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平成16年6月号

広報広聴モニター会議で、出前講座を行いました。

6月29日(火曜日)

  広報広聴モニターは、市民の市政に対する意見・要望などを把握し、市政に反映させるため、昭和46年に設置された制度です。
  今回は、新しい方々を含む20名の皆さんに委嘱状をお渡ししましたが、皆様には、日頃から各地域においてまちづくり活動を実践されていることに心から敬意を表します。
  モニターの皆さんは、各地域における市民からの要望などを市役所に伝えていただくという役割があり、市民ニーズが多様化・複雑化している今、極めて重要で難しい職務です。
  第1回モニター会議で時間をいただき、市長の出前講座を行いました。
  各分野で市政にご支援いただいている方々を目の前にして、少し張り切りすぎて時間をオーバーしてしまいました。
  千歳の優位性、優れた都市機能などを再確認し、その中で抱えている課題などをお話ししましたが、特に財政の健全化については、皆さん関心のあるところですので、時間をかけて説明しました。
  これらの課題を解決するには、もう行政だけでは難しい状況です。
  まちづくりの主体である市民、行政、企業が一緒に課題や情報を共有し、共に汗を流して取り組まなければなりません。そのためには、一つは、市職員の意識改革。何事にも、当たり前のように市民と協働して対応することができる職員が必要です。二つ目は、市民の皆さんが持っている「市民力」を公共の場面で発揮していただき、「自分たちのまちは、自分たちでつくる」という意識でまちづくりに関わっていただきたいということです。
  私は、これからの市民協働のまちづくりを行う上で大切なことは、「情報の共有」と「人づくり」だと考えています。このような出前講座を行うことで、少なくても会場にいる方々は、同じ情報が耳に入っているはずであり、それを続けることで、多くの市民に確実にしかも直接、ものを伝えることができます。財政の問題も少しずつですが、確実に市民に広がってきています。課題を共有すること、それが第一歩です。
  今後も、課題解決のためにも、モニター会議でいただきました貴重なご意見は、よく検討し市政に反映するよう努力していきます。

出前講座の様子

講座によって、情報を共有することができます

出前講座の様子2

「みんなの夢実現」から「みんなで夢実現」へ

第13回水と緑を歩こう会に参加しました。

6月26日(土曜日)

  この日は、暑すぎず、風もなく、歩くにはちょうどいい天候となりました。
  昨年に引き続き、私も参加者の皆さんと一緒に歩くことが出来ました。
  この「歩こう会」も今年で13回目を数えます。今年は、210名を越える参加者があり、皆さん、自分のペースで川や緑を楽しみながら、楽しそうに歩いていました。
  今、全国で生活習慣病の患者数は、1,400万人と言われています。私たちが生活するうえ、健康は基本であり、心身の健康は、社会活動の源です。
  しかし、健康の有り難さは、失ってから初めて実感することが多く、普段からの健康づくりが大切です。
  特に私たちは、時間に追われ運動不足になりがちですので、「ウォーキング」を日常生活に取り入れていきたいと思います。
  私は、歩くことが大好きで、時間があれば何キロでもウォーキングしたいと思っています。
  今年度から新たに、「まちなかウォーキング」事業を開始します。千歳のまちの中をもっと歩いてもらい、健康づくりをしながらまちの良さを発見するという取り組みです。第1弾としてウォーキングマップを作成する予定です。その際には、メンバーを公募して多くの市民の皆さんと協働で創りあげたいと考えていますので、ご参加をお待ちしています。
  皆さん、どんどん「まちなかウォーキング」に参加して、ご一緒に千歳のまちを歩きましょう。

水と緑を歩こう会写真01水と緑を歩こう会写真02

青葉公園のコースは、本当に素晴らしいですね。

水と緑を歩こう会写真03水と緑を歩こう会写真04

歩きながらの会話が楽しい

JTC1  SC25  千歳会議を開催しています。

6月23日(水曜日)

  6月21日から千歳市において、「JTC1  SC25  千歳会議」が開催されています。
  この会議は、情報機器の接続や配線システムの国際標準化を議論する国際会議であり、日本を含む20ヶ国から約90名の専門家の皆さんが連日熱心な意見交換が行われています。
  この日は、千歳会議の開催記念講演会が市民文化センターで開催され、各専門部会の議長による講義が行われました。
   講義をされた方々は、国際標準化に関して第一人者で世界的に活躍されている方々であり、専門的な分野ですが、とても分かりやすく話をしていました。
  もっと多くの市民の皆さんに聞いていただきたかったです。特にこれからは、若い人たちが、どんどん海外へ出かける時代です。海外で仕事をしたい、海外で夢を実現したい人が大勢いると思います。
  国際会議に触れることで、国際感覚を持った人材の育成や海外への夢実現への後押しの機会になればと願っています。
  夜には、歓迎レセプションが行われ、皆さん積極的に意見交換をしてたようです。
  千歳市民にはおなじみの第7師団千歳機甲太鼓の皆さんによる太鼓演奏を参加者の目の前で披露していただき、その心に響く迫力あるすばらしい太鼓の音に、会場内は圧倒され、静かに聴き入っていました。いつ聴いても本当にすばらしい太鼓演奏です。「鉄騎兵、防人太鼓、北の踊り子」の3曲が終わりましたら、参加者から賞賛の拍手が起き、日本の伝統楽器である和太鼓の魅力を味わってもらうことができたと思います。第7師団千歳機甲太鼓の皆さんに、心から感謝いたします。
   レセプションは、ドイツやフランス、イギリスなどのヨーロッパやアメリカなど国際色あふれる懇親会となりましたが、参加者の皆さんは、終了後も遅くまで、議論の花を咲かせていました。
  本当に欧米の方々は、話好きですね。
  金曜日で全日程を終了しますが、日本を、北海道を、そしてこの千歳を楽しんでいただき、また千歳を訪れていただけるような想い出と会議の成果 をつくってほしいと思います。
  参加者の皆さん、通訳ボランティアの皆さん、この会議の開催にご尽力いただきました皆様、ありがとうございました。

英語でのスピーチの様子

私も英語でのスピーチに挑戦しました。

JTC1  SC25  千歳会議の様子JTC1  SC25  千歳会議の様子2

和太鼓の演奏

特に、今回は気合いが入っていました

和服姿の司会者と

和服姿の司会者と一緒に

日本地雷処理を支援する会活動報告

6月20日(日曜日)

  特定非営利活動法人  日本地雷処理を支援する会(JMAS)による活動報告会が行われました。
  この会は、戦争の後遺症である地雷や不発弾の処理に取り組むため、元自衛官らが私費を投じて初めて組織されました国際NGOです。
  定年退官された専門家をカンボジアに派遣し、現地スタッフとともに、危険の伴う大変な作業を行っています。
  過去一年間で、すでに対人地雷を含む1万5千発以上の不発弾を爆破処理しており、その取り組みは、現地の人々から大きな信頼を寄せられていて、今後は、アフガニスタンやイラクでの活動にも期待が集まっているとのことです。
  この日は、元統幕議長の西元徹也会長から世界の地雷の実態や会の活動の報告がありましたが、その熱意と情熱に深く感銘しました。
  退職後に自分の知識や技術を生かして、海外ボランティアとして顔の見える国際貢献をされていることに、心から敬意を表したいと思います。
  このような活動がもっと多くの方々に理解され、ご支援いただくことで、活動の環境が整備されることを願っています。
  昨年の10月に、このような活動が認められ、「第10回読売国際協力賞」を受賞されました。
  今後のJMASのご発展と活動されている皆様のご健康とご活躍をお祈りしています。

日本自身処理を支援する会の写真1日本自身処理を支援する会の写真2

西元会長の話に皆さん真剣に聞いていました

サンドレイク小訪問団が千歳にホームスティ

6月12日(土曜日)~17日(木曜日)

  姉妹都市のアンカレジ市のサンドレイク小学校から訪問団総勢55名の皆さんが千歳市に到着されました。
  姉妹都市の交流の一環として、千歳小学校とサンドレイク小学校が姉妹校として交流を続けています。この学校間交流も4度目となり、今回は、千歳市が受け入れる年です。
  

サンドレイク小学校では、幼稚園から日本語教育を実践しており、みんな、いつかは日本に行ってみたいと考えているそうです。
  私は、2月にアンカレジ市に行った際に、サンドレイク小学校にも訪問させていただきました。
  その時のとても明るい雰囲気と個性を重視した教育姿勢に感銘を受けました。特に、日本語教育が徹底されていました。
  この日は、校長先生と子供たち、父母ら15名の代表の皆さんが市役所を訪れ、短い時間でしたが、交流を図ることができました。
  子供たちがしっかりした日本語で挨拶し、ホームスティの感想や日曜日に行った所などを紹介してくれました。  とても上手な日本語の挨拶を聞いて、アンカレジの子供たちが、今回千歳に来るのを本当に楽しみにしていたことが伝わってきました。
  姉妹都市としての交流が、この学校間交流によって子供たち同士や家族同士のつながりへと広がり、その絆は深まる一方だと実感しました。
  私もパトリック・ギャリティ校長や今井先生と再会することができ、大変楽しい時間でした。

記念品交換の写真

ギャリティ校長との記念品の交換です。

訪問団の写真

訪問団代表の皆さん

青空のもとで、第24回千歳JAL国際マラソン開催

6月6日(日曜日)

  好天のもと、第24回千歳JAL国際マラソンが開催されました。
  今年は、大会史上最も多い7,701名の参加者がありました。
  初夏の青空の下で、この大会の自慢であります森林コースを思いっきり楽しんでいただけたかと思います。
  特に今年は、市内からの参加が2900人を越えるなど、ますます市民から愛されている大会となりました。今年も道立千歳北陽高校の生徒の皆さんが、10キロに挑戦していました。
  

学校全体の取り組みとして、すばらしいことだと思います。今後も継続されることを期待しています。   
  私は、今年もフルマラソンのスターターとして参加しましたが、チャンスがあれば、 いつかは走ってみたいと思います。
  この千歳の自慢のコースは、青葉公園から支笏湖の林道コースの新緑溢れる森林浴コースとなっており、全国からファンの皆さんが集まっています。
  今年もご支援いただきましたJALグループ並びに千歳市体育協会をはじめ、1000名を越えるボランティアの皆様に、深く感謝いたします。
  来年は、6月5日を予定しておりますので、皆さんの参加をお待ちしています。

 

音楽隊パレードの写真

陸上自衛隊第7音楽隊のパレードです

フルマラソン  スターターの写真

フルマラソンのスターターを務めました

マラソンの写真

すごい数のランナーが園路を埋め尽くしました

マラソンの写真

3キロファミリーコースです

消防総合訓練大会を実施。

6月3日(木曜日)

  16年度千歳市消防総合訓練大会が、緑町の多目的広場で行われました。
  千歳市消防本部と消防団、防火委員の総勢377名による総合訓練です。昨年は、宮城県北部を震源とする連続地震、十勝沖地震、台風10号などに加え、製油所の火災が発生するなど災害が多い一年でした。
  今年の大会から、各分団による分列行進を取り止め、訓練そのものの時間を多く取り、有事に際する総合的な機動力を発揮できるような部隊の育成を目的としています。
   訓練の種目は、子隊訓練、救急救命処理訓練、火災防ぎょ連携訓練、消火訓練、消防繰法、中高層建物火災防ぎょ訓練です。
  この日は、昨年に違って好天に恵まれ、暖かく、訓練の成果を出すには、最高の一日でした。
  火災や地震などの災害は、いつ起こるか分かりません。日頃の訓練や予防、啓発が重要となります。消防の使命は、千歳市民の生命、身体、財産を守ることです。
  今日の訓練は、職団員が一丸となって取り組み、規律厳正にして士気旺盛であり、実戦に即した訓練成果 が遺憾なく発揮され、目的が十分達成できたと確信しています。
  私は、住みよいまちづくりの基本は、「安心・安全」だと考えています。まず第一に市民一人ひとりが、安心で安全な生活を送れることが大切であり、そのためのライフラインは、行政の最も重要な役割となっています。
  そのためにも、私たちは、常に緊張感を持ち、あらゆる事態にも対応できるよう努力していきたいと思います。
  今年は、災害のない年でありますように、皆さんと願っています。

消化訓練の写真

迫力ある消火訓練

訓示の写真

統監の訓辞

消防団・消防出張所のみなさんの写真

市内各消防団、各消防出張所の皆さん

このページに掲載されている情報の担当部署・お問い合わせ先

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