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平成22年6月市長行政報告

 

第1回定例市議会以降における諸般の行政をご報告申し上げます。

 

(1  はじめに)
   去る5月24日に発表された月例経済報告によりますと、我が国の景気は、「着実に持ち直してきている」ものの「失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある」とされ、北海道内の景気については、「低迷しているものの、持ち直しの動きがみられる」と判断されているところであります。
   このような経済状況の中で、本市におきましては新千歳空港国際線旅客ターミナル施設が3月26日から供用開始され、これを契機に、我が国の北の国際拠点空港としてのさらなる飛躍に期待しているところであり、整備に携わられた多くの関係機関のご尽力に感謝を申し上げます。
   新千歳空港の発展は、本市はもとより北海道全体の活性化に大きな役割を果たしており、今後も、空港を核に「人、もの、情報」が行き交う交流拠点の形成を目指し鋭意取り組んでまいります。

 

(2  叙勲・褒章について)
   さて、本年春の叙勲・褒章におきましては、北村功(きたむらいさお)様が教育功労により瑞宝双光章を、千葉信一(ちばしんいち)様が消防功労により、横山義昭(よこやまよしあき)様が矯正業務功労によりそれぞれ瑞宝単光章を、橋本博一(はしもとひろかず)様が郵便受託者功績により黄綬(おうじゅ)褒章を受章されました。
   ここに受章されました皆さまのご功績と栄誉をたたえ、深く敬意を表するとともに心からお慶び申し上げます。

 

(3  市民栄誉賞について)
   去る3月28日、第21回オリンピック冬季競技大会・バンクーバー大会のスピードスケート女子チームパシュートにおいて銀メダルを獲得するとともに、3000メートルで6位入賞、5000メートルで7位に入賞された千歳育ちの穗積雅子(ほづみまさこ)様に市民栄誉賞を贈呈いたしました。
   その輝かしいご功績と栄誉をたたえ表彰するとともに、今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 

(4  市功労者のご逝去について)
   このたび、千歳市功労者、佐々木繁信(ささきしげのぶ)様が3月20日にご逝去されました。
   保護司として更生保護活動に尽力されたそのご功績は誠に大きなものがあり、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

(5  北海道における自衛隊の体制維持を求める活動について)
   自衛隊体制維持を求める活動につきましては、本年末に行われる「防衛計画の大綱」見直しに向け、地域の意見が反映されるよう精力的に要望活動を行っているところであります。
   去る4月14日には、首相の諮問機関である「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」の勉強会が開催され、その席上において自衛隊が所在する自治体の首長として、北海道における自衛隊の必要性と体制の維持について発言したところであります。
   4月28日には、千歳市民文化センターにおいて「千歳市における自衛隊の体制維持を求める期成会」の主催による総決起大会が開催され、1,200名を超える市民の参加があり、また、5月14日には、東京都において「北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会」の主催による中央総決起大会が開催され、450名の市民・道民さらには北海道にゆかりのある方々の参加をいただき、盛会裏に終了できましましたことにお礼申し上げます。
   この中央総決起大会において採択されました決議文は、大会終了後に要望書とともに民主党副幹事長、防衛省副大臣に直接手渡したところであります。
   その際、防衛副大臣からは「南西正面の手当は必要だが、そのために北海道の部隊を減らすということにはならない。予算と人員だけではなく地域の理解と支えがあって守りが確保される。」との発言もあり、一定の理解が得られたものと考えております。
   「防衛計画の大綱」見直しに大きな影響を与える「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」の答申がこれから出されることから、引き続き関係者や関係機関と連携を図りながら積極的に働きかけてまいります。

 

(6  千歳市防災学習交流施設のオープンについて)
   去る4月24日、防災の拠点となる千歳市防災学習交流施設がオープンし、千歳市防災学習交流センター「そなえーる」においてオープニングセレモニーを開催いたしました。
   オープン当日は約700人の入館があり、5月末までの利用者数は累計で8,082人になっております。
   今後も、防災に対する学習と交流の場としての役割を果たすとともに、来年春に完成を予定している野営生活訓練広場などの施設整備を進め、市民に親しまれ、活用される施設となるよう運営してまいります。

 

(7  日中韓三カ国環境大臣会合について)
   去る5月22日と23日の両日、千歳市と苫小牧市において開催されました「第12回日中韓三カ国環境大臣会合」は、支笏湖の雄大な自然と満開の桜のもとで共同行動計画が採択されるなど、所期の目的を十分に達成して終了いたしました。
   市の歓迎事業といたしましては、市役所市民ロビーでの「開催記念環境パネル展」の開催をはじめ、支笏湖小学校児童による太鼓の演奏、特産品などの紹介や試食を行う「ウェルカムブース」の設置など、心をこめたおもてなしを行ったところであります。
   また、歓迎レセプションでは、北海道アイヌ協会千歳支部並びに千歳アイヌ文化伝承保存会によるアイヌ古式舞踊を披露していただき、中国・韓国の代表団に北海道のアイヌ文化を紹介することができました。
   さらに、千歳・苫小牧・札幌から千歳科学技術大学の学生5名をはじめとする19名が集まり「TEMM(テム)学生会議」が開かれ、環境保全についての議論を行い、三カ国の環境大臣に発表したところであります。
   一昨年の「ジュニア・エイトサミット2008千歳支笏湖」、昨年のアンカレジ市で開催しました「姉妹都市子どもサミット」に引き続き、環境をテーマとした国際会議を開催することができ、若い世代が環境問題について議論を交わし、また千歳の魅力を世界に発信できましたことは、今後のまちづくりに大きな効果をもたらすものと期待しております。
   このように、市の特性を生かした受入れが本会合の成功を支え、開催地としての役割を果たせましたことは誠に喜ばしく、改めて、ご協力いただきました皆さまに心から感謝を申し上げます。

 

(8  児童福祉の充実について)
   児童福祉の充実についてでありますが、学童クラブ併設型の児童館として市内8館目となります「ほくよう児童館」が、4月1日にオープンいたしました。
   子育て中の親子をはじめ、多くの子どもたちの遊びの場として、一日平均160人を超える利用が続いております。
   また、併設された二つの「なかよし学童クラブ」と「にじいろ学童クラブ」につきましても多くの利用があり、地域における新たな子育て支援施設として順調にスタートしたところであります。
   次に、昨年12月から発行を開始し1万3,500冊を完売した「ちとせいきいき子育て商品券」発行事業につきましては、3月14日までの使用期間中の換金額が1億6,177万4千円となりました。
   本商品券は、子育てに対する負担軽減と地域経済の活性化を目的に、市内約400店舗の参加協力により、中学生以下の子どもや妊娠中の方がいる4,848世帯に購入いただいたものであり、今後も地域社会全体で子育てを応援できる環境づくりを推進してまいります。
   また、今年度から始まりました子ども手当につきましては、4月19日から申請を受け付け、5月20日までに1,301件の申請があり、児童手当からの移行分と合わせて6月10日に第1回目の支給を行う予定であります。

 

(9  支笏湖のヒメマス釣りの解禁について)
   支笏湖のヒメマス釣りは例年どおり6月1日に解禁となりました。
   解禁日の早朝の天候は晴れであり、昨年より約13%多い166隻が出船し良好なスタートとなりました。
   昨年の釣果が好調であったことから、今後も釣り人の増加が予想されますので、事故防止をはじめ、資源保護及び環境保全等について、関係機関と連携を図りながら万全を期してまいります。

 

(10  観光客入り込み状況について)
   次に、平成21年度の千歳市全体における観光入り込み客数は約496万人となり、対前年度比3.3%の増加となりました。
   地区別にみますと、市街地においては道の駅などの文化・歴史施設や航空自衛隊千歳基地航空祭などのコンベンション・イベント部門が増加したことから、対前年度比0.2%の増加となりました。
   一方、支笏湖地区では、温泉宿泊施設のリニューアルオープンや支笏洞爺国立公園指定60周年記念事業の開催、千歳・支笏湖氷濤まつりなどが新聞・テレビで取り上げられ注目を集めたことなどの好影響を受け、対前年度比19.7%の増加となりました。
   また、採卵後のヒメマスの有効利用と地元食材の活用をテーマとする新しい特産品の創出を目的に、実行委員会によりご当地グルメ「支笏湖アキヒメ温玉ライス」が開発され、発売1ヶ月で1,000食を販売する好調な出足を見せております。
   今後は、新千歳空港の国際線旅客ターミナルビルの供用開始、一部外国航空会社の乗り入れ制限の緩和、中国の個人観光客ビザの発給要件の変更、アウトレットモールの屋内型スポーツテーマパークのオープンなど、観光客の増加につながる要因もありますことから、関係機関と連携を図りながら、市内各地区へ誘導する取組を進めてまいります。

 

(11  口蹄疫について)
   去る4月20日、国は宮崎県において家畜伝染病の「口蹄疫(こうていえき)」の発生を発表したことから、4月23日から市内の牛、豚などを飼養する全農家に対し、緊急の調査を行った結果、異常を示す家畜はいないことを確認しています。
   市では、国や北海道から出される侵入防止に向けた情報を速やかに畜産農業者へ提供していくとともに、農業関係団体と連携しながら、消毒の徹底を呼びかけ、「口蹄疫」侵入防止に万全を期してまいります。

 

(12  「千歳はばたき債」について)
   今回で6回目の住民参加型市場公募地方債となります「千歳はばたき債」につきましては、申込期間内に485人の応募があり、発行額の5億円に対して購入希望額が約11億2千万円に達したことから、4月26日に抽選を行い、214人の方々の購入により完売することができました。
   多くの市民に参画いただき、市民協働によるまちづくりの推進が図られましたことに深く感謝を申し上げます。

 

(13  消防広域化について)
   消防広域化につきましては、2月に「北海道消防広域化推進計画」に定められた札幌圏5消防本部の組合せの変更を北海道に要望し、北部の江別市、石狩北部地区消防事務組合の2消防本部と南部の千歳市、恵庭市、北広島市の3消防本部の2つの枠組みで広域化に向けた取組を進める計画変更が3月に承認されたところであります。
   今後は千歳市、恵庭市、北広島市の3市で連携し、広域化実現に向けた協議を精力的に進めてまいります。

 

(14  各会計の決算状況について)
   平成21年度の決算状況につきましては、一般会計における予算の執行率は歳入で97.0パーセント、歳出で96.1パーセントとなる見込みであります。
   この内、平成22年度への繰越明許費を除くと、歳入では98.1パーセント、歳出では97.2パーセントとなり、経費の節減などにより、収支不足の補てん等として予算で見込んでおりました財政調整基金からの繰入れをせず決算を行い、実質収支は3億6千万円程度の黒字となる見込みであります。
   この歳計剰余金につきましては、当初予算に計上した前年度繰越金を除き、財政調整基金に積み立て、引き続き安定的な財政基盤の確立に努めてまいります。
   特別会計につきましては、7特別会計いずれも実質収支で黒字の決算見込みとなり、予算の執行率は歳入で99.4パーセント、歳出で96.7パーセントとなる見込みであります。
   水道事業会計につきましては、全体の有収水量は前年度と同程度にとどまり、給水収益につきましては、約14億4,700万円と対前年度比0.1パーセントの減となっております。
   総収益は対前年度比0.1パーセント減の約16億1,210万円、総費用は対前年度比1.5パーセント減の約15億7,560万円となり、単年度収支につきましては、約3,650万円の純利益を見込んでおります。
   また、下水道事業会計につきましては、全体の有収水量が前年度を1.2パーセント下回り、下水道使用料につきましても約15億6,590万円と対前年度比1.3パーセントの減となりました。
   総収益は対前年度比2.2パーセント減の約24億2,040万円、総費用は対前年度比4.3パーセント減の約23億4,050万円となり、単年度収支につきましては、約7,990万円の純利益を見込んでおります。
   病院事業会計につきましては、循環器科常勤医師の減員等により入院患者数が約5,700人、外来患者数が約5,800人とそれぞれ減少したことから、総収益は対前年度比2.9%減の約48億5,300万円となっております。
   一方、総費用は患者数減少による薬品費等の減少により、対前年度比4.2%減の約50億2,000万円となっており、単年度収支では約1億6,700万円の純損失を見込んでおります。

 

(15  おわりに)
   以上、第1回定例市議会以降における行政の概要についてご報告申し上げましたが、別途、補正予算をはじめ、諸議案を提出しておりますので、よろしくご審議、ご決定いただきますようお願い申し上げます。
 

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