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平成21年3月市長行政報告

  平成20年第4回定例市議会以降の諸般の行政をご報告申し上げます。
             
(1  はじめに)
  平成20年度もひと月を残すところとなりましたが、我が国の経済については、去る2月に発表された月例経済報告において、政府の基調判断が5か月連続で下方修正されるなど、厳しい状況にあります。
  このような状況の中、本市においては、昨年12月5日に「景気対策に係る庁内会議」を設置し、関係機関との連携による雇用情報の収集、相談窓口の設置、職員の追加募集などの雇用対策、中小企業に対する融資制度の創設、公共工事の前倒しなどの景気対策を講じてきたところでありますが、日本経済は当面、悪化が続くとみられておりますことから、今後も情報の収集・把握に努め適切な対応をしてまいります。

(2  市功労者のご逝去について)
  このたび、千歳市功労者、西山美代子(にしやまみよこ)様が12月10日に、長島善松(ながしまぜんまつ)様が1月20日に、相次いでご逝去されました。
  西山美代子様は、千歳市功労者表彰審議会委員など多くの公職を歴任され、顕彰制度の振興や地方自治の伸展に尽力されました。

  また、長島善松様は、千歳市議会議員及び千歳市農業委員会委員として、市政の発展と農業の振興に尽力されました。
  ご逝去されましたお二人の永年にわたるご努力とそのご功績は、誠に大きなものがあり、心からご冥福をお祈り申し上げます。

(3  戸長役場開庁130年記念式について)
  本年は、明治13年3月1日、千歳村に戸長役場を設置してから130年目を刻む記念すべき年にあたります。
  ここに改めて「郷土千歳」の歴史と先人の偉業を振り返るため、本日この議場におきまして、「戸長役場開庁130年記念式」を挙行したところであります。

(4  「北海道における自衛隊の体制維持を求める活動」の実施について)
  去る12月20日、防衛施設周辺整備全国協議会役員として出席した自民党国防3部会合同会議において、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会会長の立場で発言する機会をいただき、浜田防衛大臣をはじめとする国会議員に、北海道における自衛隊の体制維持について要請を行いました。
  また、時期を同じくして、道内の市町長とともに、道内選出国会議員や防衛省、財務省に対して要望活動を行い、この問題に対する理解を求めたところであります。
  今後も、引き続き関係者への働きかけを精力的に行ってまいります。
  なお、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会では、全道的な取組みとして、北海道の自衛隊体制維持を求める署名活動を行うこととしており、本市におきましても、「千歳市における自衛隊の体制維持を求める期成会」を通じましてこの署名活動に取り組んでまいります。

(5  公共交通の利用促進について)
  去る12月19日に、環境省北海道地方事務所との共催による「環境と交通に関するシンポジウム」を開催し、約250名の参加のもと成功裏に終了いたしました。
  シンポジウムでは、市民、企業、行政によるパネルディスカッションにおいて、環境負荷の低減に向けた公共交通の利用促進などについて活発な意見交換が行われ、来場者に環境に優しい交通行動を呼びかけました。
  今後も、環境に優しい公共交通の利用促進に努めてまいります。

(6  灯油高騰冬季生活支援事業について)
  市民生活に特に影響を与える灯油価格の上昇に対して、所得の低い高齢者世帯、障がい者世帯及び児童扶養手当受給世帯を対象に、燃料購入費などの暖房費の一部を支援する「灯油高騰冬季生活支援事業」を昨年度に引き続き実施いたしました。
  1月26日に給付を開始し、2月末までに対象世帯の約96%に当たる2,132世帯が受給し、厳冬期における生活の安定、さらには経済環境の悪化に伴う生活の支援に、一定の成果が得られたものと考えております。

(7  「2009千歳・支笏湖氷濤まつり」について)
  今回で第31回を迎えた「2009千歳・支笏湖氷濤まつり」につきましては、暖冬の影響による氷像製作の遅れが心配されましたが、実行委員会の方々のご努力により、大小およそ30基の素晴らしい氷像が完成し、予定どおり1月30日から2月15日までの17日間にわたり開催され、延べ18万人の方が来場されました。
  会場では、鹿児島県指宿市をはじめとする各交流都市からのフラワープレゼントや氷濤ウエディングのほか、多彩なイベントが開催され、訪れた国内外の皆様に支笏湖の魅力をPRすることができ、盛況のうちに終了いたしました。

(8  「さっぽろ広域観光圏推進協議会」の設立について)
  去る2月13日、観光客が2泊3日以上滞在できる観光圏を形成することを目的とする「さっぽろ広域観光圏推進協議会」の設立総会が開催されました。
  協議会は、石狩管内の本市を含む8市町村、商工会議所、観光協会及びホテル・旅館組合、札幌広域圏組合、並びに航空会社などの民間会社で構成されており、市町村はもとより民間事業者との連携を強化することにより効果的な観光振興を図ってまいります。

(9  企業誘致について)
  企業誘致につきましては、札幌市に本社があります株式会社トヨタレンタリース新札幌が、事業用借地権によるリース方式により、千歳美々ワールドの同社レンタカー用地を拡張することになりました。  
  同社は、レンタカー利用者の増加に対応するため、駐車施設を新たに整備する予定と伺っております。
  この度の進出により、今年度の立地件数は12社となり、地域経済に波及効果をもたらすとともに、今後の企業誘致に弾みがつくものと期待しております。  

(10  土地開発公社の経営健全化について)
  土地開発公社の経営健全化についてでありますが、平成19年度に新たな経営健全化計画を策定し、鋭意、取組みを進めてまいりました。
  この2年間における計画の進捗状況は、企業誘致などによる公社保有地の分譲及びリース契約が16社、土地面積で24.7ヘクタールとなっております。

  また、先行取得用地の買戻しは2施設、3.9ヘクタールとなり、未払金の解消は当初目標を上回っております。
  これらの公社収益などを原資とした市への借入金償還も順調に進んでおり、平成19年度の借入総額は136億7千万円でありましたが、本年度末においては43億8千万円、32.0%縮減され、92億9千万円となる見込みであります。
  今後も、公社保有地の処分及び分譲と未収金の解消、低利貸付の継続などの取組みを行い、経営健全化を積極的に進めてまいります。

(11  病院事業について)
  市民病院では、国が示した「公立病院改革ガイドライン」に基づき、地域の基幹病院として必要な医療提供体制を確保し、安全で質の高い医療を持続可能なものとするための中期的な経営改善プログラムとして、本年2月に「市立千歳市民病院改革プラン」を策定いたしました。
  今後は、本プランに基づき、経営健全化に向けた具体的な取組みを着実に進めてまいります。
  また、本年3月1日から、患者情報や診療情報を電子化する「電子カルテシステム」の運用を開始いたしました。

  これにより、院内各部門における情報の共有と連携の強化を図り、検査・投薬の重複の回避や診療科を横断した合併症のチェックなど、より安全で良質な医療サービスを提供してまいります。
  次に、市民病院の循環器科診療につきましては、本年4月より、これまでの常勤医師2名体制から1名体制に減員となります。

  このことから、循環器疾患の救急患者の受入れを休止するとともに、入院についても制限を行うこととなり、循環器疾患の救急患者が発生した際は、近隣市の複数の医療機関に搬送いたします。
  なお、外来診療につきましては、これまでどおりの診療を行ってまいります。
  この度の循環器科医師の減員は、派遣元の大学医局員の減少や重点病院への医師の集約化などが主な理由であり、他の医育大学等にも派遣要請を行いましたが、いずれも困難との回答があり、本年4月以降の診療体制を縮小せざるを得ない状況となりました。
  今後につきましては、平成22年度からの循環器疾患の救急患者受入れ再開を目指し、医育大学等に対する医師派遣要請を精力的に行ってまいります。

(12  火災状況等について)
  平成20年の火災状況につきましては、火災件数は前年より2件減少し35件で、過去10年間で最も少ない結果となりましたが、焼死者及び負傷者はそれぞれ2名発生しており、また、損害額では約3,600万円と前年より約700万円増加しております。
  主な出火原因は、「たばこ」が6件と最も多く、次いで「たき火」が5件、以下「こんろ」及び「放火・放火の疑い」がそれぞれ3件、「車両の排気管」、「火遊び」及び「ストーブ」がそれぞれ2件となっております。
  火災の種別では、「建物火災」が14件で全体の4割を占めており、このうち住宅に係る火災が8件となっております。
  このことから、住宅火災の発生防止と被害の軽減に向けて、防火指導や救急救命講習などを通じて防火意識を啓発するとともに、設置が義務化されております住宅用火災警報器の普及促進に努めてまいります。
  また、平成20年の救急出動につきましては、出動件数は2,574件、搬送人員は2,327人と、前年と比較いたしますと、出動件数で261件、搬送人員で291人減少しております。
  事故種別では、急病が1,558件で全体の約6割を占め、次いで一般負傷、交通事故、転院搬送の順となっております。
  今後も救命率の向上を図るため、引き続き救急救命士を含む救急隊員の養成や専門研修の実施などによる救急体制の充実と救急救命講習の開催による応急手当の普及促進に努めてまいります。

(13  おわりに)
  以上、平成20年第4回定例市議会以降における行政の概要についてご報告申し上げましたが、別途、補正予算並びに新年度予算をはじめ、諸議案を提出しておりますので、よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。

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