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平成25年9月市長行政報告

  平成25年第2回定例市議会以降における諸般の行政をご報告申し上げます。

(1  はじめに)
  去る9月7日に2020年夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の東京開催が決定し、我が国にとって明るい話題となりました。これまで東京招致に尽力されてこられました関係者の皆様のご努力に対して、深く敬意を表する次第であります。今後は、オリンピックの開催に向けたインフラ整備や観光といった幅広い分野に良い影響となることを期待するものであります。
  一方、本市の雇用情勢につきましては、ハローワーク千歳が発行する雇用失業情勢によりますと、千歳、恵庭地域における7月の有効求人倍率は、平成19年度以来となる0.6台の0.66倍となっており、厳しさは残るものの徐々に回復傾向にあります。
  今後も雇用の改善に期待するところであり、引き続き地域の実情に応じた雇用対策を講ずるとともに、国における経済対策等の動向を踏まえながら、市内経済の活性化と市民生活の安定に努めてまいります。

(2  事業者と市民活動団体をつなぐ“縁結び”事業について)
  「みんなで進める千歳のまちづくり条例」に基づき、事業者の社会貢献活動を促進するとともに、市民が広く“まちづくり”に参画する機会を拡充するため、事業者と市民活動団体の協働によるまちづくりを市が仲介支援する取組として、「事業者と市民活動団体をつなぐ“縁結び”事業」を7月から開始いたしました。
  内容といたしましては、双方から提案された公益的、または社会貢献的な事業に関する情報を、市のホームページに掲載するとともに、「事業提案説明会」を開催し、両者が知り合い、協働するきっかけづくりを支援するものであります。
  初年度につきましては、「千歳工業クラブ」の会員企業と「市民公益活動団体」として登録している団体を対象としておりますが、今後の活用状況や浸透状況により、対象者の範囲拡大を検討することとしております。
  この“縁結び”事業によりまして、事業者と市民活動団体が、知識や経験、専門性を持ち寄り、まちづくり活動の拡充やネットワークの形成など、新たな協働パターンとしての相乗効果が発揮されるものと期待しております。

(3  平成25年度千歳市総合防災訓練について)
  去る9月7日、千歳市防災学習交流施設において、平成25年度千歳市総合防災訓練の実動訓練を実施しました。
  この訓練は、災害発生時における地域住民の防災・減災能力を向上することを目的として、大規模地震災害等が発生した際に、住民が行うべき基本となる応急対応行動などを自主防災組織や町内会を対象に実施したほか、防災関係機関等の装備品や訓練の展示を行いました。
  併せて、家庭における防災意識を高める目的で、児童・生徒等を対象とした体験型訓練を防災の森において行い、自主防災組織や町内会、児童・生徒、防災関係機関、協力機関、団体など約900名の参加を得て実施することができました。参加された市民の皆さまからは、「訓練に参加して得るものがあった、良かった」、「継続して実施して欲しい」という多くの意見をいただいたことなどから、訓練の目的は達成することができたものと考えております。
  また、同日、樽前山噴火災害を想定した対処訓練を陸上自衛隊第11普通科連隊、石狩及び胆振東部森林管理署、支笏湖住民等の協力を得て、支笏湖地区において実施しました。この訓練には、第11普通科連隊の装軌車両、市の消防車両、公用車等を使用し、噴火災害時における災害対処能力の向上を図るため、支笏湖地区への進出訓練と映像伝送装置等を使用した通信訓練を実動により行ったところであります。
  今後も、防災関係機関、協力機関等と連携を図り、相互理解を深めるとともに、市民と協働した防災・減災対策を進め、災害に強いまちづくり、ひとづくりを目指してまいります。

(4  自衛隊の体制強化を求める活動について)
  政府は本年末に、新しい「防衛計画の大綱」及び「中期防衛力整備計画」を策定することとしており、この大綱策定に資するため、自由民主党は「新防衛計画の大綱策定に係る提言」を政府に提出し、防衛省は「防衛力の在り方検討に関する中間報告」を取りまとめたところでありますが、いずれの提言等も北海道の優れた訓練環境等が評価され、「北海道」の地名が具体的に記述された内容となっています。このことは、これまでの私たちが行ってきた活動の成果が表れているものと受け止めており、更なる取組をしていく必要があると改めて認識したところであります。
  このことから、8月27日に、「千歳市における自衛隊の体制強化を求める期成会」として、防衛省及び北海道内選出等国会議員に対し、千歳市における自衛隊の体制強化について要望し、翌28日には、「北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会」として、内閣官房、防衛省、自由民主党幹部及び北海道選出国会議員へ、北海道の自衛隊体制強化を求めて要望を行ってまいりました。
  この自衛隊体制強化に係る問題は、北海道は無論、本市にとっても重要な課題でありますことから、「北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会」及び「千歳市における自衛隊の体制強化を求める期成会」と連携を図り、年末に向け引き続き積極的に活動を行ってまいります。

(5  千歳川清掃について)
  去る8月24日、千歳青年会議所が主催し、清流と緑を守る市民の会と千歳市民の飲み水を守る会の共催による、42回目となる千歳川清掃が行われました。
  今回は、王子製紙株式会社苫小牧工場の協力を得て、平成6年以来19年ぶりに減水しての大がかりな川清掃となりました。
当日は、各駐屯地等の曹友会やスポーツ少年団の子供たちを含む市民約600名の皆さまに参加いただき、ごみの重量は約1トンにもなりました。
  本市では、千歳の中心部を流れる清流千歳川の自然を守るこの活動を今後とも支援し住みよいまちづくりの推進に努めてまいります。

(6  千歳市民夏まつりについて)
  「千歳にきらめき輝きを、笑顔溢れる夏まつり」をテーマに、「千歳市民夏まつり」が7月13日から8月20日までの39日間にわたって開催され、各商店街、企業、団体等において、魅力ある多くのイベントが繰り広げられました。
  期間中には、「2013スカイ・ビア&YOSAKOI祭」をはじめ、「清流千歳川噴水フェスティバル」、「清流千歳川あんどんまつり」、「千歳民報市民納涼花火大会」、「千歳・道新花火大会」、「航空自衛隊千歳基地航空祭」などが開催されました。
最終日の「千歳市民納涼盆踊り大会」には、26団体と個人合せて約2,000名の参加をいただき、大変多くの市民の皆さまと夏まつりを盛況のうちに終了することができました。
  関係団体並びに市民の皆さまの熱意あふれる取組やご協力に対し、心から感謝申し上げますとともに、今後とも多くの市民が集い交流する場として、更なる夏まつりの活性化に努めてまいります。

(7  支笏湖のヒメマスについて)
  支笏湖のヒメマス釣りは、例年どおり6月1日から解禁となり、8月31日に無事終了しました。
  漁獲数につきましては、過去最高を記録した平成22年よりもさらに27パーセント多い14万2,586尾となったほか、出漁数につきましても、平成3年の漁獲調査開始以来最高の5,811隻となったところであります。
  また、支笏湖漁業協同組合が有するヒメマスの漁業権につきましては、本年8月31日までとなっておりましたが、同組合では、引き続き、ふ化・増殖事業を行うため、平成35年8月31日まで漁業権の更新を行ったところであります。
  市といたしましては、今後も、独立行政法人水産総合研究センターや北海道、支笏湖漁業協同組合などと連携を図りながら、ヒメマス資源の保護・増殖に努めてまいります。

(8  農作物の生育状況について)
  今年は、4月、5月の低温により、馬鈴しょ、てん菜等の植付けや、豆類や飼料用とうもろこし等の播種に1週間程度の遅れが生じました。
  6月以降は、気温や日照時間に恵まれ、総じて生育が順調に進み、平年並みの収穫を見込んでいたところでありますが、8月に発生した雹と突風、集中豪雨により、一部地域において、水稲、とうもろこしなどの倒伏や、馬鈴しょ、豆類、てん菜等の損傷による被害が生じております。
  今後、天候に恵まれ生育が順調に回復し、豊穣の秋を迎えられることを期待しております。

(9  企業誘致について)
  企業誘致につきましては、東京都に本社がある株式会社エクシアが、土地開発公社と事業用定期借地権設定契約を締結し、千歳美々ワールドに進出いたしました。
  同社は、主にレンタカー事業を行うこととして、本年6月から操業を開始しております。
次に、北広島市に本社があります株式会社ウッドベルが千歳市と事業用定期借地権設定契約を締結し、千歳市第4工業団地に進出いたしました。
  同社は、一般貨物自動車の運送事業を行うこととして、本年7月から操業を開始しております。
  次に、千歳市に本社があります佐藤水産鮨株式会社が、土地開発公社と土地売買契約を締結し、千歳臨空工業団地内の事業用地を拡大いたしました。
  同社は弁当の製造・販売を行っている事業者で、狭隘となった駐車場敷地を拡大しております。
この度の進出により、本年度の立地件数は4件となり、本市の産業振興に波及効果をもたらすとともに、この勢いが今後の企業誘致に弾みがつくものと期待しております。
  また、本年7月には、札幌コンベンションセンターにおいて開催された産業展示会「北洋銀行ものづくりテクノフェア2013」に、千歳科学技術大学と共に出展し、同大学での文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業や産・学・官連携の取組、市内工業団地の紹介などPRを行いました。
  今後も様々な機会を活用するなど、企業誘致活動を積極的に進めてまいります。

(10  公共工事の進捗状況について)
  公共工事の進捗状況につきましては、建築工事のうち、泉沢向陽台コミュニティセンターの改修工事が11月末、(仮称)鉄南地区子育て総合支援センター建築工事が来年2月中旬、スポーツセンターの改修工事が来年3月末に、耐震改修工事では、北進小中学校校舎が10月中旬の完成に向けそれぞれ工事を進めております。
  また、土木工事のうち、北千歳駐屯地急傾斜地対策受託事業の今年度工事区間である大和3丁目地区が来年2月末に、公園工事では、みどり台緑化重点地区整備事業のうち、長都川緑地が9月末、みどり台公園が10月末に、道路工事では、南26号道路の防雪柵設置工事が11月末の完成に向けそれぞれ工事を進めております。
  さらに、毎年、計画的に実施している市道整備事業や市内公園整備事業につきましても、予定どおり工事を進めており、このことから上半期(4月~9月)の目標であります、発注率85%につきましては達成できる見込みとなっております。
  なお、未発注工事につきましても、計画に沿った発注に努めてまいります。

(11  新千歳空港インターチェンジの開通について)
  去る8月3日、北海道が事業主体となって工事を進めていた「新千歳空港インターチェンジ」が開通しました。
  この開通を祝し、国会議員の方々を始め、多くの関係者のご臨席のもと、開通式典を挙行いたしました。
  このインターチェンジ開通により、北海道の空の玄関口である新千歳空港の交通アクセスがさらに強化され、北海道の経済、観光の活性化につながることを期待しております。

(12  各会計の決算状況について)
  平成24年度の決算につきましては、一般会計では歳入の確保とともに経費の節減や創意工夫などに努めた結果、収支不足分として予算で措置した3億4,769万8千円を財政調整基金から繰入れすることなく決算を終え、実質収支額10億2,102万7千円の黒字を計上し、このうち、7億1,656万円については財政調整基金に積立処分を行いました。
  また、6特別会計につきましては、いずれも黒字となり、特別会計の実質収支総額は4億4,587万3千円となりました。
  決算剰余金の積立処分後の財政調整基金の現金残高は、31億7,789万2千円となり、将来負担比率も前年度に比べ減少するなど、収支バランスの維持とともに、資産・債務状況についても改善され、財政の健全性の確保が着実に図られている結果となっております。
  今後も、多様で安定的な市民サービスを提供するため、千歳市財政標準化計画に基づき、強固で持続可能な財政基盤の確立を図ってまいります。
  水道事業会計の平成24年度決算につきましては、有収水量が前年度を0.3パーセント上回ったことから、給水収益は14億4,206万3千円と対前年度比0.3パーセントの増となり、単年度収支としては8,250万9千円の純利益を計上いたしました。
  その結果、未処分利益剰余金は、平成23年度の繰越利益剰余金と合わせ1億3,868万5千円となりましたが、このうち剰余金処分として、減債積立金に700万円、利益積立金に7,500万円を積み立てることとしております。
  一方、下水道事業につきましては、有収水量が前年度を0.5パーセント下回ったことから、下水道使用料は15億5,179万2千円と対前年度比0.6パーセントの減となりましたが、単年度収支としては1億322万5千円の純利益を計上いたしました。
  その結果、未処分利益剰余金は、平成23年度の繰越利益剰余金と合わせ1億5,454万7千円となりましたが、このうち剰余金処分として、減債積立金に780万円、利益積立金に9,500万円を積み立てることとしております。
  今後とも経費の節減や業務の見直しなど、より一層経営の効率化を進め、安定的な経営基盤の確立を図るとともに、市民サービスの向上に努めてまいります。
  病院事業会計の平成24年度決算につきましては、診療報酬のプラス改定やDPC制度の効果的な運用などにより、患者1人当たりの診療単価が上昇したものの、前年度に比べ本院の入院患者数が3,821人、外来患者数が1,599人とそれぞれ減少したことなどから、事業収益は1億360万9千円の減少となっております。
  一方、患者数減少による薬品費等の減少やコスト縮減の取組等により、事業費用においても前年度に比べ7,715万4千円の減少となり、単年度収支では1億4,175万1千円の純利益を計上いたしました。
  今後とも、医療を取り巻く情勢を的確に見極めながら、効率的な病院運営を推進し、健全で安定した経営基盤の確立に努めてまいります。

(13  おわりに)
  以上、第2回定例市議会以降における行政の概要についてご報告申し上げましたが、別途、補正予算をはじめ、諸議案を提出しておりますので、よろしくご審議、ご決定いただきますようお願い申し上げます。

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