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平成16年2月号

第3回ふるさとポケット文化祭を見て…。

2月29日(日曜日)

  29日の日曜日は、文化センターで開催されました「第3回ふるさとポケット文化祭」を見てきました。
毎年、9月に青葉公園で開催しています「ふるさとポケット」の冬の室内版で、じっくり文化をつくりあげることを目的に開催しています。
  この日は、市内の市民団体30団体400人の出演者によるさまざまな舞台発表がありました。
  9月の「ふるさとポケット」と同様に、市民と行政による協働体制でつくりあげたものです。
  事務局機能を市民と市役所が分担して行うことで、自主自立の精神が浸透し、各部門別で責任者を決め、それぞれ自主運営をすることができます。
  お昼を担うお休み処も市民団体による自主運営で、岩手県のひっつみなべや千歳産のそば、千歳産の野菜を使ったおしるこなど、それぞれこ だわりのあるものを提供していました。
  その他、北陽高校のベトナム・カンボジア研修の写真展や各団体による活動紹介やパネル展示などが行われました。
  市民劇「シコツ越え」を見ましたが、一緒に配られた「資料編」がとてもくわしく調査されていまして、感動しました。
  劇もいろいろ工夫されていて、少し難しかったですが、勉強になりました。千歳の市民として、このまちの歴史を学ぶことは大切ですし、このような市民劇を通じて、空港づくりや命名のいきさつを知ることは、貴重な取り組みです。できれば、市民劇団を結成し、市内の学校や施設で上演するとか、道内外へ広く千歳の物語を広めるのも良いかもしれませんね。
  来年の2月は、命名200年に合わせて、シコツ越え、命名、飛行場づくりなど総合的な市民創作劇を完成させるそうです。

ポケット文化祭の様子1

レクリエーション協会による舞台発表

ポケット文化祭の様子2

古本市や3B体操の紹介など展示コーナー

ポケット文化祭の様子3

市民創作劇「シコツ越え」

アンカレジ訪問報告~千歳のPRをしてきました。

2月24日(火曜日)

アンカレジの市街地写真

アンカレジの市街地

千歳市をPRするパネル写真

千歳市をPRするパネルの前で

  24日、アンカレジから千歳市に帰ってきました。
予定ですと、23日の夜に千歳に着くはずでしたが、新千歳空港が雪のため閉鎖となり、東京に一泊することとなりました。
  アンカレジでの5日間は、北方都市会議の日程通り行動しましたが、結構ハードスケジュールでした。

マーク・ベギッジ市長と

マーク・ベギッジ市長と一緒に

姉妹都市提携確認書にサイン

姉妹都市提携確認書にサイン

  成果の一つとしては、姉妹都市でありますアンカレジ市のマーク・ベギッジ市長と初めて会うことができたことです。アンカレジの市長も私と同じく昨年市長になったばかりの新市長さんです。そういう意味では、本当に新しい出会いをすることができ、大変うれしいです。
  今回の訪問を機会に姉妹都市提携35周年を記念して、姉妹都市提携確認書も交わしてきました。これから、さらにアンカレジと千歳の交流が深まればと思います。
  出発する前は、アラスカですから、それはものすごく寒いだろうと思っていましたが、初日は風が冷たく、体感気温は低く感じましたが、次の日から、日中は0℃前後とこの時期にしては暖かい日が続きました。
また、市街地の道路などは、融雪剤を使っていて雪はほとんどありませんでした。
今回一番感じたことは、アンカレジ市役所はもちろんですが、姉妹都市委員会などの市民の方々のホスピタリティが素晴らしかったことです。皆さん、仕事もしながら、ボランティアで私たちの案内や様々なケアを行っているのです。それには、家族が全面的に応援や協力をしているということで、改めて、市民活動の基盤を支えるのは、家族なんだなあと感じました。
  ウインターシティーズ2004(北方都市会議)では、同じ北方圏に位置する11ヶ国26の都市が集まり、まちづくりや住宅、交通、くらし、雪などの問題をテーマに会議が行われ、私は、職住近接の泉沢向陽台の開発を事例に発表を行い、意見交換をしてきました。

会議風景

会議風景です  同時通訳で行われました

サンドレイク小学校の子供たちの写真

サンドレイク小学校の子供たち

  食事は、ほとんど立食形式の会議や打ち合わせで済ますといった感じでした。一度だけ、どうしても日本食が食べたくなって、日本食レストランに行ってきました。
  2日目の18日には、パッコム見本市において、千歳市のブースを設置し、千歳市の観光や施設、イベント、空港など優れた都市機能をPRすることができました。
  オリジナルのポケットテッシュをつくり皆さんに配りましたが、アメリカでは、あまりポケットテッシュを持ち歩かないそうです。
  4日目の20日には、千歳小学校の姉妹校でありますサンドレイク小学校を訪問しました。
  まず最初に驚いたのは、学校の雰囲気がとても自由で子どもたち個人の個性を最大限尊重する姿勢があふれていたことです。そして、日本語教育が徹底していて、1年生から日本語を学び、その語学力にはびっくりしました。今年の6月には、サンドレイク小学校の子どもたち約40名が千歳小との交流事業で、千歳市に滞在されます。今回も各家庭でホームスティすることとなります。
  姉妹都市の交流の形には、いろんな形があります。市と市の公式的なものや市長同士の交流もそうですが、子供同士、家族ぐるみ、学校間、地域間などの交流こそが、国際交流だと思います。
  行政主導ではなく、全市あげての取り組みや市民との協働のもと、交流を進めていく“しかけ”が必要であると感じました。
  以上、市長になって初めての海外出張でしたが、わがまち千歳を世界にPRすることができたと思っています。

姉妹都市アンカレジ市へ行ってきます。

2月17日(火曜日)

  アメリカ合衆国アラスカ州のアンカレジ市において、2月18日から22日まで開催されます「ウインター  シティーズ2004」に参加するため、姉妹都市でありますアンカレジ市へ今日出発します。
  私は、市長として初めての海外出張となりますが、この会議に参加して千歳市を大いにPRしたいと考えています。
  特に「第11回北方都市市長会議」では、当市の冬の代表的なイベントである「氷濤まつり」や「ちとせホルメンコーレンマーチ」をPRしたり、泉沢向陽台の開発事例を通じて千歳の優れた都市機能を世界に向けて発信し、北方都市の各市長とまちづくりや地域振興について意見交換したいと思います。
  また、同時に開催されます冬の見本市におきまして、多くの見学者に日本文化や千歳市の良さを紹介する予定です。
  今年で姉妹都市提携35年となりますアンカレジ市のマーク・ベギッジ市長や千歳小学校の姉妹校でありますサンドレイク小学校を訪問し、より一層の交流を深め、お互いの永年の絆を全身で感じ取ってきたいと思います。2/23(月)に帰ってきますが、訪問中の行程につきましては、「市長の一日」の週間行事予定に記載しています。
  それでは、元気に、交流してきます。
  帰国後は、アラスカでのおみやげ話をこのページで報告させていただきますので、お楽しみに。

第40回千歳市社会福祉大会が盛大に開催!!

2月14日(土曜日)

  社会福祉法人千歳市社会福祉協議会創立50周年記念事業並びに第40回千歳市社会福祉大会が盛大に市民文化センター大ホールで開催されました。
  私は、来賓として参加させていただきましたが、50年の歴史を感じさせる厳かで、りっぱな式典でした。
  永年、社会福祉、ボランティア、民生・福祉などの分野でご活躍されました98名、17団体の皆さま、特別表彰、会長表彰、感謝状の受賞、誠におめでとうございました。皆さまの弛まぬご努力と情熱の賜であり、心から敬意を表します。
  私は、福祉を推進するということは、幸せを追求することだと考えています。
  福祉=幸せであり、それは、生活を豊かにすることと、心豊かな生活を送ることにつながります。
  自立・自助そして、互助の精神が幸せな社会をつくります。
  市では、今年、地域福祉の推進を図るため、誰もが住み慣れた地域で安心して自立した生活を送れるように、地域福祉計画の策定と、次世代育成支援対策推進法に基づく、新しい子育て支援計画の策定を進めています。
  「自分たちのまちは、自分たちでつくっていく」という市民力による市民主体のまちづくりを進めていきたいと考えています。この日は、福祉施設による手作りパンフェアも開催されていました。
  市内の作業所の皆さんも、普段作っているパンや工芸品、みそなどを一生懸命PRしたり、販売したり、とても会場は賑やかでした。少しでも皆さんの活動を応援していきたいと思います。

社協のシンボルマークを発表

式典では社協のシンボルマークが発表されました

こだわりパンフェアの様子

こだわりパンフェア  2月14日 市民文化センター

第28回ちとせホルメンコーレンマーチのスターター

2月11日(火曜日)

  今日は、とても暖かく、スポーツイベントには最高の一日でした。
「ちとせホルメンコーレンマーチ(千歳市民歩くスキーの集い)」は、クロスカントリーの本場ノルウエーの国際 大会ホルメンコーレンマーチにちなんだ大会で、今年で第28回目を迎えます。
  この日は、6歳から89歳までの総数404名の選手の皆さんが青葉公園内の歩くスキーコースを気持ちよさそうに疾走されていました。
  次期駐日ノルウエー王国大使のオーゲ・グルットレ氏も8キロに出場され、すばらしい滑りを見せていただきました。
  私は名誉大会長ということで、33キロのスターターを務めましたが、私の号砲で、230人の選手が一斉にスタートし、そのまま私も一緒に滑っていきたいぐらいでした。
  若い頃から、歩くスキーは好きで、よく青葉公園のコースも滑りました。道議時代も時間を作っては、歩くスキーを行い、ストレスや運動不足を解消し、そして、ウエイトコントロールにも役立てていたものです。
  市長になってからは、前みたいに滑れませんが、先日、行事の合間に今シーズン初めて滑ることができ、新年会続きの体を少し絞ってきました。やはり白い雪の上を滑るのは気持ちが良いですよね。市街地の中に青葉公園という大きな公園があって、本当によかったと思います。冬は歩くスキー、夏は、ウオーキングやジョギングが気軽に楽しむことができます。
  今回の大会は、スターターでしたが、来年は少し練習して、ぜひ選手として参加してみたいと思っています。

ホルメンコーレンマーチの様子

33キロのスターターとして参加しました  2月11日青葉公園

2004女性の新春のつどいの感想

2月7日(土曜日)

  今年で、3回目の新春の集いが行われました。この集いは、平成14年から開催しており、市内の女性の親交を深める場の提供と男女共同参画への意識啓発を図ることを目的として実施しています。
  この日は、集いの前に、国立女性教育会館主催のフェスティバルに派遣された方々の報告がありました。
  4人の方が報告されましたが、それぞれの立場でいろんなことを学ばれたと思います。貴重なご報告ありがとうございました。
  せっかく貴重な体験報告があったので、男性の参加がもっとあると、男女共同参画としての意義も高まると思います。
  今は、女性の時代です。ファッションや食の流行も女性からです。昔から女性の集まるイベントや催し物は成功すると言われています。
  ジェンダーフリーという言葉があります。以前は、「女性だから…」とか「男のくせに…」とかよく言われていましたが、性別で人格や性格を決めつけることなく、一人の人間としての個性を生かしていこうということです。
  比較をしてはいけないのですが、女性の方が積極的だし、社交性もあるし、国際社会に対応できるのは、女性の方かもしれませんね。活気のある街は、女性があらゆる分野に参画し、元気に輝いている街です。
  今、会社を退職してまで、海外に留学する女性が増えています。
自分の夢ややりたいことへの挑戦、新しい人生のスタートなど目的はそれぞれですが、その決意と勇気には感心させられます。
  われわれ男性も、もっと夢を追いかける勇気を持ちたいものです。

ちとせ新春のつどい写真

約160名が集まりました  2月7日全日空ホテル

フラワー交流都市ウエルカムパーティのようす

2月6日(金曜日)

   今年の氷濤まつりには、4地区から20名のキャンペーン隊の皆さんがお越しいただきました。
  姉妹都市の鹿児島県指宿市をはじめ、富山県砺波市、高知県南国市、熊本県熊本市の皆さんです。
  毎年、氷濤まつりに、それぞれの地域の花を送っていただき、フラワープレゼントを行っています。
北海道は、白銀の世界ですが、もうすでに花が咲いているところがあるんですね。  
  氷濤まつりに来られる方々へ、一足早い春をプレゼントし、交流している各市のPRも行いながら、氷濤まつりを大変盛り上げていただいています。
  指宿市とは、今年で姉妹都市締結10周年を迎えます。また、指宿市と砺波市は市制施行50周年という節目の年を迎え、春には、式典等も予定されていると聞いています。
  都市間交流には、観光振興や文化・スポーツ交流、学校交流、人事交流、市民団体間の交流、フラワーや食の交流など
さまざまな交流があります。
  どれも、お互いの良いところを交流によって、さらにステップアップさせ、まちのPRはもちろん、まちづくり全体に大きな効果があると考えています。

  キャンペーン隊の皆さんは、強行スケジュールのなか、できるだけ多くの市民との交流をしていただき、人と人のつながりを築いていただければと思います。
  短い時間ですが、冬の北海道、千歳市を満喫していただきたいと思います。
  この3日間で、ウエルカムパーティや合同交流会、各県人会での歓迎会、姉妹都市交流協会の歓迎夕食会、千歳市役所指宿会の歓迎会など予定されていますが、千歳のおいしい食べ物とおいしいビールを味わっていただければ幸いです。きっと連日、歓迎会の後は清水町に出かけ、ラーメンなどを召し上がり、夜遅くまで交流を深めたことと思います。
  また、来年お待ちしています。

指宿市 田原迫市長と砺波市 安念市長の写真

指宿市 田原迫市長と砺波市 安念市長

ミス指宿、砺波プリンセスフラワー、熊本キャンペーンレディ等の写真

ミス指宿、砺波プリンセスフラワー、熊本キャンペーンレディ等

職員対象出前講座「みんなで夢実現」の開催

2月3日(火曜日)

  私が市長に就任した際に、一番先に職員の皆さんとお話しをしたいと思っていました。
就任直後、38ヶ所の職場廻りを行い、それぞれの現場で働く市の職員に私の気持ちの一端をお話ししましたが、もっとゆっくり時間をかけたいということで、職員を対象とした出前講座を実施することとなりました。
  係長職、課長職対象の出前講座を行い、今日やっと係員の皆さんにお話しすることができました。
  私は、この出前講座で、市民協働のまちづくりの考え方や私の公約実現、職員の意識改革、燃える職場などの話をしています。
  一般的な従来のまちづくりは、予算を裏付けに市民要望を聞いていましたが、今は、限られた予算の中で、いかに特色あるまちづくりを行っていくかが、大切です。それには、市役所だけがまちづくりを行うのではなく、本来、まちづくりの主役であります市民と共に知恵と汗を出し合いながら、まちづくりを進めていく必要があります。
  市民協働のルールは、(1)それぞれが主体性を持つこと、(2)対等であること、(3)共通の目的があること、です。
  市民協働のまちづくりには、職員も市民も学習が必要です。人づくりを同時に進めなければなりません。  私は、市の職員の皆さんに、まず、市民協働を理解し、意識すること、そして、職場はもちろん、地域でもリーダーになっていただきたい、そして、常に緊張感と使命感、コスト意識を忘れずに全英知を傾けてほしいと思います。
  燃えるということは、燃える物と酸素と着火が必要です。それを組織に例えますと、燃える物は目標です。酸素は燃える人です。そして、火をつけて燃やす人がいます。この燃やす人が組織の中では、とても需要です。
  何か新しいことを始めるとき、今までのことを変えようとするとき、燃える人と目標があっても、誰かが火をつけてくれないと燃えるものも燃えなくなります。この燃やす人が組織の中でどれだけいるかで、役所の質が変わってきます。
  燃える組織には、外からの力が必要です。組織が燃えないと人も育ちません。
  私は、これからも職員と大いに語り合いたいと思います。

係員対象出前講座の様子

係員対象出前講座  2月3日市民文化センター

千歳駅周辺整備の現地を見てきました。

2月2日(月曜日)

   今、千歳駅前の顔が変わろうとしています。
平成14年から整備を始めました駅周辺整備も4月には完了します。
  今まで鉄道とバスの乗り継ぎの不便さやバス路線の分かりづらさなどが課題となっていたことから、JR千歳駅隣接地に建設されます民間ビルのバスターミナル機能と連携し、バス専用道、アクセス道路、連絡歩道等を整備しているところです。
  この事業によって、4月には駅西口に観光案内所を併設した「千歳駅市民サービスセンター」の開設と、バスターミナル機能の供用開始を予定しております。
  1月14日に、駅西口ターミナルビルの商業施設のネーミング選考会があり、私も選考委員として参加しました。総数526点もの応募があり、関心が高いことを再認識したところです。
  選考の結果、西口ターミナルビルの名前は、「ペウレ千歳」に決まりました。ペウレは、アイヌ語で「若い」という意味で、千歳が成長していくイメージがあり、気に入りました。全道一若いまち千歳の駅前の顔として、素晴らしい名称だと思います。
  今後、この駅周辺と中心街が連携して、人の流れが形成されるようになると、もっと活気あるれるまちになると思います。
  工事を担当されています皆さん、大変ご苦労様です。事故なく無事完了することをお祈りしています。

千歳駅周辺整備の様子

千歳駅の西口で担当職員から説明を受けました  2月2日

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