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平成20年5月号

「ちとせっ子未来フォーラム」開催!

5月28日(水曜日)
   市制施行50周年とJ8サミット開催を記念する「ちとせっ子未来フォーラム」を28日、青葉陸上競技場に作家のCWニコルさんをお招きして、市内小中学生や保護者、市民など約4,000名の参加のもと開催しました。
   青天となったこの日は、G8・J8サミットの共通テーマである「地球環境」について、STVアナウンサー明石英一郎さんの軽快な司会進行のもと、市内小中学校児童・生徒の代表25名が競技場フィールド内に設置したステージにニコルさんを囲み講演を聞き、環境問題に対する意見や学校での環境に配慮した取組みなどを発表した後、未来の地球環境について活発に話し合いました。
   環境というキーワードで市民、学校、児童生徒などが一堂に会し考えることは、未来社会への架け橋となるとても有意義な機会であったと思います。
   7月には、第2弾として「世界にとどけ  ちとせっ子からの環境メッセージ」と題して、「ちとせっ子未来フォーラム」で出された意見を市内中学生が市議会議場において日本語と英語で発表し、その様子をインターネットを通じて世界に発信することを予定しています。
   環境意識とツインレイクサミットの開催機運が一段と高まってきたことをとてもうれしく思っています。
 ニコルさんと青葉公園内を歩いてフォーラム会場へ移動    会場には小中学生を中心に多くの人たちが詰めかけました。
ご挨拶する山口市長    子どもたちを前に地球環境について講演するニコルさん
ニコルさんの話を真剣に聞き入る各校代表のこどもたち    趣向を凝らして環境について発表する子どもたち
司会進行する明石アナウンサー    会場を盛り上げた打楽器演奏グループ「N,DANA(ンダナ)」の皆さん

 

 

新千歳空港国際線ターミナルビル新築工事起工式

5月24日(土曜日)
   アジア圏を中心とする観光客の増加に対応するため建設準備が進められていた「新千歳空港国際線ターミナルビル」の新築工事起工式が、施主である北海道空港(株)をはじめ、国会議員、北海道副知事、国土交通省など関係者120名の列席のもと行われました。
   国際線ターミナルビルは、北海道の国際化推進や経済発展を牽引する待望の施設であり、平成22年3月の供用開始を今から大変待ち遠しく感じています。
   工事関係者の皆さんには、くれぐれも安全に留意いただき、順調に建設工事が進捗することをお祈りいたします。
起工式場のようす    起工式場のようす
地鎮の儀を行う施主の北海道空港(株)岡社長    施主の北海道空港(株)岡社長
 

 

北海道洞爺湖サミット懇話会

5月19日(木曜日)
   今年7月の「北海道洞爺湖サミット」開催を間近に控え、札幌市内のホテルに国や北海道、関係機関の代表者を一堂に会して「北海道洞爺湖(G8)サミット懇話会」が開催され、私はG8各国首脳並びに関係者が降り立つ新千歳空港の所在地の市長として出席しました。
   懇話会では、高橋はるみ北海道知事からサミット開催地の代表としてご挨拶があり、サミットを主催する外務省からは会議日程やテーマについて、警察庁・道警、海上保安庁からは警備体制などについてそれぞれ報告がありました。また、サミット道民会議のほか関係自治体からはサミットを盛り上げる様々な取り組みが紹介されました。
   私は、発言の機会をいただいた中で、G8の関連行事である「J8(ジュニア・エイト)サミット2008千歳支笏湖」の開催を支援する決意の一端を述べさせていただきました。
   このたびの懇話会で、本番に向けた各方面の取り組み状況が明らかになってきました。
   本市においても、G8とJ8「ツインレイクサミット」開催の機運をさらに高め、市制施行50周年の節目を飾る一大国際イベントを、成功裡に終了できるよう、全市を挙げて万全の準備を進めてまいります。
サミット懇話会会場のようす    サミット懇話会会場のようす
高橋北海道知事からのご挨拶    サミットへの取り組み発表する山口市長
 

 

中国長春市からの農業研修生が帰国 

5月14日(水曜日)
   本市の友好親善交流都市である長春市から農業研修生として千歳市内の酪農家で3年間にわたる農業研修期間を終え、このたび帰国されるテイ・ソウリンさん(21)、スン・ケイエイさん(25)、ケイ・レンコウさん(21)のお三方が出発前のご挨拶に来てくれました。
   3年間の研修を通じて、日本の農業技術の習得はもとより、受入農家のご家族との触れ合いを通じて、日本の文化や習慣を学ぶなど、とても貴重な経験をされたことと思います。
   本年10月末には、市制施行50周年を記念する市民交流事業として、千歳市民による長春市訪問が予定されており、私も参加を予定していますので、再びお三方にお会いして近況報告などを聞ければ大変嬉しいことです。3年間の研修で習得した農業技術を中国で生かしていただくとともに、千歳で見聞したことをふるさとの皆さんに伝えていただくことにより、両市の交流の絆がますます深まっていくことを期待しています。
農業研修生にごあいさつ    市長室での懇談のようす
市長室での懇談のようす    市長室での懇談のようす

 

 

 

第48回皇室へのすずらん献上

5月12日(月曜日)~13日(火曜日)
   昭和36年5月24日、昭和天皇を千歳市支笏湖畔モラップにお迎えして挙行された「植樹祭」を記念し毎年この時期に行っている「皇室へのすずらん献上」も、今回で48回目を迎えました。
   献上に先立ち12日には、新千歳空港ターミナルビル内において、空輸をお願いする全日空の水町千歳空港支店長とグランドスタッフの佐々木さんと吉田さんにすずらんの鉢植えを手渡す出発セレモニーを行いました。
   翌13日の10時からは、皇居内(宮内庁)と赤坂御用地内を訪問し、天皇陛下、皇太子殿下、秋篠宮殿下、常陸宮殿下に持参したすずらんをお届けいただくようお願いしてまいりました。
   昨年6月に、苫小牧市で開催された「第48回全国植樹祭」の際には、天皇陛下から「すずらん献上」に対するお礼のお言葉をいただいたところでありますが、今回も皇室の侍従の方から「毎年楽しみにされている」とのお話をいただけたことは、大変光栄で嬉く思います。
   特に、常陸宮殿下邸の庭先に千歳産のすずらんが移植され咲いている光景を見せていただいた際には、大変感動しました。今年もまた皇室の皆様に北海道の春の訪れを感じて頂けることをとても楽しみにしています。
新千歳空港でANA水町支店長、同グランドスタッフ佐々木さん、吉田さんと出発セレモニーの記念撮影    テレビ局の取材を受けました。
宮内庁にお届けしたすずらん    羽毛田宮内庁長官に献上をお願いしました。
坂根東宮侍従に皇太子殿下への献上をお願いしました。    常陸宮殿下邸の庭先で千歳産のすずらんを見せていただきました。
 

 

北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会による要望活動

5月7日(水曜日)~9日(金曜日)
   「自衛隊駐屯地等と道内自治体が連携を図り共に発展するための方策を検討することなど」を目的に平成17年2月に設立し、現在北海道と道内180市町村すべてが加入する「北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会(略称:駐屯地連協)」による今年度の活動を行いました。
  
近年の自衛隊を取り巻く環境は大変厳しく、道内でも急速な部隊の削減が行われているところであり、これが仮に自衛隊定数の大幅な削減や駐屯地・基地等の廃止として実施された場合には、北の守りはもちろんのこと、広大な北海道の災害への対応に多大な支障が生じるほか、地域経済の破綻、まちづくりの根底が覆されるなど、地域の死活問題となります。
    このようなことから、私は駐屯地連協の会長として、7日の滝川市内での役員会・総会の開催を皮切りに、8日から9日にかけては札幌市内の北部方面総監部、東京都内の国会議員・防衛省・財務省を役員の皆さんとともに訪問し「北海道の防衛体制の確保にかかる要望活動」を精力的に行ってまいりました。
    今後も、北海道における自衛隊存在の必要性を道民の切実な声として、中央に届けてまいります。
総会で議長を務める市長    北部方面総監部に要望内容を説明する山口市長
国会議員要望で「ひげの隊長」こと佐藤正久参議院議員に要望書を提出    国会内の一室で町村内閣官房長官に要望
防衛省で折木陸幕長に要望書を手交    財務省で要望活動(大臣室前)
 

 

52回太宰府天満宮すずらん奉納セレモニー

5月7日(水曜日)
   花を通じた北と南の交流行事として毎年この時期に実施している「福岡県太宰府天満宮へのすずらん奉納」に当たっての出発セレモニーを7日、新千歳空港ターミナルビル内の日本航空千歳空港支店応接室で行いました。
   今回で52回目を迎えたこの交流は、昭和32年の日本航空の千歳-福岡線の就航を記念して始まったもので、太宰府天満宮からは毎年1月に「梅の親善使節団」の皆さんが来千され梅の鉢植えを届けていただいています。この日は、空輸をお願いする日本航空の中原支店長とグランドスタッフの西谷さんに千歳産「ドイツすずらん」の鉢植えと太宰府天満の西高辻宮司に宛てた私からのメッセージを託しました。
  
待ち遠しかった北海道の春の訪れの喜びを、太宰府の皆さんにもすずらんの香りから感じとっていただければと思います。
すずらんの奉納をJAL中原支店長と西谷さんにお願いしました。    大宰府天満宮の西高辻宮司宛てメッセージを託しました。
 

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