みんなで生き生き活力創造都市

千歳市
City of Chitose

北海道千歳市公式ホームページ
- City of Chitose

サイトマップ
ホーム市政情報施策・計画市長行政報告平成22年9月市長行政報告

平成22年9月市長行政報告

  2回定例市議会以降における諸般の行政をご報告申し上げます。

 

(1  はじめに)
  北海道経済につきましては、持ち直しの動きがみられるものの依然として厳しい状況にある中で、新千歳空港の貿易額は、平成22年上半期で前年同期を55.9パーセント上回る150億円となりました。
  また、国際線旅客ターミナルビルの供用開始後4か月間の国際線旅客数は対前年比で約30パーセント増加しており、北海道経済の回復にとって明るい材料になるものと考えております。
  一方、政府におきましては「新成長戦略」に基づき、日本経済を本格的な回復軌道に乗せるとともに、デフレを終結させる政策運営を行っており、去る7月27日には「平成23年度予算の概算要求組替え基準について」を閣議で決定し、新たな政策及び効果の高い政策に予算の重点配分を行うことから、今後、情報の把握に努め適切に対応してまいります。

 

(2  市功労者のご逝去について)
  このたび、千歳市功労者、眞鍋滋夫(まなべしげお)様が8月30日にご逝去されました。
  眞鍋滋夫様は、千歳市学校医及び社団法人千歳医師会会長として、学校保健事業の推進や千歳市救急医療体制の確立など地域医療の充実向上に尽力されました。
  永年にわたるご努力とそのご功績は誠に大きなものがあり、心からご冥福をお祈り申しあげます。

 

(3  北海道における自衛隊の体制維持を求める活動について)
  自衛隊の体制維持につきましては、市民や自衛隊の皆さんと課題を共有し、その解決に向けて活動を行ってまいりましたが、本年末に行われる「防衛計画の大綱見直し」に大きな影響を与える「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」の報告書が8月末に出されたところであります。
  この内容を見ますと、北海道における自衛隊の存在意義や我が国の防衛において地方が果たす役割などが明記され、これまで取り組んできた活動の成果が認められたものと考えております。
  去る9月15日には、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会役員会を開催し、この報告書が新たな防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画の中で具体化されることが重要であることから、引き続き積極的に要望を行っていくことを確認したところであります。
  今後も、自衛隊の体制維持に向けて「北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会」及び「千歳市における自衛隊の体制維持を求める期成会」と連携を図りながら、引き続き政府への働きかけを精力的に行ってまいります。

 

(4  国際航空路線について)
  新千歳空港と海外を結ぶ国際定期便は、現在10路線が就航しておりますが、去る7月4日には、中国国際航空が北京線をそれまでの週2便から4便に増便し、8月11日には、中国南方航空が瀋陽線を3年ぶりに再開し週2便を運行するほか、9月3日には、大韓航空がソウル線をそれまでの週7便から10便に増便しております。
  今後も新規路線の誘致や旅客需要の拡大などに向けて、関係団体と連携して国際化の推進に取り組んでまいります。

 

(5  新型インフルエンザについて)
  新型インフルエンザの対策につきましては、昨年7月4日に「千歳市新型インフルエンザ対策本部」を設置し北海道と連携をとりながら対策を実施してまいりましたが、本年8月に世界保健機関が季節型のインフルエンザと同様の流行状況になりつつあるとするポストパンデミック宣言を発表したことを受け、国及び北海道が通常の体制に変更したことから、本市におきましても9月3日付けをもって対策本部を廃止したところであります。
  今後の対応につきましては、「千歳市新型インフルエンザ対策行動計画」等に基づき、北海道などの関係機関と連携を図りながら、情報収集に努めてまいります。

 

(6  コンピュータソフトのライセンス問題について)
  昨年末に、他自治体におけるコンピュータソフトウェアのライセンス問題が大きく報道されたことから、本市といたしましては本年1月から、保有するすべてのコンピュータを対象に、実態把握のための調査を実施いたしました。その結果、5社のソフトウェアについて、市が保有するライセンスを上回る使用実態が明らかとなったところであります。
  このため、この事態を速やかに是正すべく、調査後直ちに該当する5社との協議を行い、この度、4社との間で不足するライセンス相当分のソフトウェアを購入することで協議が整ったところであります。
  なお、残る1社につきましても年度内には是正措置が取れるよう、協議を継続してまいります。
  このような事態に至った背景といたしましては、市の管理体制が不十分であったこと、さらにはコンピュータソフトウェアのライセンスに対する職員の認識の甘さが要因であると判断し、本市の情報セキュリティ管理体制を所管する情報化推進本部の責任者等に対し、その管理監督責任を明らかにするため、処分を行ったところであります。
  今後、このような事態が繰り返されることのないように、再発防止に万全を期してまいります。

 

(7  チャレンジ25キャンペーンについて)
  本年3月1日から、地域における温室効果ガスの排出削減の促進を図るため、二酸化炭素排出削減に向けた国民運動チャレンジ25キャンペーンの普及啓発を新たに展開し、広く市民や事業者に登録宣言と25のアクションの実践等をお願いしてきたところであります。
  その結果、8月31日現在の登録者数は目標を大きく上回る805名となっており、今後も、地球温暖化防止のために環境保全意識の高揚を図りながら実践行動をさらに促進してまいります。

 

(8  夏まつりの実施について)
  「千歳市民夏まつり」につきましては、「夏空に  笑顔が集う  市民の輪」をテーマに、7月17日から8月20日までの35日間にわたって開催され、各商店街、企業、団体等において、特色ある多くのイベントが繰り広げられました。
  期間中には、「2010スカイ・ビア&YOSAKOI祭」をはじめ、「清流千歳川噴水フェスティバル」、「清流千歳川あんどんまつり」、「千歳民報市民納涼花火大会」、「千歳・道新花火大会」、「航空自衛隊千歳基地航空祭」、さらに最終日には24団体と個人を合わせて約1,800名の参加をいただいた千歳音頭や北海盆唄による「千歳市民納涼盆踊り」などが開催され、多くの市民の皆さまとともに、夏まつりを盛況のうちに終了することができました。
  関係団体並びに市民の皆さまの熱意あふれる取組やご協力に対し、心から感謝申し上げますとともに、今後とも多くの人々が集う夏まつりとして活性化に努めてまいります。

 

(9  千歳マッスルパークのオープンについて)
  去る6月30日には、千歳アウトレットモール・レラ内に道内産品を取り扱う「北海道新発見ファクトリー」が開店し、また、7月18日には子どもから大人までを対象に幅広くスポーツの楽しさを提供する屋内型スポーツテーマパーク「千歳マッスルパーク」がオープンいたしました。
  こうした取組により、まちの賑わいと地元雇用の創出が図られるとともに、道内外からさらに多くの集客が見込まれるなど、地域経済への波及効果が期待されるところであります。

 

(10  支笏湖のヒメマス釣りの状況について)
  支笏湖のヒメマス釣りは、例年どおり6月1日から解禁となり、8月31日に無事終了したところであります。
  出漁数につきましては、平成3年の釣獲調査開始以来、最高の5,729隻となり、釣果も過去最高を記録した一昨年よりも65パーセント増となる11万2,607尾となっております。
  資源の状況につきましては、この秋の親魚採捕(しんぎょさいほ)の結果と合わせた判断が必要でありますが、今後も水産総合研究センターさけますセンターや北海道などの助言をいただき、資源動向の把握に努めながら、ふ化事業を推進し、支笏湖漁業協同組合と連携して資源の保護と増殖に努めてまいります。

 

(11  農作物の生育状況について)
  本年は、4月の低温・多雨の影響による作業の遅れから生育の遅延がみられておりましたが、6月には好天に恵まれ、ほぼ平年並みにまで回復いたしました。しかし、7月の降雨により、秋まき小麦は品種により穂発芽(ほはつが)が発生したところであります。
  また、8月の高温により、水稲の登熟(とうじゅく)は順調に進んでおりますが、畑作物は高温に加えて、降雨による一部病害虫も発生し、総じて品質に影響を及ぼしているところであります。今後、天候が順調に推移することを期待しております。

 

(12  公共工事の進捗状況について)
  次に、公共工事の進捗状況につきましては、建築工事では公営住宅整備事業のうち、みどり団地1号棟60戸が去る8月に工事を完了し、10月からの入居に向けて作業を行っており、同団地の集会所も本年11月の完成に向けて順調に工事を進めております。
  また、本年6月に建設着手したいずみ団地3号棟25戸も、来年7月の完成に向けて予定どおり工事を進めております。
  耐震改修工事では、千歳中学校、末広小学校及び北新コミュニティセンターが本年10月の完成、また、北信濃コミュニティセンターは本年12月の完成に向けて工事を進めております。
  土木工事では、防災学習交流施設Cゾーンの管理棟につきましては本年8月に完成し、広場等の整備工事は来年1月末の完成に向けて工事を進めております。
  また、グリーンベルトの緑の広場整備工事につきましては、本年9月末の完成を目指して鋭意工事を進めているところであります。
  舗装工事では、東8線道路や区画整理事業に関連したひばりヶ丘通及び北新通が本年11月の完成に向けて順調に工事を進めております。
  さらには、毎年計画的に進めております市道整備事業や市内公園整備事業につきましても、発注計画に沿って予定どおり工事を進めております。
  このような状況から、上半期(4月~9月)の目標であります発注率85パーセントにつきましては達成できる見込みとなっております。
  そのほか、未発注工事につきましても、早期発注に努めてまいります。

 

(13  各会計の決算状況について)
  平成21年度の決算につきましては、一般会計では経費の節減や創意工夫などに努めた結果、収支不足分として予算で措置した6億432万9千円を財政調整基金から繰入れすることなく決算を終え、実質収支額3億7,507万2千円の黒字を計上し、このうち、3億1,454万2千円については財政調整基金に積立処分を行いました。
  また、7特別会計につきましてはいずれも黒字となり、特別会計の実質収支総額は3億3,868万2千円となりました。
  これを平成21年度の普通会計決算でみますと、財政力指数は0.804と改善したほか、決算剰余金の積立処分後の財政調整基金の現金残高も22億7,444万5千円となるなど、財政の健全化が着実に進んでいる結果となっております。
  水道事業会計の平成21年度決算につきましては、有収水量が前年度と同程度にとどまり、給水収益は14億4,701万8千円で対前年度比0.1パーセントの減となりましたが、単年度収支としては3,649万7千円の純利益を計上いたしました。
  その結果、平成20年度の繰越利益剰余金と合わせ、9,120万6千円の未処分利益剰余金を生じ、このうち剰余金処分として、法定積立金であります減債積立金に190万円、利益積立金に3,400万円を積み立てることとしております。
  一方、下水道事業につきましては、有収水量が前年度を1.2パーセント下回ったことから、下水道使用料は15億6,591万2千円で対前年度比1.3パーセントの減となりましたが、単年度収支としては7,989万円の純利益を計上いたしました。
  その結果、平成20年度の繰越利益剰余金と合わせ、1億3,007万9千円の未処分利益剰余金を生じ、このうち剰余金処分として、法定積立金であります減債積立金に400万円、利益積立金に7,500万円を積み立てることとしております。
  今後とも経費の節減や業務の見直しなど、より一層経営の効率化を進め、安定的な経営基盤の確立を図るとともに、市民サービスの向上に努めてまいります。
  病院事業会計の平成21年度決算につきましては、循環器科常勤医師の減員等により、前年度に比べ入院患者数が5,724人、外来患者数が5,766人とそれぞれ減少したことから、事業収益は1億4,635万6千円の減少となっております。
  一方、患者数減少による薬品費等の減少により、事業費用も前年度に比べ2億1,922万6千円の減少となりましたが、単年度収支では1億6,703万1千円の純損失を計上する結果となりました。
  今後とも医療を取り巻く情勢を的確に見極めながら、効率的な病院経営を推進し、健全で安定した経営基盤の確立に努めてまいります。

 

(14  財政健全化対策について)
  財政健全化対策につきましては、市民の皆さまの理解と協力のもと、様々な取組を行ってまいりましたが、平成17年度から平成21年度までの5年間に見込まれた収支不足の財源対策は、目標に掲げた116億円に対し約9億円を上回る125億円余りの結果となり、見込まれた収支不足を解消することができました。
  今後も、多様で安定的な市民サービスを提供するために、財政健全化対策により改善された収支バランスを維持・継続しながら、「千歳市財政標準化計画」に基づき、強固で持続可能な財政基盤の確立を図ってまいります。

 

(15  おわりに)
  以上、第2回定例市議会以降における行政の概要についてご報告申し上げましたが、別途、補正予算をはじめ、諸議案を提出しておりますので、よろしくご審議、ご決定いただきますようお願い申し上げます。

 

カテゴリー