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平成16年5月号

北海道文化財保護協会総会が千歳市で開催。

5月22日(土曜日)

  この日は、16年度の北海道文化財保護協会の総会が千歳市で開催されました。
  千歳の遺跡の数は、道内で4番目に多い約280ヶ所にのぼります。千歳市は、道内有数の文化財のまちでもあります。
  市内最古の遺跡は、2万2千年程前の氷河時代のものであり、発見された石器とともに千歳市最古の文化財と言えます。
  千歳の豊かな自然は、古代から人々の生活を支えてきました。以後、今日までこの地において、多くの先人たちの暮らしが大地に刻まれてまいりました。
  「キウス周堤墓群」をはじめとする国指定の文化財が6件、「泉郷獅子舞」などの市指定の文化財が6件あります。
  今日は、市の指定文化財になっています「泉郷獅子舞」をゆっくり見させていただきました。
  市内から車で15分ほど北東に行くと、古くから獅子舞が伝えられている農村地帯の泉郷があります。原野だった泉郷は、明治20年に開拓が始まり、この獅子舞は富山県から入植した人によって明治29年ころ伝えられたといわれています。
  泉郷獅子舞の勇壮な舞に感動しました。そして、保存会の中に若い方が多くいたことに、大変頼もしく思い、千歳の文化を誇らしく感じています。
  千歳をもっと、もっと文化あふれるまちにしたい。有形無形問わず、文化活動を行っている人の顔や作品が見えるようなしくみが必要だと思います。

泉郷獅子舞の様子

太鼓や笛の演奏に合わせて

泉郷獅子舞の様子

迫力ある舞

指宿市市制50周年記念式典に出席しました。

5月16日(日曜日)

  15日は、姉妹都市であります鹿児島県指宿市の市制50周年記念式典に出席するため、東京から鹿児島に向かいました。
  市の公式訪問のほか、千歳姉妹都市交流協会や千歳鹿児島県人会、千歳観光連盟などの皆さんと合流し、総勢28名で指宿50周年のお祝いにまいりました。
  指宿は、あいにくの雨模様でしたが、こちらでは、お祝いの時の雨を「島津雨」と言って、縁起がいいそうです。
  着いた日の夜は、「前夜祭」に参加しましたが、北海道とは、違う文化にふれることができました。
  特に、「山川ツマベニ少年太鼓」の演技には、感動しました。千歳にも様々な太鼓の演奏がありますが、子供たちがカネや太鼓を舞いながら演技するその姿や表情はいきいきとし、素晴らしいものでした。
  また、中国琵琶の演奏を初めて聴きましたが、そのきれいな音色と演奏のすばらしさに心が澄み切ったようにさわやかな気分になりました。
  最後は、指宿吹奏楽団による演奏があり、本当に充実した前夜祭でした。指宿の皆さんすばらしい演奏ありがとうございました。
  16日の記念式典には、内外から1000名近い方々が集まり、盛大に、厳かに挙行されました。式典の中で姉妹都市を代表し、私のスピーチの場面 も用意していただき、大勢の皆様の前で、お祝いの言葉を述べさせていただきました。
   会場の前では、千歳市の物産コーナーも設置し、スカイレディや観光連盟の方が千歳のPRに汗を流していました。千歳から持ってきた各 産品は完売されたそうです。
  この記念すべき年に指宿市と千歳市は、姉妹都市提携10周年を迎えています。
10年間の歴史の中で、まちとまちが結びつき、人と人がつながり、多くの交流の恵みをもたらしてきました。
  盟約にご尽力頂きました皆様に心から感謝申し上げます。いつも思うのですが、指宿とは本当の兄弟のように感じます。都市間の交流はもちろん、職員や学校、市民団体の交流も盛んに行われており、深い絆が生まれています。
  夜の交流会では、鹿児島の酒席の遊び「なんこ」を教えていただき、楽しく、おいしく焼酎を飲まさせていただきました。
  指宿の皆様、50周年おめでとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。

記念式典写真01

記念式典での挨拶

前夜祭の様子

前夜祭での太鼓演奏

物産コーナーの様子

賑わった物産コーナー

「なんこ」に挑戦中の写真

「なんこ」に挑戦

第44回皇室すずらん献上

5月13日(木曜日)

  昭和36年5月24日、昭和天皇をお迎えし挙行された「植樹祭」(支笏湖)を記念し、毎年この時期に皇室へのすずらん献上を行っており、今年で44回目となります。
  この日は、午後1時からすずらんの空輸に毎年ご協力いただいています全日空のVIPルームで、出発セレモニーを行い、その足で上京しました。
  献上先は、天皇皇后両陛下、皇太子殿下、秋篠宮殿下、常陸宮殿下で、12鉢のすずらんを持参しました。
  このすずらんは、千歳市内の農家で栽培されたもので、ドイツすずらんという品種です。
  今年も無事に北海道の春の香りをお届けすることができて良かったと思います。
  このすずらん献上の長い歴史と関係者の皆さんのご尽力を大切にし、今後も引き続き献上を行っていきます。今回の用務は、すずらん献上の他に、千歳科学技術大学の理事会も開催され、私も理事として出席してきました。
  今、千歳科学技術大学は、情報や光科学のほか、先端技術、工業振興、商業振興、生涯学習、国際交流、学校教育などあらゆる面 において、千歳のまちづくりに大きく貢献をいただいています。
  今後は、さらに大学と千歳市との連携協力体制を強め、しっかりとした基盤をつくり、戦略的に各種事業を推進してきたいと考えています。

すずらん出発セレモニーでの様子

すずらん出発セレモニー  5月13日全日空VIPルーム

東宮御所での様子

東宮御所での献上

私の年金加入状況についてお知らせします。

5月10日(月曜日)

  現在、国民の皆様の関心のもとで年金制度の改正に向けた国会審議が行われており、国会議員などの年金加入状況についても新聞等で報道されております。
  このような中で、私自身の加入状況について改めて確認いたしましたが、会社設立後、昭和52年6月1日から厚生年金保険に加入しており、以後継続して保険料を納付しておりました。しかし、それ以前の昭和42年4月から昭和52年5月までの10年2ヶ月間は未加入でありました。
  大学卒業後は加入手続きをすべきでありましたが、年金制度に対する理解が浅く未加入のままとなっておりました。自らの不明を反省しており、市民の皆様には大変申し訳なく思っております。

サケの稚魚放流まつりに参加して…。

5月9日(日曜日)

  今日は、朝から行事が続き、いろんな活動をしている市民の皆さんとお会いすることが出来ました。
  11時からは、清水町の千歳川左岸で行われました「千歳サケの稚魚放流まつり」に出席しました。
  この日は、少し曇りがちの天候でしたが、多くの子供たちと一緒に稚魚の放流を行いました。
  市内中心部を流れる千歳川は、私たちにとって、かけがえのない財産です。
  今年で3回目となります「千歳川とまちづくりを考える会」の主催により行われたものですが、市民の皆様の手により、こうした取り組みが広がり、千歳川がいつまでもサケの遡上するきれいな川であってほしいと願っております。
  今回は、サケのふるさと館の学芸員であります遊佐さんによる「サケの一生」というお話しもありました。
  サケが遡上する清流千歳川、そしてこの千歳川を舞台とする生涯学習施設サケのふるさと館、さらに千歳川を大切にする活動を実践している市民、専門的に研究しているスタッフなどなど、千歳には、サケを学ぶすばらしい環境が整っています。このことを私は誇りに感じています。
  川やサケが与えてくれる恵みをもっと多くの子供たちや大人に伝え、千歳市民全員が誇りに感じることができたらなあと思っています。
  この事業にご尽力いただきました皆さん、大変お疲れ様でした。今後のご活躍をご期待しています。

サケ稚魚放流のようす写真

サケ稚魚放流のようす

町内会連絡協議会表彰式おめでとうございます。

5月8日(土曜日)

  今日は、長期在任町内会長に対する市長感謝状と千歳市町内会連絡協議会会長による表彰式が盛大に行われました。
  皆様には町内会のリーダーとして町内会活動の推進や地域福祉の向上にご尽力いただき、心から感謝申し上げます。
  今年の1月に「町連協婦人部研修会」にお招きいただき、出前講座を実施しました。
  その時にもお話ししましたが、私は、本来、まちづくりの主役は、そこに住む市民であると思っています。
  特に、地域活動をされている町内会の皆さんは、まさしく自主・自律の精神を持った「主役」であります。
  私のまちづくり対するビジョンは、市民の皆様と一緒に課題を共有し、知恵と活力を出し合う「市民協働のまちづくり」であります。今、この具体的な方策として、「都市経営会議」の立ち上げを準備していますが、委員を公募しましたら、予定を越える35名の応募があり、市民の関心の高さが伺われます。このような「市民力」による魅力あるまちづくりを進めていきたいと考えています。
  本日、表彰されました皆さん、誠におめでとうございます。今失いかけている地域の連帯感や相互扶助など、市民生活に欠かすことの出来ないものを守り、伝えていくためにも、皆様の力が必要です。今後もよろしくお願い致します。

町内会連絡協議会表彰式のようす

各町会から約100名の皆さんが集まりました

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