消火器の処分方法について
一般家庭用の消火器は「一般廃棄物」として、業務用消火器は「産業廃棄物」として処理しなければならないため、一般ゴミとして処分することはできません。
2010年1月1日より廃消火器リサイクルシステムの運用が始まりました。
現在使用されている消火器を廃棄する場合は、廃棄する際にリサイクルシールを購入し、特定窓口で廃棄を依頼します。
※消防署では、消火器の処分は出来ません。
リサイクル処分方法
1. 消火器を確認する。
国内で製造された消火器は、リサイクル処分できます。
エアゾール式消火具や外国製の消火器は、リサイクル処分することは出来ません。
エアゾール式の消火器は、中身の薬剤の出し、スプレー缶として処分してください。
エアゾール式の廃棄方法については、メーカーのホームページで確認出来ます。
外国製の消火器の処分方法は、製造元か販売元に確認してください。
2.消火器の特定窓口を検索する。
特定窓口は、主に「消火器の販売代理店」や「防災・防犯事業者」が担っており、全国に約5,000ヵ所あります。
千歳市の特定窓口(令和3年12月現在)
事業所名 | 住所 | 電話番号 |
千歳空港モーターサービス株式会社 | 千歳市美々 | 0123-45-2323 |
北海道ニッツウサービス株式会社 | 千歳市住吉2丁目1番6号 | 0123-23-2001 |
東京防災設備株式会社 千歳支店 | 千歳市花園6丁目3番8号 | 0123-22-7012 |
株式会社ドーリツ防災設備 | 千歳市東雲町5丁目18番地 | 0123-24-3155 |
全国の特定窓口は、消火器リサイクル推進センターのホームページで確認できます。
3.消火器を特定窓口へ持ち込む
消火器にリサイクルシールが貼ってあるか確認し、消火器をお近くの特定窓口に持ち込みます。2009年以前の消火器にはリサイクルシールが貼付されていませんので、特定窓口で購入してください。
処分料としては、リサイクル料と運搬料が必要になります。リサイクルシールが貼ってある消火器は、運搬料のみとなります。
リサイクル料及び運搬料は窓口によって多少の違いがありますが、目安として小型消火器(20型まで)でリサイクル料600円前後、運搬費600円前後の金額となっています。
※リサイクルシールの貼り付け状況(2010年以降の消火器)
消火器の耐用年数について
全ての消火器は、本体に製造年が表示されています。消火器の耐用年数は、業務用10年、住宅用5年です。消火器によっては使用期限(または品質保証期間)が表示されています。
悪質な消火器の訪問販売にご用心!
訪問販売により『消防から来ました』『この消火器はもう使えない』などと言葉巧みに消火器を購入させられたり、点検や薬剤の詰め替えを高額な料金で請求する悪質業者もおりますので十分注意してください。