
焼却処理場は、ごみ量の増大、ごみ質の多様化といった問題に対しても安全で衛生的な処理ができ、しかも減容効果が大きく、埋立処分地の延命に大きくつながっています。
- 特色:集中制御方式で、施設内の装置はすべて近代的な設備で機械化され、中央管理室でコンピューター等を使用して集中制御しますので処理工程は、能率的、かつ衛生的で安全管理も充分考慮されています。
- また、焼却処理にともなって生じる排ガスの熱を焼却施設内の給湯・暖房、隣接するスラッジセンターの汚泥乾燥に有効利用しており、エネルギー効率が高く、環境にやさしい施設となっています。
- 型式: 連続燃焼方式焼却炉、ストーカ式燃焼装置
- 能力: 24時間で97.5トン×2炉
焼却処理フロー
プラットホーム

搬入された、燃やせるごみは、ここからごみピットへ投入されます。
ごみピット

ごみは一時貯留されます。ピット内は臭気やホコリが散逸しないよう常に負圧に保たれています。
焼却炉

ごみは焼却炉上部に設けられたホッパから焼却炉内へ供給されます。ごみはいったん燃えはじめると、ごみ自身の熱で新しいごみを乾燥・着火させ自燃します。
炉内は、800から950度の高温で燃焼し、ダイオキシン類及び臭気成分さえも熱分解してしまいます。
中央制御室

施設内の各機器の稼働状態を集中監視、制御しています。コンピューターによる分析、データ処理を行なっています。
ろ過式集じん器

排ガスを特殊ガラス繊維で織られた布でろ過させることにより、排ガス中のばいじんを捕集します。
焼却灰搬出装置

焼却灰は水封されたこの装置で消火され、灰ピットへ押し出されます。
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