、8,593人の出場にとどまりました。しかしながら、出場した選手の皆さんは各種目において、それぞれの目標に向かって思い思いのペースでゴールを目指しました。
  
私は、フルマラソンのスターターを務めましたが、選手たちの熱気でしばし寒さを忘れ、選手達の力走ぶりを見守りました。
   今年は、北京オリンピックが開催されますが、特にマラソン競技での日本選手の活躍が大いに期待されているところです。このことがマラソン人気の高まりにつながり、来年以降も多くのランナーがこの大会に集い、レースはもとより本市の豊かな自然や街並み、市民とのふれあいなど、参加した選手一人ひとりの思い出として心に刻まれることを期待しています。
   選手の皆さん、大会関係者の皆さん、大変お疲れ様でした。来年もまた青葉公園でお会いしましょう。
スタート地点では陸上自衛隊第7音楽隊の演奏があり大会ムードが盛り上がりました。    フルマラソンは私の号砲でスタートしました
一斉にスタートする選手たち    本部テントでは大会マスコット「ラン坊・ラン子」、スカイレディー千歳、JALキャビンアテンダントの皆さんが選手を応援
国内トップランナーと歓談(向かって右側:2007名古屋国際女子マラソン優勝者  橋本康子さん)    7月開催の「J8サミット2008千歳支笏湖」をTシャツでPRするスタッフの皆さん

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