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平成21年6月市長行政報告

  第1回定例市議会以降における諸般の行政をご報告申し上げます。

(1  はじめに)
  去る6月17日に発表された月例経済報告によりますと、我が国の景気は、「一部に持ち直しの動きが見られる」ものの「生産活動が極めて低い水準にあり雇用情勢の一層の悪化が懸念されることなどから、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある」とされ、政府においては当面、景気対策を最優先で進め、「経済危機対策」等を着実に実施することとしております。
  現下の経済情勢への緊急対応として4月10日に政府が発表した「経済危機対策」につきましては、先般、総額15兆円の補正予算として措置され、その中においては、地方財政に配慮した臨時交付金などの予算措置も講じられたところであり、市といたしましてもこれら財源をもとに、公共事業の追加による経済対策や生活対策を実施することとしております。
  今回措置された国の補正予算の詳細な内容につきましては、未だすべてが示されておりませんが、今後も情報の収集・把握に努めながら適切に対応してまいります。

(2  叙勲について)
  さて、本年春の叙勲におきまして、朝倉(あさくら)範夫(のりお)様が防衛功労により瑞宝中綬章を、平井(ひらい)泰平(やすひら)様が同じく防衛功労により瑞宝双光章を、岩山(いわやま)幸雄(ゆきお)様、又(また)村(むら)彰(あきら)様が防衛業務功労により、林(はやし)秀(ひで)雄(お)様が矯正業務功労により、それぞれ瑞宝単光章を受章されました。
  ここに、受章された皆さまのご功績と栄誉をたたえ、深く敬意を表するとともに心からお慶び申しあげます。

(3  市功労者のご逝去について)
  このたび、千歳市功労者、氏原(うじはら)輝(てる)雄(お)様が4月6日に、林(はやし)元一(げんいち)様が6月16日にご逝去されました。
  氏原輝雄様は、千歳市議会議員及び千歳市農業委員会委員として、市政の発展と農業の振興に尽力されました。また、林元一様は、千歳市文化財保護審議会委員として、文化財保護行政の推進と市民文化の向上に尽力されました。
  ご逝去されましたお二人の永年にわたるご努力とそのご功績は、誠に大きなものがあり、心からご冥福をお祈り申し上げます。

(4  静岡線の就航について)
  去る6月4日に富士山静岡空港が開港し、これに伴い、日本航空及び全日空による静岡線が新たな定期路線として開設されました。
  今後、本市のみならず北海道の経済的発展に大きく貢献するものと期待しております。

(5  新千歳空港の深夜・早朝発着枠について)
  新千歳空港の24時間運用についてでありますが、5月25日に、本市、苫小牧市及び北海道の三者が「新千歳空港に関する課題」について協議を行い、この際に、高橋知事から「深夜・早朝発着枠の拡大については最優先で取り組み、空港周辺地域対策の検討・実施に当たっては、千歳市及び苫小牧市と連携・協力して進めたい」との意向が文書により示されました。
  6月6日には、騒音直下の町内会と本市及び北海道で構成しております「新千歳空港の24時間運用を巡る千歳市地域協議会」が開催され、次回以降に北海道から発着枠数を含めた考え方が示されることとなりました。
  本市といたしましては、国際拠点空港である新千歳空港の機能強化は、北海道経済の活性化にとって大変重要な課題であると認識しており、今後、北海道が必要な対策等を講じることを前提としたなかで積極的に取り組んでまいります。

(6  在日米軍再編に伴う訓練移転について)
  平成21年度の米軍再編に係る千歳基地への訓練移転につきましては、4月20日から23日までの間で実施され、国からは無事に終了したとの報告を受けております。
  市といたしましては、3月30日の訓練概要の公表以来、市民への周知や騒音測定などを進めてきたところであり、今後の共同訓練においても事前公表等、適切に対応してまいります。
  
(7  訴訟について)
  訴訟についてでありますが、市営住宅の家賃滞納者3人に住宅の明渡しなどを求めるため、1月15日付けで札幌地方裁判所に提起した訴えにつきましては、3月2日、17日及び24日にそれぞれの滞納者に対し、市の請求を認める判決が言い渡されたところであります。今後も市営住宅の適切な管理に努めてまいります。

(8  北海道における自衛隊の体制維持を求める活動について)
  自衛隊体制維持に係る活動につきましては、市民や自衛隊の皆さんと課題を共有し、協力して実施しているところであり、去る4月24日に千歳市民文化センターで、5月14日には札幌パークホテルにおいて、市民・道民の参加による「自衛隊体制維持を求める総決起大会」をそれぞれ開催し、多くの方に参加いただき盛会裏に終えることができました。
  また、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会が全道的な取組として実施いたしました「北海道の自衛隊体制維持を求める署名活動」では、北海道全体で10万筆の目標に対し、2倍以上の22万4,766筆、本市におきましても目標の3万筆を超える3万6,405筆の署名が集まり、5月15日には道内25自治体の市町長とともに、自衛隊体制維持の要望書と合わせ内閣官房長官に直接手渡したところであります。
  その際に内閣官房長官から「北海道民の気持ちを重く受け止める」との発言があったこと、さらには、自民党防衛政策検討小委員会がとりまとめた提言において「適切な人員と予算の確保を図るべき」と示されたことなどにつきましては、これまでの活動が一定の成果をもたらしたものと考えており、ご支援、ご協力いただきました皆さまに感謝を申し上げる次第であります。
  今後につきましても引き続き関係者や関係機関に対し積極的に働きかけてまいります。

(9  新型インフルエンザについて)
  新型インフルエンザについてでありますが、去る4月28日に「千歳市新型インフルエンザ警戒本部」を設置するとともに、万が一の発生に備え、広報ちとせ号外による対応方法の周知並びに感染防護具等の購入などの対策を講じてまいりました。
  このような中、6月11日に北海道内において初めて新型インフルエンザの患者が確認され、また、翌12日には世界保健機構(WHO)が警戒レベルをフェーズ6に引き上げたことなどから、今後も関係機関と連携を図りながら、情報収集に努め適切に対応してまいります。

(10  「千歳命名205年・開庁130年記念さらなる飛躍債」について)
  今回で5回目の住民参加型市場公募地方債となります「千歳命名205年・開庁130年記念さらなる飛躍債」につきましては、申込期間内に503人の応募があり、発行額の5億円に対して購入希望額が約11億3千万円に達しましたことから、4月27日に抽選を行い、230人の方々の購入により完売することができました。
  多くの市民に参画いただき、市民協働によるまちづくりの推進が図られましたことに、深く感謝を申し上げます。

(11  ちとせモールの新装オープンについて)
  去る4月24日、勇舞8丁目に「ちとせモール」が新装オープンし、「旧イトーヨーカドー千歳店」の後継テナントとして「スーパーアークス長都店」などが営業を開始いたしました。
  さらに、6月19日には、衣料品店やドラッグストアなども開店し、地域住民の日常生活の利便性向上や雇用創出が図られたことに対し、まことに喜ばしく感じております。

(12  消費拡大セールの実施について)
  去る5月1日から31日までの1か月間、定額給付金の支給に合わせ、商工会議所と商店街振興組合連合会で組織する実行委員会の企画による消費拡大セールが、大型店を含む市内全域の379店舗の参加のもと実施されました。
  期間中は、セールによる地元での消費意欲の高まりにより、参加店の売上高は12億4千万円を超えたと伺っており、現在、実行委員会がアンケート調査の結果について集計・分析を行っているところであります。

(13  支笏湖観光について)
  支笏湖観光についてでありますが、5月15日に「水の癒し」をテーマにしたホテルがリニューアルオープンし、支笏湖温泉地区に新たなシンボルが加わりました。
  また、本年は、昭和24年に支笏湖が国立公園に指定されて60周年という節目の年でありますことから、地元の関係団体や千歳観光連盟、市などで構成する実行委員会が、8月1日と2日の日程で記念事業を実施することとしております。
  当日は、国連環境計画親善大使であります加藤登紀子さんのコンサートやジュニア・エイトサミットのパネル展などのイベントを予定しており、今後の支笏湖観光に弾みがつくものと期待しております。

(14  支笏湖のヒメマス釣りの解禁について)
  支笏湖のヒメマス釣りが例年どおり6月1日に解禁になりました。
  解禁日の早朝は曇りの天候でありましたが、昨年の釣果が好調であったことから、対前年比約11%増の147人の釣り人が出船し、ヒメマスの魚体も大型のものがみられるなど、良好なスタ-トとなり、6月上期での釣果につきましても、過去最高だった昨年を0.5%上回る25,198尾と好調な結果となっております。

(15  千歳市開拓農業協同組合の解散について)
  去る3月30日に開催されました千歳市開拓農業協同組合の第61回通常総会において、組合員農家の減少等を理由として、同組合の解散が決議され、翌31日には石狩支庁から解散が認可されたところであります。
  市では、同組合に貸付けしている「千歳市農業振興資金」などの債権の取扱いについて、現在、清算人と協議を行うとともに、組合員であった農業者の営農継続に向けた支援について、北海道や農業関係団体などと連携しながら、鋭意取り組んでいるところであります。

(16  企業誘致について)
  企業誘致についてでありますが、千歳臨空工業団地に進出した株式会社デンソーエレクトロニクスが、本年4月から操業を開始いたしました。
  現在、同社工場には126名が勤務し、6月からは生産ラインを増設するなど徐々に量産への基盤強化が図られており、今後の順調な成長に期待を寄せているところであります。
  次に、本市に本社があります有限会社ウイングサービスが、事業用借地権によるリース方式により、千歳美々ワールドに進出することになりました。
  同社は、主に観光バス事業を運営しており、事業の拡大に合わせて、事務所を新築移転するものであります。
  この度の進出は、本年度の立地第1号となり、今後の企業誘致に弾みがつくものと期待しております。

(17  病院事業について)
  本年4月より、常勤医師が減員となっておりました市民病院の循環器科診療につきましては、来る7月6日から札幌市内の循環器専門病院から診療応援を受けることといたしました。これにより、平日の診療時間内における救急患者の受入れとともに、治療内容に制限はあるものの入院への対応についても可能となります。
  なお、夜間・休日の救急患者や市民病院では治療の難しい疾患につきましては、これまでどおり近隣の複数の医療機関に搬送いたします。
  今後につきましても、平成22年度からの循環器疾患の救急患者に係る受入態勢の強化を目指し、医育大学等に対する医師派遣要請を精力的に行ってまいります。

(18  各会計の決算状況について)  
  平成20年度の決算状況につきましては、一般会計における予算の執行率は歳入で94.4パーセント、歳出で93.7パーセントとなる見込みであります。
  この内、定額給付金給付事業など平成21年度への繰越明許費を除くと、歳入では98.4パーセント、歳出では97.6パーセントとなり、経費の節減などにより、収支不足の補てん等として予算で見込んでおりました基金からの繰入れをせず決算を行い、実質収支は3億5千万円程度の黒字となる見込みであります。
  この歳計剰余金につきましては、当初予算に計上した前年度繰越金を除き、財政調整基金に積み立て、引き続き安定的な財政基盤の確立に努めてまいります。
  特別会計につきましては、7特別会計いずれも実質収支で黒字の決算見込みとなり、予算の執行率は歳入で98.9パーセント、歳出で97.5パーセントとなる見込みであります。
  水道事業会計につきましては、全体の有収水量が前年度を2.2パーセント下回り、給水収益につきましても約14億4,840万円と対前年度比2.2パーセントの減となっております。
  総収益は対前年度比1.0パーセント減の約16億1,330万円、総費用は対前年度比1.9パーセント増の約15億9,990万円となり、単年度収支につきましては、約1,340万円の純利益を見込んでおります。
  また、下水道事業会計につきましては、全体の有収水量が前年度を3.3パーセント下回り、下水道使用料につきましても約15億8,630万円と、対前年度比3.3パーセントの減となりました。
  総収益は対前年度比2.8パーセント減の約24億7,510万円、総費用は対前年度比2.7パーセント減の約24億4,650万円となり、単年度収支につきましては、約2,860万円の純利益を見込んでおります。
  病院事業会計につきましては、入院患者数が約3,100人減少したものの、入院・外来診療単価ともに上昇したことから、総収益は対前年度比2.9%増の約49億9,900万円となっております。
  一方、総費用は薬品費、減価償却費等が減少したものの、7対1看護基準の導入に伴う給与費の増加により、前年度に比べ200万円増の約52億3,900万円となっており、単年度収支では約2億4,000万円の純損失を見込んでおります。

(19  おわりに)
  以上、第1回定例市議会以降における行政の概要についてご報告申し上げましたが、別途、補正予算をはじめ、諸議案を提出しておりますので、よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 
 

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