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平成20年2月号

 

 

「達人認定証交付式」                                                    「職員による協働事業提案コンテスト『CC-Cup』」

2月28日(木曜日)
    この日行われた2つの行事を紹介します。
   まずは、午前に社会福祉協議会事務所で行われた、「あったかみのあるまち『ちとせ』をつくる会」(富樫保会長)による「達人」の第2回認定証交付式に出席しました。
   これは、市民の中からさまざまな特技を持つ人材を発掘し、世代間交流や地域イベントなどで活躍していただこうというもので、昨年6月に続いて2回目の認定となります。
   これまでに、手品、紙芝居、百人一首、生け花、和太鼓、歌謡歌唱指導、調理指導など様々な特技が認められ19名の方が「達人情報バンク」に登録されましたが、こうした多様な資質や才能は地域社会との潤滑油となって潤いを与えてくれるものであると思います。
   そして、その活動は、本市が進める協働して市民生活の向上につなげていくという「市民協働のまちづくり」にかなうものであり、心から敬意を表するところです。
   「達人」の皆さまの今後のご活躍を期待しています。
 来賓として祝辞を述べる市長      富樫会長から認定証を受け取る達人
富樫会長から認定証を受け取る達人       達人認定を祝して記念撮影
   夕刻からは、市民文化センター中ホールで開催の「第1回協働事業提案コンテスト『CC-Cup』」に出席しました。これは、市民と協働する職員の育成や職員間のコミュニケーションの醸成を図りながら、グループ単位で市提案型の市民協働事業を立案しグランプリを競う市の職員研修です。
   私は、審査員の1人として、課長職、係長職、係員ごとに分かれて出場した6グループによる提案を聞きましたが、グループそれぞれにスライド用資料や説明に工夫が見られ、この大会に向けて相当の準備をしてきた様子をうかがうことができました。
   結果は、係員グループが提案した「落ち葉リサイクル事業-はっぱ64事業」が見事グランプリに輝き、この提案は平成20年度に募集する市提案事業の候補として具体化に向けて検討していくこととなります。
   また、このコンテストに先がけて、前週には各部の代表者によって職場の業務内容や課題などを発表する「平成19年度職場発表会(第3回)」を開催したところであり、こうした取り組みを継続することによって、プレゼンテーション能力の向上や協働できる職員の育成を図り、意識改革による「燃える組織づくり」を進めてまいります。
ステージのようす      提案主旨を説明する出場者
市長をはじめ特別職等で構成する審査員      初代グランプリに決定し市長からカップを贈呈されるグループ代表者 

 

 

大雪・暴風雪に伴う災害対策本部の設置

2月24日(日曜日)
    2月23日(土)夕刻から24日(日)未明にかけて、千歳・恵庭など道央圏に暴風雪が吹き荒れ、航空便運行や道路通行などをはじめ、市民生活に多大な支障を来しました。
    市では、23日夕刻の「石狩南部大雪・暴風雪警報」の発令を受け、市役所内に「警戒本部」を設置して24時間体制により状況確認に努めていましたが、「郊外の道道で吹きだまりのため多くの車両が立ち往生している」との情報を得たことから、関係職員を招集して「災害対策本部に準じた体制」に移行し、当該地域に除雪車両を優先的に投入しました。
    しかしながら、厳しい寒さの中、長時間車両内に閉じ込められている方たちの安否を考えると一刻も早い救出が必要であると判断し、4日午前10時には雪害では初となる「災害対策本部」を設置して、北海道知事に対して陸上自衛隊への災害派遣を要請し、第7師団及び千歳警察署など関係機関の協力を得て大掛かりな救出活動を展開しました。
   その結果、同日夕刻までにバス5台を含む車両100台以上、人員約300人を無事救出することができ、同日午後8時30分に災害対策本部を廃止するにいたりました。
   今回のような大雪・暴風雪に伴う災害対応は、過去に経験のないものであることから、市では、3月初旬に防災関係機関の方々にお集まりいただき「石狩南部大雪・暴風雪に係る災害対応研究会」を開催し、今回の災害への対応結果を今一度検証して、今後の体制に万全を期していくこととします。

   このたびの災害対応にあたって、ご支援・ご協力いただいた皆さまに、改めてお礼を申し上げます。

災害対策本部で待機し情報収集する職員      緊急登庁し気象情報や現地状況をスクリーンで確認する市長

 

 

国連児童基金(ユニセフ)ニューヨーク本部からのお客様です!

2月15日(金曜日)
    「J8(ジュニア・エイト)サミット2008千歳支笏湖」を日本政府、日本ユニセフ協会とともに主催する、国連児童基金(ユニセフ)ニューヨーク本部のJ8責任者であるビクター・カルナンさんが、J8サミット会場等の視察のため来千され、市長室にご挨拶に来てくださいました。
   会話の冒頭、カルナンさんからは、本市のJ8開催に向けた様々な提案や取り組みに対して感謝のことばをいただきました。カルナンさんは、以前にも来日され横浜、神戸などで世界各国の青少年が集うユニセフ行事の開催に携わったことがあるそうですが、冬の北海道は初めてとのことなので、寒さについて感想を尋ねたところ、「ニューヨークでも今はマイナス5℃前後なので驚くほどではない」と笑顔で答えられました。
   今回のJ8サミットの千歳開催にあたっては、日本の伝統や文化、音楽、食べ物の体験に加え、千歳の子どもたちとの交流機会に期待をしているとのことです。また、サミットには各国から1チームしか出場できないことに触れ、「日本の代表になれなかったチームも出場に向けて努力した経験は貴重な体験になる。これまでも出場が叶わなかったチームがユニセフのホームページを通じて各国のチームと交流を続けているので、ユニセフとしてもこのようなネットワークづくりの支援をこれからも行っていきたい」というお話がありました。
   現在、国内では1つの出場枠に地元を含む全国67チームが応募し厳正な審査を受けているところですが、結果はともあれ応募したチームは世界の青少年と交流する絶好の機会を得ることになりそうです。
J8サミットの話題で会話がはずむ市長室のようす    ユニセフ本部のビクター・カルナンさんと日本ユニセフ協会の菊川さん
 

 

第32回ちとせホルメンコーレンマーチ

2月11日(月曜日)
   千歳の冬のスポーツイベント「第32回ちとせホルメンコーレンマーチ~千歳市民歩くスキーの集い~」が、建国記念の日に支笏湖国有林道・青葉公園内コースで開催され、参加した約400人の選手は、小雪が舞うコンディションの中、真冬の大自然を感じながらそれぞれのペースで滑走(歩?)しました。
   今年もまた、来賓としてお越しいただいたオーゲ・グルットレ駐日ノルウェー王国大使は、8km種目の選手としてもご出場いただき、見事完走されました。
   この「ちとせホルメンコーレンマーチ」は、クロスカントリースキーの本場ノルウェー王国で開催されている大会名にちなんで昭和56年に命名されたものですが、このことが契機となって昭和63年には、同国コングスベルグ市と本市との友好親善都市声明を発表しています。以来、20年間にわたり両市の友好の絆を深めていることは国際交流都市を標榜する本市にとって大変うれしいことです。
   これからも、この大会が市民の健康づくり、国内外の人々との交流の場として、ますます発展していくことを願っています。
オーゲ・グルットレ駐日ノルウェー王国大使    スターターを務めた山口市長
号砲一発!スタートする選手たち    表彰状を手渡す山口市長

 

平成19年度千歳市民フォーラム

2月9日(土曜日)
   千歳市女性団体協議会主催の「平成19年度千歳市民フォーラム」が9日、『安心できる「地域医療体制」は~健やかな毎日を過ごすために~』をテーマに、中心街コミュニティーセンターにおいて約250名の市民の皆さんの出席のもと開催されました。
   今回のフォーラムは、全国的に医療機関における医師不足、看護師不足、加えて救急医療体制に関する諸問題が深刻化する中で、「地域医療体制」の現状や今年4月から75歳以上のすべての方を対象としてスタートする「後期高齢者医療制度」など市民生活に直結する行政課題について、市民病院堀本院長をはじめ市の担当者からわかりやすく説明することにより認識を深めてもらおうというものです。
   同協議会には、前回開催のフォーラムで、「ごみの問題」について市民の皆さんと共に考える機会を設けていただきましたが、今回も喫緊の課題を取り上げていただいたことは、「市民協働によるまちづくり」にかなうものであり、大変ありがたいことと思っています。
   今回のフォーラムを通じて、課題に対する現状認識を深めていただく一助となったものと思います。これからも出前講座などあらゆる機会を通じて、市民の皆さんと情報の共有に努めていきたいと思います。 
主催者を代表して女性協大古瀬会長からあいさつ      フォーラム開催のお礼を述べる市長
堀本市民病院長による基調講演のようす      後期高齢者医療制度の説明のようす

 

 

国内外から交流親善使節団の皆さんがいらっしゃいました!

2月1日(金曜日)
  この日は、「2008千歳・支笏湖氷濤まつり」の開催にあわせ来道された国内外4都市からのお客様が市長室にごあいさつに来てくださいました。
  午前には、中国浙江省訪日団を代表して同省旅遊局海外プロモーション高級顧問の小林さんと観光親善大使の鄭 沈さんのお二人がいらっしゃいました。訪日団の皆さんは千歳川河畔開催のイベント「光と氷のオブジェ」と支笏湖畔開催の「氷濤まつり」会場で観光PRをされるということで、昨年に続き2回目の来千となります。特に中国女性である鄭さんが、流ちょうな日本語を笑顔で披露されたことには大変感心しました。中国浙江省との友好の絆が今後ますます深まっていくことを期待しています。
浙江省の風土など説明を受ける市長      観光PR親善大使の鄭さん  
  午後から訪ねて来てくださったのは、氷濤まつりのイベント「フラワープレゼント」に参加し ていただく富山県砺波市(チューリップ)、姉妹都市の鹿児島県指宿市(菜の花)、宮崎県東京事務所(スイートピー)の皆さんです。皆さんには、長年にわたり「氷濤まつり」会場において、ご当地で咲く色鮮やかな花々を通じた交流を続けていただいています。氷点下が続く千歳に、今年も一足早い春の訪れを感じさせていただけることはとてもうれしいことです。
「となみチューリップフェア」をPRするプリンセスチューリップの小池杏奈さん      砺波市の皆さんと記念撮影
「指宿花の女王」田之上華世さんから菜の花を受け取る市長      田原迫指宿市長、東指宿市議会議長を中心に記念撮影
宮崎県東京事務所からお越しいただいたお二人の職員      宮崎県人会の皆さんを交えて記念撮影              
 
 

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