協働とは
「協働」という言葉は、単に一緒にやる、協力してやるというだけではなく、「異なる環境や立場にある人や、異なる考え方を持った人たちが相互理解と信頼の下に共通の目標に向かって活動し、今までにないものをつくりあげていくこと」と言われています。
市民協働とは
協働の中でも、特に、市民と行政が協働する関係性を指して「市民協働」と言われています。具体的には「市民、市民活動団体、事業者及び市がお互いの立場を理解し、不特定かつ多数のものの利益の増進を図るための共通の目標に向かって対等な立場で協力し、その成果と責任を共有しあう関係」と言えます。
なぜ、市民協働が必要か
地方分権の進展や少子高齢化などの社会変化に加え、市民の価値観が多様化している中、行政だけでは十分に対応できないケースが多くなってきています。
このことから、「公共」は行政のみが担うべきものという従来の考え方から脱却し、地方自治の精神である「自分たちの地域は自分たちの手でつくる」という理念の下、誰もが暮らしたいと思えるようなまちづくりに向けて、市民と行政が良きパートナーとして協力しあうことが一層重要になってきています。
千歳市の市民協働
千歳市では、市民協働を着実に進めるため、平成19年4月に「みんなで進める千歳のまちづくり条例(PDF)」を制定しました。この条例では、次のとおり基本理念を定めています。
※関係資料 「みんなで進める千歳のまちづくり条例解説(PDF)」
市民・市民活動団体・事業者・市が、お互いの特性や役割を理解し、
対等な協力関係を維持しながら、それぞれがもつ「知識」「能力」「経験」を
最大限に活かし、市民協働によるまちづくりを進める。
●マンガ「ちとせの協働」
このマンガは、市民協働とは何かをわかりやすく漫画にし、 平成26・27年度に実施した市提案型協働事業 「もっと「市民協Do!」事業」で制作しました。
内容はこちらよりご覧ください。ちとせの協働.pdf (PDF 6.08MB)
●市民協働ハンドブック
このハンドブックは、「市民協働」をより多くの市民の皆様に知ってもらうため、令和4年度に実施した市提案型協働事業「市民協働活性化事業」で制作しました。
内容はこちらよりご覧ください。市民協働ハンドブック (PDF 5.18MB)