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平成19年12月市長行政報告

    平成19年第4回定例市議会の開会にあたり、諸般の行政をご報告申し上げます。

(1  はじめに)
  今年も残すところ一月となりましたが、この1年を顧みますと、1月には、在日米軍再編に係る訓練移転に関する協定を国と締結し、市民の安全・安心対策や地域振興策の実施などの確認を行いました。去る10月31日には、10年間の時限立法である「駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法」に基づき、千歳飛行場が「再編関連特定防衛施設」に指定され、併せて「再編関連特定周辺市町村」として本市及び苫小牧市が指定されたところであります。現在のところ、本年度の訓練実施につきまして、国から通知がされておりませんが、明らかになり次第、市民の皆さまにお知らせしてまいります。
  また4月には「みんなで進める千歳のまちづくり条例」を施行し、本年度を「市民協働実行元年」と位置づけて、市民協働によるまちづくりをスタートいたしました。

  本年度の市民提案型事業につきましては1事業が決定し、現在、実施準備が進められており、また、来年度の市民協働事業につきましても、既に募集を開始しております。この市民協働は、これからのまちづくりに欠かせない取組みであり、着実に進めてまいります。
  本市の企業立地につきましては、北海道経済が回復基調にあるものの全国水準からみて依然として厳しい状況にあるなか、4月には大手自動車部品メーカーの千歳臨空工業団地進出が決定するなど、一昨年以来、好調な展開をみせており、これら企業誘致の成果が、雇用拡大など経済活性化に大きく寄与するものと期待しております。今後も、この勢いを持続し、まちの活力をさらに増進させるよう、市民力とまちの特性を生かし、幸せを実感できるまちづくりを全力で進めてまいる所存であります。
  一方、ここ数年の世界的な原油価格の高騰は、企業の事業活動のみならず市民生活にも影響を与え、特に灯油価格の急激な上昇は、本格的需要期を迎え、家計を圧迫するものと憂慮するものであります。このことから、現在、高齢者などの低所得世帯の一部に対する燃料費等の緊急的支援策の実施について準備を進めており、まとまり次第、議会に提案してまいりたいと考えております。議員各位並びに市民の皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げる次第であります。

(2  ジュニア・エイトサミットについて)
  さて、本年7月より誘致活動を進めてまいりましたジュニア・エイトサミットにつきましては、去る10月19日に外務省の正式発表を受け、来年7月1日から10日までの間、「ジュニア・エイトサミット2008千歳支笏湖」として、支笏湖周辺地域を含む本市において単独開催されることが決定いたしました。
  決定に至った理由は、静かで自然豊かな支笏湖の環境が、世界の青少年たちが集う舞台にふさわしいとの高い評価を得たことのほか、北海道洞爺湖サミットとの連動性から、両サミットを「ツインレイク・サミット」と位置付け、相乗効果を引き出す本市の姿勢が、各界から大きな支持を集めたものと受け止めております。このことは、新千歳空港を擁する優位性や、数々の国際会議を通じて得た経験の蓄積も含め、本市の潜在能力の高さが広く認められた結果であり、このたびの開催決定を、9万3千市民の皆さまとともに心から喜び合い、重ねて、これまでご支援、ご協力をいただいた関係各位に厚くお礼申し上げます。
  今後は、将来を担う青少年を迎えるにふさわしい歓迎と交流を目指し、事前準備として、受入れの気運を高めることや情報発信の体制を整えてまいります。また、開催期間中は、開催地としてプログラムを全面的に支援することはもとより、市内中高生との意見交換、地域文化の紹介など、千歳らしいふれあいを大切に交流を深めることとしております。
  これらの事業実施にあたっては、近く各方面の皆さまにご賛同をいただき、多くのボランティアスタッフが参加する市民実行委員会を組織したいと考えており、市民協働による総合力を生かした取組みとなるよう、ご支援、ご協力をお願い申し上げます。


(3  叙勲及び功労表彰について)
  次に、本年秋の叙勲におきまして、名誉市民であります東川(ひがしかわ)孝(たかし)様が地方自治功労により旭日小綬章を、坂本(さかもと)美智子(みちこ)様が更生保護功労により、寺岡(てらおか)功(いさお)様が教育功労により、それぞれ瑞宝双光章を受章されました。
  ここに受章されました皆さまのご功績と栄誉をたたえ、深く敬意を表するとともに心からお慶び申し上げます。
  また、市政の振興に多大なご功績をいただいた方々を顕彰するため、例年功労者の表彰を行っておりますが、本年度につきましては、社会福祉功労として門倉(かどくら)美全(よしまさ)様、佐々木(ささき)繁信(しげのぶ)様並びに矢島(やじま)渡(わたる)様に、産業功労として戸田(とだ)介(たいすけ)様にそれぞれ決定し、11月5日に功労表彰を贈呈いたしました。
  ここに、受章されました皆さまの永年にわたるご努力とご労苦に対し、心から敬意と感謝の意を表するところであります。

(4  千歳市技能功労者表彰について)
  千歳市技能功労者表彰につきましては、建築大工の越前谷(えちぜんや)敏彦(としひこ)様、配管工の木村(きむら)照男(てるお)様、建築塗装工の中垣(なかがき)武志(たけし)様及びあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう師の野(おちの)章一(しょういち)様の4名に決定し、11月5日に贈呈いたしました。
  本市の産業発展のため、永年にわたり尽力されましたご功績に対し、ここに深く感謝の意を表すところであります。

(5  千歳市民文化表彰及び千歳市スポーツ表彰について)
  千歳市民文化表彰につきましては、市民文化賞として永年にわたり千歳市文化団体連絡協議会に携わり、芸術・文化の振興及び発展に尽力されました稲場(いなば)昭德(あきのり)様に、市民文化奨励賞として伝統文化である吟道の発展に尽力されました千歳吟道連盟様に、また、千歳市スポーツ表彰につきましては、スポーツ賞として永年にわたり陸上競技の普及及び発展に尽力されました田中(たなか)實(みのる)様、並びに永年にわたり軟式野球競技の普及と連盟組織の育成発展に尽力されました髙(たか)橋(はし)富範(とみのり)様に、スポーツ奨励賞として第6回全国障害者スポーツ大会(のじぎく兵庫大会)において卓球男子40歳以上上肢(じょうし)部門にて銅メダルを獲得された斎藤(さいとう)實(みのる)様にそれぞれ決定し、11月5日に贈呈いたしました。
  ここに、地域文化及び地域スポーツの先導者として、本市の芸術・文化・スポーツの振興のために尽力された皆さまに対し、心から敬意を表するところであります。

(6  総務大臣、厚生労働大臣表彰の受賞について)
  次に、去る10月12日に、山内(やまうち)幸子(さちこ)様が行政相談委員として
15年以上の永きにわたる活動の功績が認められ、総務大臣表彰を受賞されました。行政相談委員は、総務大臣から委嘱され、広く国民の行政に対する苦情や問い合わせを受け付けて、助言を行うとともに、総務省や関係行政機関等に通知して問題の解決に努めており、国民と行政のパイプ役として大きな役割を果たしています。
  また、11月2日には、石井(いしい)博美(ひろみ)様が社会福祉事業関係団体の役員として30年以上の永きにわたる活動の功績が認められ、厚生労働大臣表彰を受賞されました。石井様は、社会福祉法人千歳いずみ学園の創設以来、理事、評議員などの役員を歴任され、現在は理事長として地域社会と一体化を図りながら障がい者の福祉増進に尽力されています。
  受賞されましたお二方のご功績と栄誉をたたえ、深く敬意を表するとともに心からお慶び申し上げます。

(7  訴訟について)
  次に、訴訟についてでありますが、道内公立学校の1,155人の教職員を控訴人とし、北海道及び千歳市を含む97の市町村を被控訴人とする時間外勤務手当等請求控訴事件につきましては、9月27日に札幌高等裁判所より判決が言い渡されたところであります。
  この判決は、控訴人である第1審原告の請求を棄却した原判決を容認し、控訴人の請求を全面的に棄却するというものでありましたが、控訴人がこれを不服として10月10日付けで上告の提起及び上告受理申立てを行ったとのことであります。
  これらが受理されたという通知はまだ受けておりませんが、今後の対応につきましては、引き続き最高裁判所の審理などを通じて、事件の解決を図ってまいります。

(8  千歳市における自衛隊の体制維持を求める期成会の設立について)
  平成16年12月閣議決定された「平成17年度以降に係る防衛計画の大綱」に基づき、北海道内におきましても自衛隊の体制整備が粛々と行われており、本市においても、この問題は避けて通れない状況となっております。
  市としては、かねてより「北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会」などを通じ、この削減問題に取り組んでまいりましたが、市民の皆さまに現状をご理解いただき、市独自に積極的な運動を行う必要があると判断し、市議会をはじめとする関係7団体との協議により、全市的な活動組織を設立することとなり、11月7日に「千歳市における自衛隊の体制維持を求める期成会の設立総会」を開催いたしました。
  当日は、当初の予想を大きく上回る1,400人もの市民が参加し、本市における自衛隊問題に関する市民の関心の高さを再認識したところであります。
  なお、総会後に行いました総決起大会におきましては、「千歳市における自衛隊の体制維持を求める決議」を満場一致で決議しております。
  また、11月初旬から中旬にかけ、期成会会員とともに防衛省や財務省など国の関係機関に要望活動を実施するとともに、内閣官房長官、防衛大臣、財務大臣には、15,706人分の署名簿を添え、要望書を提出してまいりました。
  この問題は、今後も継続いたしますことから、本市における自衛隊の体制維持に向け、市民の皆さまとともに、積極的に取り組んでまいります。


(9  地域公共交通会議について)
  地域の需要に応じた住民生活に必要な交通手段の確保、その他旅客の利便増進に必要な事項を協議するため、去る10月31日に市民、事業者、市民団体や関係行政機関からなる「千歳市地域公共交通会議」を発足いたしました。
  地域の公共交通を取り巻く環境は大変厳しい状況にありますが、本市の交通ネットワークのあり方などについてもご意見をいただきながら、環境への配慮にもつながるバス利用促進に取り組んでまいります。

(10  民生委員、児童委員の一斉改選について)
  次に、民生委員、児童委員の改選が12月1日付けで全国一斉に行われ、本市におきましては208名の方々に厚生労働大臣からの委嘱状の伝達を行うこととしております。
  今回、委員に就任されます皆さまにおかれましては、地域住民に対する相談援助活動、さらには関係機関との連携など、地域福祉の増進のためにご協力をお願い申し上げますとともに、任期を満了され退任されました皆さまにつきましては、健全な地域社会づくりのために多大なご尽力を賜りましたことに対し、深く感謝申し上げます。

(11  第45回北海道障害者スポーツ大会の実施について)
  去る9月30日に、千歳市青葉陸上競技場におきまして、第45回北海道障害者スポーツ大会陸上競技会が、「競い合い  讃えあい  手と手をとりあう仲間たち」をスローガンに開催され、成功裏に終えることができました。大会当日は、好天にも恵まれ、全道から選手346名、選手随行158名の参加をいただき、千歳市からも10名の選手が出場され、各選手とも日頃の練習の成果を大いに発揮されました。
  大会の運営を支えていただきました市民ボランティアの方々をはじめ、関係団体、関係機関の皆さまのご支援とご協力に対しまして感謝を申し上げます。

(12  児童福祉の充実について)
  次に、児童福祉につきましては、平成20年4月に開設いたします「(仮称)子育て総合支援センター」の愛称を募集しましたところ、92件の応募があり、選考の結果、勇舞にお住まいの阿保(あぼ)はる美様からの愛称「ちとせっこセンター」に決定いたしました。この愛称は、千歳らしいイメージがあり、地域における子育て支援の拠点にふさわしい愛称であると考えております。
  「(仮称)子育て総合支援センター」が「ちとせっこセンター」の愛称で親しまれ、地域全体で子育てを応援するまちづくりを進めるための拠点となることを大いに期待するところであります。
  また、9月30日に、平成19年度北海道里親研修大会・全国里親会北海道地区里親研修大会が、「見つめよう、子どもの心と明るい未来」をテーマに市民文化センターで開催されました。本大会には、約260名の関係者が集い、里親制度への認識を深め養育技術の向上を図るため、講演や鼎談(ていだん)が行われました。

  里親制度は、子どもの心身の健全な発達に寄与するものとして重要な役割を担うもので、本制度の重要性も増していることから、こうした活動が、児童福祉の一層の向上につながることを期待しております。

(13  通年雇用促進支援事業について)
  季節労働者の通年雇用化の促進につきましては、11月8日に、石狩支庁や千歳市及び市内経済界・建設業界や労働組合で構成する「千歳市季節労働者通年雇用促進協議会」が設立され、今後、この協議会を主体に地域自らの創意工夫による季節労働者の通年雇用化の促進を支援する「通年雇用促進支援事業」に取り組むこととしております。
  この事業により、一人でも多くの季節労働者の方が通年雇用されるよう期待するところであります。

(14  支笏湖のヒメマス漁業権について)
  次に、支笏湖のヒメマス漁業権につきましては、本年5月18日に支笏湖地区の関係者を中心として構成される支笏湖漁業協同組合設立発起人会が発足し、10月23日開催の創立総会を経て、11月5日に石狩支庁長から組合設立認可の指令を受けたところであります。
  今後、支笏湖漁業協同組合から北海道知事に対して、来年3月の取得に向けて第5種共同漁業権の許可申請が行われる予定であります。  
  漁業権の取得後も支笏湖漁業協同組合と連携を図りながら、支笏湖のヒメマス資源の保護と増殖に努め、地域振興に繋げてまいります。

(15  企業誘致について)
  企業誘致につきましては、横浜市に本社があります田辺商事株式会社が、千歳流通業務団地に進出することになりました。同社は、空港売店や航空輸送で使用する保冷材等を加工・販売しており、今後の需要の増加に対応するため、市内にある事業所を移転するものと伺っております。
  また、千葉市に本社があります株式会社トヨタユーゼックが、千歳臨空工業団地に進出することになりました。同社は、北海道エリアの会員ニーズに対応するため、全国で10番目となるトヨタ・オート・オークション会場を新設するもので、平成20年秋のオープンを予定していると伺っております。
  この度の進出により、本年度の立地件数は8社となり、市内工業団地の分譲率も7割を超えております。
  今後とも、自動車関連産業の集積を目指すとともに、企業立地による雇用の創出や地域経済の活性化に取り組んでまいります。

(16  おわりに)
  以上、第3回定例市議会以降の行政の概要についてご報告申し上げましたが、別途、補正予算並びに諸議案を提出しておりますので、ご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。

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