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平成28年3月市長行政報告

  平成27年第4回定例市議会以降における諸般の行政をご報告申し上げます。

(1  はじめに)
  平成27年度も残すところひと月となりましたが、2月17日に北海道が発表した平成27年国勢調査の速報値によりますと、平成27年10月1日現在、本市の総人口は95,664人であり、前回の平成22年国勢調査と比べ2,060人増加し、2.2パーセントの伸び率となっております。
  また、世帯数につきましては40,614世帯であり、前回調査と比べ2,073世帯が増加し、5.4パーセントの伸び率となっております。
  北海道全体では、この5年間で総人口が2.2パーセント減少している状況にありますが、本市においては人口増加が続いており、これまでの企業誘致の推進や自衛隊の体制強化、子育てや教育の環境整備など、人口増加に寄与する各種施策の効果が現れたものと受け止めております。
  今後も第6期総合計画をはじめ千歳市人口ビジョン・総合戦略など、各計画に位置付ける施策を着実に推し進め、本市の活力の源泉であります人口の増加を維持する取組を推進してまいります。

(2  市功労者のご逝去について)
  このたび、千歳市功労者、沼山(ぬまやま)佐太郎(さたろう)様が12月27日に、杉原(すぎはら)婦紀(ふき)様が1月9日に、宮澤(みやざわ)一成(かずしげ)様が2月9日にご逝去されました。
  沼山  太郎様は、千歳市農業委員会会長職務代理者や農政小委員会委員長として、農村地域の再生や地域農業の発展に尽力されました。
  杉原婦紀様は、千歳地区保護司会副会長や千歳商工会議所女性部初代会長として、地域福祉の向上や地域経済の発展に尽力されました。
  宮澤一成様は、千歳市教育委員会教育長や千歳市功労者表彰審議会委員として、教育行政の進展や本市における顕彰制度の振興に尽力されました。
  ご逝去されましたお三方の長年にわたるご努力とそのご功績は、誠に大きなものがあり、心からご冥福をお祈り申し上げます。

(3  新千歳空港の乗降客数について)
  新千歳空港の乗降客数については、現在も増加の傾向が続いており、平成27年は前年から119万人増加し、2,045万人となり、初めて2,000万人を超え、過去最高となりました。
  国内線では、国内格安航空会社(LCC)の増便で新たな利用者が掘り起こされたことなどにより、前年比3.6パーセント増の1,835万人となり、国際線においては、円安やアジア圏を中心とした観光需要の高まりなどにより、初めて200万人を超え、前年比36.3パーセント増の210万人と国内外ともに過去最高の乗降客数を記録しております。
  今後もこの傾向が継続し、新千歳空港が国際拠点空港として、本市はもとより北海道経済の発展を牽引する役割を担っていくことを期待するものであります。

(4  在日米軍再編に係る訓練移転について)
  米軍再編に係る千歳基地への訓練移転につきましては、1月12日から22日までの11日間にわたりタイプ  訓練が実施され、無事に終了したところであります。
  市といたしましては、昨年12月22日に行われました国の概略公表以降、市民への周知、関係機関との情報の共有や騒音の測定などに努めてきたところであり、今後も市民への周知など適切に対応してまいります。

(5  訴訟について)
  訴訟についてでありますが、本年1月25日、株式会社ヤング・ラインを原告とする損害賠償請求事件の訴状が札幌地方裁判所から送達されました。訴えの内容は、原告が使用する建物の固定資産税評価額を下げないことに関し、市に金銭賠償の支払を求めるものであります。
  市といたしましては、市に対する原告の主張は認められないことから、裁判所の審理を通じて事件の解決を図ってまいります。

(6  千歳市町内会連合会の設立50周年について)
  千歳市町内会連合会は、昭和41年に16名の有志の声掛けにより町内会連絡協議会として発足し、今日まで行政のパートナーとして、市民協働の原点とも言える市民と行政をつなぐ重要な役割を果たしていただいております。
  2月6日、北ガス文化ホールにおいて、この千歳市町内会連合会の設立50周年を記念した式典が約300名の出席の中、盛況のうちに執り行われました。
  当日は、北斗中学校リコーダー部の演奏等のほか、東京千歳会会長の太田英昭氏(株式会社産経新聞社会長)による「ふるさと千歳と私。そしてメディア」と題した講演があり、氏の「ふるさと千歳」への思いなどが語られ、来場者には千歳の歴史の再認識とともに、魅力の再発見につながる良い機会になったものと考えております。
  これまで町内会活動にご尽力いただいた千歳市町内会連合会並びに町内会関係者の皆さまのご労苦に深く敬意を表しますとともに、今後におきましても市民協働のもと、より一層の協力関係を深めながら連携し、町内会への加入促進などの課題解決や住民福祉の増進に向けた取組を進めてまいります。

(7  あったか灯油事業について)
  昨年10月から本年2月までの間、生活困窮世帯冬季生活支援事業として、真に生活に困窮している高齢者世帯や障がい者世帯、ひとり親世帯に対し、冬季における暖房費の一部を助成する「あったか灯油事業」の申請を受け付けました。
  2月末までに123世帯へ支給したところであり、生活に困窮している世帯に対する第2のセーフティネットの市独自事業として支援に努めてまいります。

(8  千歳市きずなポイント事業について)
  昨年7月から、介護予防ボランティアポイント制度として、65歳以上の市民を対象とした「千歳市きずなポイント事業」を開始いたしました。
  現在、ボランティアとして登録している方は150名で、受入施設につきましては、高齢者支援施設が27施設、子育て支援施設が14施設となっております。
  この制度は、各福祉施設や介護予防教室などにおいてボランティア活動を行っていただき、貯めたポイントを換金または福祉に役立てるために寄付することができるもので、ボランティアの方々からは、地域の福祉活動に参加できたことへの喜びの声が多く寄せられております。

(9  健康づくり及び高齢者福祉の推進等に係る協定について)
  昨年12月17日、エーザイ株式会社と「千歳市の健康づくり及び高齢者福祉等の推進に関する協定」を締結しました。
  この協定は、市と民間企業が連携して、本市における健康づくり及び高齢者福祉等を推進し、市民の健康的な生活を実現することを目的としており、この協定締結により、がん、ロコモティブシンドローム及び認知症の発症・重症化予防に関する普及啓発や、がん検診や特定健康診査等の受診を勧奨する活動を積極的に進めてまいります。
  また、2月22日には、生活協同組合コープさっぽろと「千歳市における高齢者の地域見守り活動に関する協定」を締結しました。
  この協定は、市と民間企業が連携して、高齢者世帯の見守りと安否確認、異変を発見した際に連絡・通報を行うことにより、高齢者の孤立死の防止を目的としており、この協定締結によって、見守りと安否確認の仕組みを構築し、高齢者が安心して住み慣れた地域で生活を続けることができる地域づくりを進めてまいります。

(10  障害者差別解消法講演会について)
  2月3日、北海道石狩圏域地域づくり推進員の我妻(わがつま)武(たけし)氏による障害者差別解消法講演会を北ガス文化ホールで開催しました。
  この講演会は、本年4月から施行される「障害者差別解消法」について理解を深めることを目的に開催したもので、市民、企業及び障がい福祉関係者など約280名の参加をいただきました。

(11  子育て支援事業について)
  子育て支援事業につきましては、ちとせっこセンターと、げんきっこセンターに「子育てコンシェルジュ」を4名配置し、昨年6月以降491件の相談に応じたほか、「ホームスタート事業」として子育て家庭を延べ46回訪問し、子育ての孤立感や不安感を解消する寄り添い型の支援に取り組んでおります。
  また、両センターにおいては、昨年4月から月2回休日開館を実施したほか、7か所の児童館においては、国の基準を満たす「地域子育て支援センター」を設置し、車がない、家から遠いなどの理由で、子育て支援センターの利用が困難だった親子から喜ばれております。
  さらに、市内企業や団体などが、それぞれの知識や技術、商品を活用して、子育て世代向けの講座やイベントを開催する「千歳市子育て支援連携事業」(通称「企業連携ぷちゼミ」)を導入し、これまで3法人に「ハンドマッサージ講座」や「骨盤のゆがみ解消講座」、親子で参加する「おはぎ作り講座」を開催いただいております。
  参加者からは、「良いリフレッシュになり楽しかった」「企業が入るとまた違った感じで良かった」などの感想が寄せられ、また、主催した法人からは、「地域貢献の場が広がった」「地域のママたちの声が聴けて良かった」などの感想をいただいており、引き続き、地域ぐるみで子育て世代を支援する取組を推進してまいります。

(12  インクルージョン保育について)
  障がいのある子どもへの支援につきましては、今年度からこども通園センターの職員が、認定こども園や保育所、幼稚園などへ出向いて療育指導を行う「訪問療育支援」を行っており、現在、8人の子どもが継続的に利用し、保護者や各施設からは、「生活の場面における子どもの様子や支援方法を共有できる」と評価を得ております。
  また、障がい児の早期発見と早期対応のため各施設を巡回する「巡回支援事業」については、これまで96回の訪問を行い、233人の子どもについて継続的に支援を行っており、「子どもへの具体的な配慮と対応方法についてわかりやすく参考になった」という評価を得ております。
  今後とも、これらの取組を通じて障がいのある子とない子が共に成長するための、「インクルージョン保育」を推進してまいります。

(13  休日夜間急病センターについて)
  千歳市休日夜間急病センターにつきましては、基本設計業務が本年1月に完了したところであり、利用者の目線に立った「快適性」・「効率性」・「機能性」を重視するとともに、医師及び看護師等の医療スタッフが質の高い医療を提供できる労務環境にも配慮した内容としております。
  今後は直ちに実施設計に取りかかり、本年秋には建設工事に着手してまいります。
  一方、医師の確保につきましては、これまで、市ホームページをはじめ民間人材バンクや医療系新聞の活用、さらには関係機関等への要請などを通じて募集を行ってきたところでありますが、これらの取組により、現時点におきまして、センター常勤医師として2名が内定しております。
  今後も引き続き、週末及び祝日の診療を担当する医師や看護師等の確保に向け、関係機関との連携を図りながら取り組んでまいります。

(14  企業誘致について)
  企業誘致につきましては、函館市に本社があります株式会社メデックが、流通業務団地の土地を取得し、立地いたしました。
  同社では、これまで市内に事務所を置いておりましたが、業務拡大により、事務所の移転・増設用地として活用するものであり、本年6月、操業予定と伺っております。
  次に、東京都に本社があります株式会社横森製作所が、臨空工業団地内の民有地を取得し、進出いたしました。
  同社では、各種鉄骨階段等の製造工場、保管倉庫の用地として活用するものであり、本年10月、操業予定と伺っております。
  このたびの進出により、本年度の立地件数は6件となり、本市の産業振興に波及効果をもたらすものと期待しております。
  次に、企業誘致活動では、1月に東京都内において開催された国際ナノテクノロジー総合展・技術会議「nano tech(ナノテク)2016」に千歳科学技術大学、特定非営利活動法人ホトニクスワールドコンソーシアムと共に出展したほか、同じく1月に東京都内で開催された「ICT利活用・ビジネスセミナー」、2月には名古屋市内において開催された北海道にゆかりのある企業人などが参加する「ふるさと北海道応援フォーラム」にも出展し、本市の立地環境や優位性をPRしたところであります。
  今後もさまざまな機会を活用し、市内企業の振興支援と企業誘致活動を積極的に進めてまいります。

(15  2016千歳・支笏湖氷濤まつり等について)
  今回で第38回を迎えた北海道を代表する冬の祭典「2016千歳・支笏湖氷濤まつり」は、作成当初暖冬が続きましたが、年明けから天候に恵まれ、氷像製作が順調に進み、実行委員会の方々の努力により、今年も、美しい支笏湖ブルーに輝く大小30基の素晴らしい氷像が完成しました。
  1月29日から2月21日までの期間中、「支笏湖ブルーの輝き、寒気が歓喜に変わる冬」をテーマに、鹿児島県指宿市、富山県砺波市、高知県南国市の交流都市による菜の花やチューリップなどのフラワープレゼントのほか、氷濤ウエディングや花火大会、氷濤アイスカット大会のステージ行事など、多彩なイベントが開催され、支笏湖ブルーに輝く氷像や夜のライトアップされた会場は、国内外から訪れた多くの観光客に感動を与え、支笏湖や市街地の魅力をPRすることができ、盛況のうちに終了いたしました。
  このほか、中心市街地におきましては、市民団体、商店街振興組合などによる冬まつりやイベントが開催されました。
  2月5日から7日の間でグリーンベルトにおいて開催された「光と氷のオブジェ」では、シーニックナイトと連携して、会場内及びその周辺に約1,600個のアイスキャンドルを設置したほか、氷像やイルミネーションによる幻想的な光の演出が行われました。
  また、同時期に仲の橋通り商店街では、雪像の展示や、姉妹都市指宿市からの菜の花のプレゼントなどが行われるとともに、ニューサンロード商店街では「しばれ焼き」が催されるなど、いずれのイベントにも、多くの市民や観光客等が来場し、冬を楽しむ光景が見られました。

(16  道の駅でのイベント事業について)
  1月30日、道の駅サーモンパーク千歳において、鹿児島県指宿市、富山県砺波市、高知県南国市のフラワー交流都市による菜の花やチューリップなどのフラワープレゼントが行われ、多くの市民や観光客に一足速い春の訪れを感じていただきました。
  また、2月7日には、道の駅サーモンパーク千歳イベント広場で、インディアン水車通り商店街振興組合が主催する「市民ふれあい広場in Winter(イン ウィンター)」と千歳青少年教育財団主催の「ちとせっ子雪遊び」が合同で開催されました。今回は、道の駅の指定管理者も事業に参画し、サーモンパークの賑わいづくりに取り組んでいただきました。
  今後も、道の駅の指定管理者と千歳青少年教育財団、商店街等が連携して、多くのイベントなどが実施されることにより、交流人口の拡大や地域の活性化につながることを期待するものであります。

(17  スポーツ振興について)
  2月11日に青葉公園及び周辺の特設コースにおいて、千歳市民歩くスキーの集い「第40回ちとせホルメンコーレンマーチ」が、駐日ノルウェー王国大使館から、グリー・イレーネ・スコーシュタ1等書記官をお迎えし開催されました。
  大会は、雪不足により、33キロメートルの種目を13キロメートルに変更することとなりましたが、当日は道内外から330名が参加し、実施種目の13キロメートル、7キロメートル、4キロメートルのほか、歩くスキー4キロメートル競技が行われ、天候などにも恵まれ、盛会のうちに無事終了することができました。

(18  火災等の発生状況について)
  平成27年の火災発生状況につきましては、火災件数は19件で平成に入ってから最も少ない件数となっております。
  火災の種別は、「建物火災」9件、「車両火災」6件、「その他の火災」が4件で、火災による死者はおりませんが、負傷者が2名発生し、損害額は約2,530万円となり、主な出火原因は、「放火・放火の疑い」が2件、「たばこ」「こんろ」「火遊び」「ストーブ」「電気装置」「内燃機関」「配線器具」がそれぞれ1件、「その他」が8件、「不明」が2件となっております。
  前年と比較しますと、火災は9件減少し、損害額は約6,410万円と大幅に減少しましたが、負傷者のうち1名は住宅火災で発生していることから、火災の早期発見に有効な住宅用火災警報器の設置促進と適切な維持管理に係る広報活動を継続し、火災による被害の軽減と火災予防の啓発活動を消防協力団体とともに積極的に進めてまいります。
  また、平成27年の救急出動状況につきましては、出動件数が3,208件、搬送人員が2,716名で、前年と比較いたしますと、出動件数で24件、搬送人員で69名が、それぞれ減少しております。
  主な事故種別は、「急病」が2,052件で全体の64パーセントを占め、以下、「一般負傷」460件、「転院搬送」298件、「交通事故」が242件となっております。
  救急出動が減少した理由としましては、「救急車の適正利用」への理解や「ちとせ健康・医療相談ダイヤル24」の活用などが考えられますので、今後も救急車の適正利用について普及啓発を継続するとともに、救命率の向上を図るため救急体制の充実と応急手当の普及促進に努めてまいります。

  以上申し上げまして、行政報告といたします。

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