国指定重要文化財 :昭和63年6月6日指定
昭和61 (1986) 年、道央自動車道千歳インターチェンジを出てすぐのママチ川のほとりにあるママチ遺跡から発見されました。約2300年前の縄文時代晩期のお墓から見つかりました。高さ17.9センチ、幅18.4センチで、お祭りの露店で売っているお面とほぼ同じ大きさです。口と目の部分がくり抜かれ、静かな死の表情をあらわしています。当時、この土面は墓標に付けられていたとする説もあります。昭和63年 (1988) 、国の重要文化財に指定されました。
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土面をつけた墓標の復元想像図
公益財団法人北海道埋蔵文化財センター調査報告書第36集
「千歳市ママチ遺跡(本文編)」より。白黒の原図に着色。
見学
実物は北海道立埋蔵文化財センター (江別市) に、複製品が千歳市埋蔵文化財センターに展示されています。
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