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平成20年4月号

新「空港公園」オープン!

4月24日(木曜日)
  千歳市は24日、新千歳空港国際線ターミナルビル建設に伴い、空港敷地内から隣接する南千歳駅近傍の柏台地区に移転した新「空港公園」の開園式を、市制施行50周年記念事業として盛大に挙行しました。
   
この日は、あいにくの荒天のため、急遽室内での開催となりましたが、会場となった千歳アルカディア・プラザには、開設整備に当たりご支援いただいた(財)空港環境整備協会、千歳飛行場の起源となった飛行機「北海1号機」が大正15年に千歳の地に着陸したときの操縦士故酒井憲次郎さんのご親族、千歳航空協会、東京航空局など関係者約100名の皆さんとともに、テープカットなどのセレモニーで開園を祝いました。
   園内は、移設した村民顕彰の碑、酒井操縦士のブロンズ像、北海1号機のブロンズ像に加え、当時村民が無償の汗と情熱を持って手作りで造りあげた1本の着陸場に飛行機が降り立つ情景が偲ばれるようなレイアウトを施しており、今日のまちの発展の礎を築いた千歳村民の偉業を称える公園として、また、新設の遊具や散策路、酒井操縦士のご親族からいただいたシャクナゲ、ツツジの植栽により、多くの皆さんに親しまれる公園となるよう工夫を凝らしています。
  
新「空港公園」は、連日買い物客で賑わうアウトレットモールに近接していますので、多くの皆さんにお立ち寄りいただけることを期待しています。
開園式に先立ち、シャクナゲ等を寄贈いただいた酒井操縦士のご親族酒井隆幸さんに感謝状を贈呈    新潟県からお越しいただいた酒井操縦士のご親族(左から長谷川さん、高山さん、酒井さん)と記念撮影
千歳アルカディア・プラザ内で空港公園の開園を祝いテープカット    飛行機(北海1号機)と向き合う酒井操縦士のブロンズ像
      北海1号機のブロンズ像    絵本仕立てで千歳空港のはじまりを紹介する看板と遊具  
 

 

(株)デンソーエレクトロニクスが新工場建設に着手!

4月23日(水曜日)
   昨年4月に千歳市臨空工業団地への立地を表明した大手自動車部品製造企業「(株)デンソーエレクトロニクス」が、約1年間の準備期間を経て、新工場の新築工事に着手する運びとなりました。この日は、午前11時30分から同工場建設予定地において安全祈願祭を行い、同社杉本社長、(株)デンソー深谷社長をはじめ、高橋北海道知事、地元経済界、工事関係者の皆さんなど約40名が出席し、工事の安全を祈願しました。
   そして、午後からは、市内ホテルに会場を移して祝賀会が開催され、地域に根ざした企業として、まちづくりにもご協力いただきながら、千歳市民とともに共存共栄していくことに期待を抱きつつ関係の皆さんと和やかに懇談しました。
   おかげをもちまして、本市の企業誘致は、昨年度8社、今年度に入ってからも既に4社と契約が成立するなど良好に推移しており、市内工業団地の立地条件を高く評価いただいていることは、大変ありがたいことと思っています。本市の活力創造のため、これからも企業ニーズを的確に捉え、企業経営者から「国内に工場を建設するなら千歳市」と指名していただけるような、魅力ある立地環境づくりとフォローアップ体制の充実に努めていきたいと思います。
工場建設予定地を見学    新築工事安全祈願祭のようす
ご挨拶をされるデンソー深谷社長    ご挨拶をされるデンソーエレクトロニクス杉本社長
祝辞を述べる高橋北海道知事    祝辞を述べる山口千歳市長
 
 

「NBCテロ対処合同訓練」、「千歳基地開庁50周年記念ファイナルパーティー」

4月10日(木曜日)
        この日の2つの行事をご紹介します。
   一つ目は、「NBCテロ対処合同訓練」です。この訓練は、北海道洞爺湖サミット開催に向け、新千歳空港とJR新千歳空港駅において化学剤散布によるテロが発生した場合を想定した対処訓練で、道警本部が主体となり関係機関の参加のもと実施されたものです。
   市からは消防本部が参加していることから、この機会に市役所内危機管理課に警戒本部を仮設置し、消防職員からの通報や現場画像の受信により、現場状況を的確に把握し、関係機関に対して迅速に情報を伝達するという内容の訓練を行いました。
   通信技術の発達により、携帯電話などで現場からリアルタイムに画像が送れるようになったことは、災害への対処に非常に有効であると感じましたが、同時に必要な情報を伝えるためにはカメラアングルなど撮影者の技術も重要であり、日常的に技術習得を行う必要性を感じました。今回の訓練から得た改善事項は、今後の危機管理体制の中に生かしていきます。
訓練中を周知    訓練状況を確認する市長
現場画像など情報を掲示    情報収集・伝達を行う職員  
   二つ目の行事は、夕刻航空自衛隊千歳基地内で開催された「千歳基地開庁50周年記念ファイナルパーティー」です。千歳基地は昨年、昭和32年9月の開庁から50周年を迎え、これまで航空祭などの行事の中で各種記念事業が実施されてきましたが、いよいよ本日が最後の記念事業です。この日は部内外から約250名が出席し、千歳の地で北の守りを担い半世紀となる千歳基地の歴史に思いを馳せながら、節目の年をお祝いしました。
   私はご挨拶の機会をいただき、これまで千歳基地には市との信頼関係をもって市政にご協力いただいていることや、隊員の皆さんには市民の一員として町内会や青少年の健全育成など地域活動で中核的な役割を担っていただいていることなどに感謝を申し上げ、次の半世紀に向けても共存共栄していくことへの期待を述べさせていただきました。
   千歳基地開庁から1年遅れとなる本年は、千歳市が市制施行50周年の節目の年となります。特に7月には洞爺湖でG8サミット、本市でJ8サミットの開催と、航空自衛隊千歳基地の皆さまには、様々な形でご協力をお願いする場面があろうかと思います。これまでと同様に本市まちづくりへのご協力をよろしくお願いいたします。

主催者としてごあいさつされる福江千歳基地司令    来賓としてあいさつする山口市長 

 

 

福田首相、甘利大臣、大野副長官をお出迎えしました。

4月4日(金曜日)・5日(土曜日)
   北海道洞爺湖サミットを前に、会場視察や「地域住民と意見交換する対話集会」出席などのため来道された福田康夫内閣総理大臣、甘利昭経済産業大臣及び大野内閣官房副長官にお会いし、ご挨拶する機会をいただきました。
   福田首相には4日夜、新千歳空港の到着ロビーで山本北海道副知事とともにお出迎えし、翌日夕刻には、帰路便出発前の待ち時間に20分間ほど、山本副知事とともに福田首相、大野副長官と懇談させていただく場面をいただきました。懇談の中で私は地元市長としてJ8(ジュニア・エイト)サミット、支笏湖など千歳市のPRもさせていただくことができました。また、甘利大臣には「道内地域リーダーとの懇談会」出席のため到着した千歳市内ホテル玄関先でお出迎えし、ご挨拶させていただきました。
   当市は、北海道の空の玄関「新千歳空港」の所在市として、7月には「G8北海道洞爺湖サミット」並びに「J8サミット2008千歳支笏湖」に出席する各国首脳と15か国を代表する中高校生をお迎えします。私は、このたび首相をはじめお三方にお会いしたことで、いよいよ開催まであと約3か月に迫った「ツインレイクサミット」に向け、とても身の引き締まる思いが沸き上がりました。
   特に、J8サミットに向けては、開催市としてより一層機運を高め、市民総ぐるみで歓迎し、交流を図ることにより、参加されたお客様と市民が感動を共有できる国際会議となるよう万全の準備を進めてまいります。
新千歳空港に到着した福田首相    福田首相にご挨拶する山口市長    
甘利大臣をお出迎えする市長    甘利大臣と名刺交換する市長

 

平成20年度がスタートしました!

4月1日(火曜日)
   この日は、朝から市役所内で4月1日付新規採用職員を含む人事異動辞令交付式を行い、平成20年度における市の行政執行体制が始動しました。
   市内各所においても、年度初めにふさわしい各種行事があり、午前11時からは、市が花園地区に建設を進めていた「子育て総合支援センター(愛称:ちとせっこセンター)」の開所式に出席しました。この施設は保育所、学童クラブ、児童館、地域子育てセンターなどの機能をもつ本市待望の複合施設です。また、同センター内には乳幼児をもつ親とそのお子さんが気軽に集い交流する「つどいの広場」も図書館から移転し、市提案型の協働事業として新たに市民活動団体によって運営していただくことになります。地域全体による総合的な子育て支援を推進する拠点として有効に活用していきます。
(ちとせっこセンターの詳細はこちらをクリック ↓)71-28683-98.html
開所にあたっての挨拶を述べる市長    来賓、子どもたちとともにテープカット
くす玉割のセレモニー    センター内で職員、子どもたちに声をかける市長 
   次に向かった先は、「つどいの広場」と同じく、この日から市提案型の協働事業として市民活動団体に運営を委ねることとなった千代田町にある「市民活動交流センター・ミナクール」の運営移行記念式典です。ここでは、運営協議会との協定書取り交わしセレモニーなどを行いました。これからは、市民の視点に立った発想で各種事業を推進し市民活動の拠点として運営していただくこととなります。市民力により、まちづくり・人づくりのリーダーが多く育成され、まちの活力につながっていくことを、大いに期待しています。
期待を込めて挨拶をする市長    協定書を取り交わした後運営協議会の皆さんと記念撮影
    午後からは、千代田町のNTT千歳ビル内で行われたNTTドコモ北海道の「サミット推進室」開設セレモニーに出席しました。同推進室では、7月の「G8北海道洞爺湖サミット」に向け、携帯電話などの通信ネットワークとサポートの充実を図るとともに、突発的や事故や災害が発生した場合の移動無線車の出動拠点などの役割を担うそうです。
   本市は、空の玄関として、G8各国首脳に加え、7月1日から10日までの期間にはG8サミットと連動する公式行事「ジュニア・エイトサミット2008千歳支笏湖」参加国の青少年並びに関係者をお迎えすることから、この推進室が千歳市内に開設されたことは大変心強く思っています。全世界から注目される「ツインレイクサミット」の成功に向け行政・市民・企業の協働関係をより強めてまいりたいと思います。
モニター画面で推進室業務の説明を受ける市長    移動無線車両の説明を受ける市長

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