みんなで生き生き活力創造都市

千歳市
City of Chitose

北海道千歳市公式ホームページ
- City of Chitose

サイトマップ
ホーム市政情報施策・計画市長行政報告平成21年9月市長行政報告

平成21年9月市長行政報告

第2回定例市議会以降における諸般の行政をご報告申し上げます。
             
(1  はじめに)
  去る9月16日の特別国会におきまして、鳩山民主党代表が北海道初の総理大臣に指名され、新政権がスタートしましたことに、心からお祝いを申し上げます。
  今後、国におかれましては、安心と希望を抱ける地域の形成に向けて、継続して景気対策や雇用対策に取り組んでいただくとともに、地域主権の実現に向けて力を発揮されることを期待するところであります。
  本市といたしましては、これまでどおり、住民と行政が連携・協働しながら、市民力を活かした行政運営を進めるとともに、地域の実情や市民の声を国政の場に届け、生活安定と地域の発展に向けた取組を展開してまいります。
  さて、支笏湖が昭和24年に国立公園の指定を受けてから60周年を迎えたことを記念し、去る8月1日と2日の両日、支笏湖畔園地において、「環境と観光の共生による地域の活性化」をテーマに、国立公園支笏湖運営協議会をはじめとする地元関係団体や千歳観光連盟などで組織する実行委員会主催の記念イベントが開催されました。
  当日は、地元支笏湖小学校の千歳支笏湖国際太鼓ジュニアによる太鼓演奏を皮切りに、環境省によるクイズ大会、そしてメインイベントとして、国連環境計画親善大使である加藤登紀子さんのスペシャルライブ、千歳出身のギタリスト竹形貴之さんのライブステージや花火大会などが行われ、多くの市民や観光客で賑わいました。
  本イベントの開催は、昨年7月の「ジュニア・エイトサミット2008千歳支笏湖」と同様、美しい支笏湖の魅力を見つめ直し、守り築き上げられた自然環境の素晴らしさを再認識する契機となったものと考えており、これからも千歳市の財産として次世代に引き継いでいく使命を心に深く刻んだところであり、イベント開催にご尽力いただいた皆さまに感謝申し上げる次第であります。

 

(2  千歳命名205年・開庁130年記念事業について)
  本市は、文化2年(西暦1805年)、この地に多くの鶴が生息していたことから、「鶴は千年、亀は万年」の故事にちなんで「千歳」と命名されて205年目、また、明治13年(西暦1880年)3月1日に戸長役場を開庁して130年目という記念すべき年を迎えました。
  このことから、去る9月15日に千歳市民文化センターにおいて、これまでの歴史に触れ、郷土愛を育むことを目的に、「千歳の歴史 写真展」を実施し、多くの市民が来場されました。

 

(3  「千歳・アンカレジ姉妹都市提携40周年記念」アンカレジ訪問について)
  去る7月26日から4日間にわたり、アメリカ合衆国アラスカ州アンカレジ市との姉妹都市提携40周年を記念し、本市から、公式訪問団、市民訪問団など総勢36名がアンカレジ市を訪問いたしました。
  訪問中は、心温まる熱烈な歓迎をいただき、歓迎交流会や記念式典、各種会合などの記念行事を通じて、多くのアンカレジ市の皆さまと交流を深めることができました。
  今回の訪問では、ダン・サリバン アンカレジ市長と「姉妹都市提携確認書」の調印を行い、教育、経済、文化などの友好交流の継続を確認するとともに、この40年の歴史の中でご尽力された方々へその功績を称えて感謝状を贈呈いたしました。
  また、初めて開催された「姉妹都市子どもサミット」では、本市から参加した5名の中高生が、アンカレジ市の若者と一緒に地球温暖化と姉妹都市交流に関する共同宣言を発表するなど多くの成果があり、両市の友情の絆を一層強めることができたものと考えております。
  今後におきましては、この訪問で得た成果やサミット宣言などを広く市民に紹介し、まちづくりに活かしてまいります。


(4  平成21年度千歳市総合防災訓練の実施について)
  去る9月10日、樽前山噴火災害を想定した総合防災訓練を実施いたしました。
  今年度は、市民、職員、防災関係機関など約300名が参加し、千歳市地域防災計画に基づく火山噴火災害対策に係る対処能力の向上等を図ることを目的とした図上訓練と、給水活動、炊き出し等の実動訓練を行いました。
  本訓練の実施により、災害対策本部の運営や防災関係機関との連携、情報の共有などの手法について検証することができ、所期の目的が十分達成されたものと考えております。
  今後も、災害時において、迅速かつ的確な対応が取れるよう防災訓練を実施してまいります。

 

(5  北海道における自衛隊の体制維持を求める活動について)
  自衛隊の体制維持を求める活動についてでありますが、去る9月17日に北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会役員会が開催され、道内の自衛隊の現体制維持を求める要望活動につきましては、引き続き、新政権に対しても行っていくことを確認したところであります。
  本市におきましても自衛隊の体制維持は重要な問題でありますことから、今後も国や関係者・関係機関への働きかけを精力的に行ってまいります。

 

(6  千歳市民憲章制定30周年記念式典の開催について)
  去る9月19日、千歳市民憲章制定30周年を記念し、千歳市民文化センターにおきまして、千歳市民憲章推進協議会の主催による記念式典が開催されました。
  式典では、参加者全員による市民憲章の唱和、千歳市民憲章普及作文コンクールの表彰式が行われたほか、北斗中学校や富丘中学校によるリコーダー演奏、千歳毎床会による千歳音頭の舞踊、千歳女声合唱団による千歳市開基100年記念讃歌の合唱など、音楽や舞踊を通じて多くの市民とともに盛大にお祝いをいたしました。
  今後も市民憲章の普及・啓発に努めてまいります。

 

(7  「ねんりんピック北海道・札幌2009」の開催について)
  去る9月5日から8日までの4日間、高齢者を中心とするスポーツ、文化、健康と福祉の総合的な祭典であります、全国健康福祉祭の第22回大会が北海道で開催され、各地で交流大会が行われました。
  本大会は、「ねんりんピック」の愛称で親しまれ、本市で開催されたボウリング大会におきましては、6日には常陸宮同妃両殿下ご臨席のもと、7日までの2日間、全国各地から選抜された148名の選手による熱戦が繰り広げられました。
  また、屋外特設会場では、千歳市グリーンツーリズム連絡協議会によるトウモロコシなどの地元野菜の試食販売や、千歳観光連盟による記念品の販売、観光案内などが行われ、来場者に本市の魅力をPRいたしました。

 

(8  夏まつりの実施について)
  「千歳市民夏まつり」につきましては、「夏まつり ふれあう笑顔が 結ぶまち」をテーマに、7月18日から8月21日までの35日間にわたって開催され、各商店街、企業、団体等において、特色ある多くのイベントが繰り広げられました。
  期間中には、「2009スカイ・ビア&YOSAKOI祭」をはじめ、「清流千歳川噴水フェスティバル」、「清流千歳川あんどんまつり」、「千歳民報市民納涼花火大会」、「千歳・道新花火大会」、「航空自衛隊千歳基地航空祭」などが開催され、最終日の「千歳市民納涼盆踊り大会」には21団体と個人を合わせて約1,600名の参加をいただくなど、数多くの市民の皆さまとともに、夏まつりを盛況のうちに終了することができました。
  関係団体並びに市民の皆さまの、熱意あふれる取組やご協力に対し、心から感謝申し上げますとともに、今後も市民交流の場として、夏まつりの活性化に努めてまいります。

(9  支笏湖のヒメマス釣りの状況について)
  支笏湖のヒメマス釣りは、例年どおり6月1日から解禁となり、8月31日に無事終了したところであります。
  出漁数につきましては、平成3年の釣獲調査開始以来、最高の5,134隻となり、釣果につきましても、過去最高を記録した昨年に匹敵する6万5,929尾となっております。
  資源の状況につきましては、この秋の親魚採捕の結果と合わせた判断が必要でありますが、今後も水産総合研究センターさけますセンターや北海道などの助言をいただき、資源動向の把握に努めながら、ふ化事業を推進し、支笏湖漁業協同組合と連携して資源の保護と回復に努めてまいります。

 

(10  農作物の生育状況について)
  本年は、6月の日照不足や7月の長雨により、本市の農作物の生育に影響が見られ、特に秋まき小麦は、収穫時の降雨による品質の低下と収量の減少がみられております。
  また、他の農作物につきましては、8月の好天により、一部回復してきておりますが、総じて生育の遅延がみられますことから、収穫の状況を注視していくとともに、今後天候が順調に推移することを期待しております。

 

(11  企業誘致について)
  企業誘致につきましては、本市に本社があります株式会社HALサーブが、事業用借地権によるリース方式により、千歳流通業務団地の同社事業用地を拡張いたしました。同社は、医療用繊維製品の製作・販売やリース業務等を行っております。
  次に、函館市に本社があります株式会社ケーエス北の星観光バスが、空き倉庫を取得し、千歳市第4工業団地に進出いたしました。同社は、千歳営業所を開設し、観光バス事業を行うものと伺っております。
  次に、本市に本社があります有限会社肉の山本が、事業用借地権によるリース方式により、千歳流通業務団地の同社事業用地を拡張いたしました。同社は、食肉・ハム・ソーセージの製造・販売を行っております。
  次に、沖縄県那覇市に本社があります沖縄ツーリスト株式会社が、事業用借地権によるリース方式により、千歳流通業務団地に進出いたしました。同社は、レンタカー及びカーリース事業を行うものと伺っております。
  次に、北広島市に本社があります株式会社ノーストップが、事業用借地権によるリース方式により、千歳美々ワールドに進出いたしました。同社は、車両メンテナンス事業及び駐車場事業を行うものと伺っております。
  最後になりますが、山梨県韮崎市に本社があります株式会社アルファテックが、空き工場を取得し、千歳臨空工業団地に進出いたしました。同社は、半導体製造装置の設計・製作・メンテナンスを行うものと伺っております。
  この度の進出により、本年度の立地件数は7社となり、地域経済に波及効果をもたらすとともに、今後の企業誘致に弾みがつくものと期待しております。

 
(12  パナソニック エレクトロニックデバイス ジャパン株式会社の一部事業譲渡について)
  去る8月4日、パナソニック エレクトロニックデバイス ジャパン株式会社から、本市工場で生産している積層セラミックコンデンサの事業について、来年1月を目途に譲渡するとの発表がありました。
  市では、このことを受けまして、9月14日に、大阪本社の小林社長を訪問し、従業員の雇用に対する配慮や新たな電子部品の製造、さらには、千歳科学技術大学との共同研究の推進などを要請したところであります。
  今後につきましても、まちの活力維持と市民の雇用安定に向けた対応に努めてまいります。


(13  千歳市地域産業活性化協議会の設立について)
  去る8月7日、本市の地域特性と優位性を活かした「光関連産業」、「食品関連産業」、「物流関連産業」の3業種を中心とした企業立地の促進及び産業集積の活性化を図ることを目的として、「千歳市地域産業活性化協議会」を設立いたしました。
  協議会は、本市のほか、石狩支庁、千歳科学技術大学、千歳商工会議所その他関係団体で構成され、今後、企業立地促進法(企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律)に基づく基本計画について、本年度内の国の同意を目指し、策定に向けた協議を進めてまいります。

 

(14  (仮称)新千歳空港インターチェンジについて)
  北海道が建設を計画している(仮称)新千歳空港インターチェンジにつきましては、去る6月30日に、道道泉沢新千歳空港線と北海道縦貫自動車道との交差部における連結について、国が許可したところであります。
  具体的な整備内容やスケジュール等は、今後、北海道から示されることとなりますが、事業期間は平成21年度から平成24年度まで、事業費は約20億円を予定していると伺っております。
  市といたしましても、インターチェンジの設置により、空港の機能強化やアクセスの向上が図られ、北海道経済の活性化が促進されるものと期待しており、引き続き、早期の供用開始に向け、要望活動などを実施してまいります。

 

(15  公共工事の進捗状況について)
  次に、公共工事の進捗状況につきましては、建築工事では、公営住宅整備事業のうち、北栄団地17号棟30戸及びいずみ団地1号棟25戸、2号棟20戸が8月に完成し、本年10月からの入居に向けて作業を進めております。
  また、本年7月、建設に着手した(仮称)緑町団地1号棟60戸も、来年8月の完成に向けて順調に工事を進めております。
  さらに、清水町に建設が進められている借上公営住宅についても本年12月の完成が予定されておりますことから、来年1月の入居に向けて作業を進めております。
  学校耐震改修工事では、千歳小学校と桜木小学校において、本年10月の完成に向けて工事を進めております。
  この他、市民の防災意識の高揚、防災訓練などの活動拠点として昨年から工事を進めている(仮称)防災学習交流センターは本年12月末の完成、(仮称)北陽地区児童センターは来年2月の完成に向け、それぞれ工事を進めております。
  土木工事では、みどり台地区のみどり台1号、2号公園整備工事につきましては今月末の完成、防災学習交流施設整備工事は来年1月末の完成に向けて工事を進めております。
  舗装工事では、南28号道路舗装工事及び東7線道路舗装工事につきましては、本年11月末の完成に向けて工事を進めております。
  また、毎年計画的に進めております市道整備事業や市内公園整備事業につきましても、発注計画に沿って工事を進めております。
  このようなことから上半期(4月~9月)の目標であります発注率85パーセントは、ほぼ達成できる見込みであります。
  その他、未発注工事につきましても、早期発注に努めてまいります。

  

(16  各会計の決算状況について)
  平成20年度の決算につきましては、一般会計では経費の節減や創意工夫などに努めた結果、収支不足分として予算で措置した5億834万円を財政調整基金から繰入れすることなく決算を終え、実質収支額3億5,489万6千円の黒字を計上し、このうち、2億9,484万6千円については財政調整基金に積立処分を行いました。
  また、7特別会計につきましてもいずれも黒字となり、特別会計の実質収支総額は1億8,141万8千円となりました。
  これを、平成20年度の普通会計決算でみますと、財政力指数は0.798と改善したほか、決算剰余金の積立処分後の財政調整基金の現金残高も21億5,556万2千円となるなど、財政の健全化が着実に進んでいる結果となったところであります。
  水道事業会計の平成20年度決算につきましては、有収水量が前年度を2.2パーセント下回ったことから、給水収益は14億4,836万6千円と対前年度比2.2パーセントの減となりましたが、単年度収支としては1,339万8千円の純利益を計上いたしました。
  その結果、平成19年度の繰越利益剰余金と合わせ、5,540万9千円の未処分利益剰余金を生じ、このうち剰余金処分といたしまして、法定積立金であります減債積立金に70万円を積み立てることとしております。
  一方、下水道事業につきましては、有収水量が前年度を3.3パーセント下回ったことから、下水道使用料は15億8,633万5千円と対前年度比3.3パーセントの減となりましたが、単年度収支としては2,859万3千円の純利益を計上いたしました。
  その結果、平成19年度の繰越利益剰余金と合わせ、5,168万9千円の未処分利益剰余金を生じ、このうち剰余金処分といたしまして、法定積立金であります減債積立金に150万円を積み立てることとしております。
  今後とも経費の節減や事務業務の見直しなど、より一層経営の効率化を進め、安定的な経営基盤の確立を図るとともに、市民サービスの向上に努めてまいります。
  病院事業会計の平成20年度決算につきましては、前年度に比べ入院患者数が3,130人減少しましたが、外来患者数が812人増加したことや診療単価が入院・外来ともに上昇したことから、事業収益は1億3,859万5千円の増加となっております。
  一方、薬品費や減価償却費が減少しましたが、7対1看護基準の導入に伴う給与費の増加により、事業費用は前年度に比べ205万4千円増加し、単年度収支では2億3,990万2千円の純損失を計上する結果となりました。
  今後とも医療を取り巻く情勢を的確に見極めながら、一層効率的な病院経営に努めてまいります。

 

(17  財政健全化対策・財政標準化計画について)
  財政健全化対策につきましては、これまでの取組などにより、平成17年度から平成21年度までの5年間で見込まれていた財政収支不足をほぼ解消できる見込みであります。
  平成22年度以降の財政運営につきましては、「千歳市財政標準化計画」を策定し、健全化対策により改善された財政収支バランスを維持していくとともに、将来目標を設定し、地方債発行額の抑制や基金残高の確保などに取り組むことにより、強固で持続可能な財政基盤の確立を図ってまいります。

 

(18  おわりに)
  以上、第2回定例市議会以降における行政の概要についてご報告申し上げましたが、別途、補正予算をはじめ、諸議案を提出しておりますので、よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。

カテゴリー