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トップ市民向け教育・文化青少年育成・相談指導子ども達を薬物乱用から守るために

子ども達を薬物乱用から守るために

      子ども達を薬物乱用から守るために  

  テレビや雑誌、インターネットからの様々な情報は、判断力が十分育っていない小学生にも大量に降り注いでいます。薬物乱用に関する情報もその中に紛れ込み,皆さんが知らないうちにお子さんのもとに届いています。

  周りの環境や友人からの影響を受けやすい子ども達を、薬物乱用の魔の手から守るには、家庭での親子のコミュニケーションが何より重要です。日頃からダメ。ゼッタイ。」を合い言葉に、薬物乱用の怖さを教え、危険な誘惑に乗らないように注意してください。 

Q1.薬物乱用はなぜ「ダメ」なのですか?

    薬物乱用がなぜ「ダメ」なのかというと、人間が生存していくうえで最も大切な脳を侵してしまうからです。さらに、薬物を乱用すると、依存症を引き起こし、精神障害を発症させます。一度ダメージを受けた脳は、決して元の状態には戻りません。

    私たちの脳は、20歳頃まで成長するといわれています。とくに、小学生・中学生・高校生の時期は、心身ともに発達するときです。家庭や学校で学び、家族・先生や友達と話し合うことで、知識や物事の考え方を学び、自分らしさを発見して行く大切なときです。

    この時期に薬物を乱用すると、脳や身体の成長がストップし、感情のコントロールができず、意欲がなくなる、怒りっぽくなるなど、心身の発達が損なわれ、家族や友達とのコミュニケーションもできなくなってしまいます。

    結論は薬物乱用は1回でも「ダメ。ゼッタイ。」ということです。

Q2.乱用される危険のある薬物とはどんなものですか?

    以前は、一般の人々が、覚醒剤などの薬物を手に入れるのは容易なことではありませんでした。しかし、最近では、子ども達でも簡単に、これらの薬物を手に入れることができるようになってきています。

    「エス」「スピード」「チョコ」「エクスタシー」などの呼び方も薬物が持っている危険性や薬物使用に対する抵抗感を覆いかくし、子ども達を誘惑します。

    ◆覚醒剤(アンフェタミン,メタンフェタミン)    ◆コカイン    ◆MDMA

    ◆大麻(マリファナ,大麻樹脂,大麻タバコ)    ◆アヘン系麻薬(ヘロインなど)ドラッグ画像

    ◆有機溶剤(シンナー,トルエン,接着剤など)    

    ◆向精神薬(睡眠剤,精神安定剤など)    

    ◆違法ドラッグ(ハーブやビデオクリーナーなど) 

Q3.薬物乱用防止で、大切なことはどんなことですか?

    薬物についての正しい知識を持つことが、その乱用防止の第一歩となります。そして何よりも大切なことは断わる勇気です。薬物のどんな誘いにあっても「断わる勇気」のある人間であれば大丈夫です。薬物に近づかないこと、そして薬物が近づいてきても勇気を持って断わること。このことをしっかり頭に刻み込んでおくことが大切です。

  ご家庭で,お子様と薬物乱用における危険性について話し合い,子ども達を薬物乱用から守りましょう!!

リンク  薬物乱用防止に関する情報(厚生労働省)

        公益財団法人  麻薬・覚せい剤乱用防止センター

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