空港開港79年「献花式」
10月20日(木曜日)
毎年恒例の空港開港献花式が行われました。
10月22日は、大正15年に千歳に初めて飛行機が舞い降りた記念すべき日であり、かつて千歳村民が小樽新聞社の「北海」第1号機着陸のために無償の汗を流し、今の新千歳空港の起源ともいえる1本の滑走路を築きあげたご労苦を偲ぶ日です。
この日は、天候にも恵まれ多くの皆さんと共に先人の偉業と功績に対して感謝の意を表しました。
「鍬振う 村人の夢 ここに舞う」
千歳市の歴史を顧みるとき、空港が市の発展の中心的役割を担ってきており、私たちは、当時の村民が未来の夢を大空に託し、後生に大きな財産として残していただいたことを忘れてはなりません。
この先人の偉業をさらに広め伝承することが私たちの使命であり、このことを深く認識しながら、空港のまち千歳の新たな方向性や取り組みを考えていきたいと思います。
今年は空港開港79年です
パキスタン大地震国際緊急援助隊編成完結式
10月14日(金曜日)
先日、発生しましたパキスタンの大地震により、数万人の死者や負傷者が出ている状況です。
今、世界各国が救援活動を行うため動き始めていますが、我が国も北部方面 から国際緊急援助隊が派遣されることになりました。
さっそく、東千歳駐屯地で編成完成式が行われ、隊員や隊友会の皆さんと一緒に見送りをさせていただきました。
極めて過酷な環境の中、ヘリコプターを使って救援物資の輸送を行うという重要な任務のため、約130名の隊員の皆さんが千歳を飛び立ちました。
自然災害支援は、昨年の12月のスマトラ沖地震以来となりますが、このような国際貢献は、近年急増しており、自衛隊の新たな役割として国民の理解を得るものだと思います。
派遣された隊員の皆さんの任務の完遂と無事の帰国をお祈りいたしております。
バスで駐屯地を出る隊員を見送りました
千歳市の教育を考える市民会議の設置
10月13日(木曜日)
「千歳の特性を生かした新たな教育のあり方」
これが、私の求めている教育施策です。
私は、これからのまちづくりは市民協働が基本であることを就任以来話し続けていますが、あらゆる分野で市民協働が実践されることが大切であり、教育という今まで、国の教育方針に左右されることの多い分野においても、市民力を生かしながら、千歳の優れた特性・優位 性を生かしながら、特徴あるものが出来ないか、常に考えていました。
今回の市民会議では、あくまでも千歳らしい教育を市民の視線で検討していただき、従来の行政の関与や指導がない自由な観点で思いっきり議論してほしいと思います。
私は出前講座で「十色の顔を持つまち千歳」と国の三位一体改革による自治体の財政健全化の話などをさせていただきましたが、これからの議論の一つの材料にしてもらればと思います。
今、本当に大切なことは、未来の千歳を担う人材の育成です。
義務教育から独自に熱心に専門的に行われている自治体には、その魅力に見せられて多くの子どもたちと親が集まってきます。特色的な教育政策で人口の社会増加が生まれるのです。さらに、指導者や研究者が集いそこに義務教育と生涯学習が一体となった人づくりネットワークが形成されます。
これから、限られた期間でありますが委員の皆さんにはよろしくお願いいたします。
第1回市民会議での出前講座
千歳市総合防災訓練(実動・図上)を実施
10月5日(水曜日)
今日は、17年度千歳市総合防災訓練です。
今までは、樽前山噴火を想定した訓練が主でしたが、今回は、石狩低地東緑断層帯の直下型地震を想定したものです。
特に職員が朝、出勤する際に、通勤経路の被害状況を確認し報告するという実動訓練も初めて行いました。職員の約33%の350名が朝早くから徒歩や自転車で通勤しました。
このような練習もいざっという時に必ず役立つものです。
この図上訓練の特徴は、地震発生直後の災害対策本部の活動を現実に近い場面を想定し、コントローラー部からの状況付与に対し、プレイヤー部が対処していくロールプレーイング方式と各町内会の参加を得て、自主防災活動をDIG方式で行うことです。
また、架空の本部長記者会見も開催し、実際に記者からの質問に対してやりとりを行うなど、本番さながらの緊張感がありました。
午後からは、対策本部や各対策部、関係機関が集まり、研究会を開催し、課題や問題点を出し合いました。
今回のようなより実践に近い、初動体制の訓練を繰り返し、常に何を優先し、どのような手順でどのように対応すれば良いかを1人ひとりが考えていきたいと思います。
災害対策本部会議のようす
赤い羽根空の第一便伝達式・エアトランセ初便記念
10月1日(土曜日)
今日から10月です。今日は、恒例の赤い羽根の第一便伝達式が空港ターミナルで行われました。
今年も、特大の赤い羽根を付けていただき、厚生労働大臣のメッセージも お預かりしました。
第59回目となります赤い羽根共同募金運動は、「地域の福祉、みんなが参加」をキャッチフレーズとして10月1日から12月31日まで運動が続けられます。
今年は、約230億円が目標額ということですが、みんなの力で目標を達成できればすばらしいと思います。
赤い羽根伝達式のあとに、コミューター航空会社エアトランセの初便就航セレモニーがあり、テープカットを行いました。新千歳を経由して函館と帯広を結ぶこの路線は、新千歳で降りない乗客が機内で待つバス方式を初めて採用しています。
この広い北海道では、もはや飛行機はバス感覚で乗る時代が来たかもしれません。地方都市を結ぶネットワークは今後も広まり、価格的にも時間的にも簡単に乗り降りできるようになると新しい航空スタイルが生まれると思います。
エアトランセの初便セレモニー
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