市長記者会見　J８（ジュニア・エイト）サミットの千歳開催決定（平成19年10月19日）

  
  平成19年10月19日（金）、平成20年７月の「北海道洞爺湖サミット」と並行して日本政府（外務省）、ユニセフ（国連児童基金）及び財団法人ユニセフ協会が共催する「Ｊ８（ジュニア・エイト）サミット」の開催地が「支笏湖畔地域を含む千歳市とする」という内容の正式発表がありました。同日夕刻、記者会見で発表した山口千歳市長のコメントは次のとおりです。

            【Ｊ８（ジュニア・エイト）サミット開催地決定についての市長コメント】 

   本日はお集まりいただきましてありがとうございます。早速、Ｊ８サミットの千歳開催決定に係わるご報告をさせていただきます。
   本日夕方、外務省から来年開催されますＪ８サミットにつきまして、千歳市が開催地として決定したという連絡をいただきました。
   外務省からの発表内容を原文に沿ってお示ししますと、
「(1)外務省は国連児童基金・ユニセフとの共催により、２００８年７月１日から10日までの予定で、支笏湖畔地域を含む千歳市において、Ｊ８サミットを開催する。
(2)２００８年Ｊ８サミットの開催地については、支笏湖の静かな環境を世界の青少年たちの集いであるＪ８サミット開催の際に活用したいとの意向がユニセフ側から示されたことを受け、支笏湖畔を含む千歳市で開催することについて了解に達したものである。」
という内容であります。
   これまで、当市といたしましては、この開催実現に向けて全力を挙げて取り組んでまいりましたが、このような発表を受けて大変うれしく思っております。また、支笏湖と市街地の特性を活かした開催企画書を提示いたしましたが、それが高く評価をされ、千歳市開催の意義が認められたことは、大変光栄に思っているところであります。
   Ｊ８サミット誘致にご支援をいただきました各関係団体、市民の皆様に深く感謝申しあげます。
  千歳市にとりましては、初めてのサミット公式事業の開催になりまして、特に中高生を対象にしたジュニア・サミットをいうことで、将来を担う子どもたちがサミットを身近に感じ、国際的な問題を一緒になって考えることができるようなサミットにしていきたいと考えております。
   来年は、市政施行50周年の記念すべき年にもなり、この千載一遇（せんざいいちぐう）のチャンスを活かし、Ｊ８サミット成功に向け、市民の皆さんとともに全市挙げて準備に取り組んでまいります。
   これからの予定といたしましては、北海道知事への報告を行うとともに、26日には外務省を訪問し、ごあいさつと今後のスケジュールなどを確認してくる予定としております。
   また、来年の７月の開催に向け、早急に準備作業を進める必要がありますことから、11月１日付けをもちまして、担当の主幹、主査を企画部に配置することにしており、国やユニセフと具体的な協議を行い、市民への周知や市主催事業を実施する市民実行委員会の立ち上げなどを行っていく予定としております。
   以上、千歳市開催決定に係わるご報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  ありがとうございます。

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