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平成17年2月号

千歳高校新聞局の取材を受けました。

2月15日(火曜日)

  今日は、市長室に千歳高校の新聞局の皆さんが来てくれました。
  千歳高校の新聞局は、この度全国高等学校新聞コンクールで「速報賞」を受賞されています。
  「千高新聞」は伝統のある新聞ですが、一時休刊していたのを生徒さんや担当の先生の熱意により、数年前に復刊されたそうです。
  いつも秋の「ふるさとポケット」で「千高新聞」の展示とインタビューを行っていて、私も何度か取材を受けました。今日は3月の特集の取材ということでしたが、13項目のなかなかするどい質問がありました。
  民間活力をどう生かすか、駅前の再開発は効果が上がっているのか、商店街をもう一度立て直すために考えていること、将来若い世代にどんな街にしてほしいか。など今の千歳の課題を的確に捉えた取材でした。私もこの取材を受けるために、資料を揃えたりいろいろ考えました。将来、若い世代にどんな街にしてほしいか。とても難しい質問です。若い人たちの活力が街全体に循環できるようなまちにしたいと考えていますが、若い人たちの心を知るためにも、これからもっと交流していきたいと思います。

 

千歳高校新聞局の取材写真

千歳高校新聞局の取材のようす

千歳保育士会へ出前講座に行ってきました。

2月10日(木曜日)

  今年度12回目、通算27回目となります「市長の出前講座」に行ってきました。
  今回は、市立保育所の保育士の集まりに呼ばれました。総勢51名でした。たぶん、市役所の職場の中で、一番若い職場だと思います。
  保育士会では、自主的に勉強会や意見交換会などを行っていて、この日も出前講座の後に、座談会も予定されていました。
  今日の話しは、千歳の特性や優位性をもっと知ろうということで、千歳の様々な良い点や課題などの話しをしました。特に、子育て支援については重点施策の一つとして捉えており、全道一若いまち千歳の大きな課題となっています。
  千歳は全道で一番若いまちですが、その実態としてはまず出生率が千歳1.52人と全国(1.29)、道(1.20)を大きく上回り、15歳未満の人口比率が16.0%と全国(13.1%)、道(14%)より高い状況です。また、若い世代の子育て家庭が多く、子育て世代の転入者や転勤者が多い、親族との同居が少なく夫婦のみの子育ても多い、専業主婦が多い、などの特徴もあります。
  このように、一口で若いまちと言っても具体的にはいろいろな要素や要因が重なって生まれたものであり、それを当たり前と思うか、それを特徴と思うか、実態をどのように認識し分析するかがとても大切だと思います。
  保育の仕事をするにも市の全体像や実態、課題を把握することが必要であり、常にまち全体のことを考えることができる保育士になっていただきたいと願っています。

千歳保育士会での出前講座写真

千歳保育士会での出前講座    みんな真剣です

今日の市長室のお客様

2月7日(月曜日)

  今日は市長相談日です。議会のある月を除いて月1回定期的に受付していますが、いろいろな団体や市民の皆さんが要望や相談、提案、挨拶などに来られます。
  この日は要望ではありませんが、 お二人のお客様がありました。
  最初は、16年度千歳市高齢者健康コンクールで最優良健康賞に選ばれた方です。昨年の私の「出前講座」に参加されていて、今回財政健全化に向けた提言・提案をいただきました。千歳科学技術大学の運営方法や自前のシステム開発、学校の建設費、ミニ公募債などについてお話しを伺いました。
  このような前向きな提案はとてもうれしいです。どうしても行政は、前例主義や実績を重視しますが、これからは新しい感覚と斬新なアイディアが必要となります。私たちが思いつかないアイディアや手法は、事業の際にはとても参考になると思います。貴重なご提言ありがとうございました。
  次は、札幌の小規模作業所にいる青年から千羽鶴をいただきました。彼は、千歳の障害者総合支援センターを利用したり、この「市長の部屋」を見てくれたり、工業団地や商店街なども知っていて、千歳に愛着があると言うことで、私に仕事頑張って下さいという気持ちを込めて千羽鶴を作ってくれたのです。さっそく市長室に飾ることとします。ありがとうございました。

市長室のお客様写真

千羽鶴をいただきました

フラワー交流都市の皆さん、ようこそ千歳へ

2月4日(金曜日)

  今年も千歳・支笏湖氷濤まつりにフラワー交流都市親善使節団の皆さんがお越しいただきました。
  鹿児島県指宿市、熊本県熊本市、高知県南国市、富山県砺波市から総勢20名の皆さんがこの寒さ厳しい冬のイベントのために遠くから来てくれました。
  今日は、皆さんを歓迎するウエルカムパーティが支笏湖のホテルで開催され、お互いに名刺交換や写真撮影など交流を深めていました。
  翌日は、氷濤まつりの会場で各都市からのフラワープレゼントが行われます。
  指宿の菜の花、熊本のカラー、南国のバラ等、砺波のチューリップ、宮崎のスイートピーが会場でプレゼントされます。
  このように、姉妹都市の指宿市をはじめ、各交流都市のミスや助役さん、議長さん、観光協会の皆さん、市の担当の皆さんが千歳の氷濤まつりに花を添えていただいています。長年の交流が育んだまちとまちの絆に感謝します。
  どうぞ、冬の千歳を大いに楽しんでいただき、新しい出会いと交流の輪を広げていただきたいと思います。

ミス指宿の皆さんと一緒に写真

ミス指宿の皆さんと一緒に

ミス指宿の皆さん写真ミス指宿の皆さん写真

定例庁議で17年度予算概要を説明

2月1日(火曜日)

  2月に入り、寒さもさらに厳しくなってきました。
  この時期は、各自治体では新年度予算の編成に大忙しです。
  今、地方自治体においては、未曾有の財政危機に直面する中、人件費の抑制、事務事業の抜本的な見直しによる歳出削減など、徹底した行財政改革に取り組んでいます。
  千歳市も

同様に逼迫した財政を健全化させるため、向こう5ヶ年の財政健全化対策を策定しました。
  17年度予算は、健全化元年として、事務事業の見直しや健全化対策にそって編成が行われました。
  厳しい中にもこれからのまちづくりとして、千歳の特性や可能性を最大限活用した施策を重点的に進めるため、いくつかの新規事業も計画しています。
  私は、この財政的に極めて厳しい時だからこそ、このまちの実力が問われると思います。幸にも千歳市には、優れた都市機能や優位 性があります。ただ、このまちの特性をどれだけ市民生活やまちづくりに生かしているかが問題であり、活用しなければせっかくの可能性も無駄 になってしまいます。
  そして、このような時だからこそ、市の職員は英知をしぼって、「今何が必要なのか、今何が大切なのか」を考え、「だれのためのまちづくりなのか、だれのための事業なのか」を考え、前例にとらわれることなく新しい発想と熱意で真の市民協働のまちづくりを実践してほしいと願っています。
  17年度予算の概要については、記者発表のあとにこの「市長の部屋」でも掲載します。

予算査定のようす写真

予算査定のようす

このページに掲載されている情報の担当部署・お問い合わせ先

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