防災対策の備え
「災害」とは、台風や大雨による洪水の発生、地震による家屋の倒壊、火災による家屋の焼失などの不幸な出来事であり、このような災害を、用心して防ぐことや、被害を最小限に止めることを「防災」といいます。
千歳市の立地条件から予想される災害としては、風水害、地震、火山の噴火、航空機による災害そして火災が考えられますが、日頃から防災対策を整えておきましょう。
台風や大雨などによる災害を「風水害」といいます。台風による被害は、強い風による風害と強い雨による水害に分けられます。
台風や大雨の威力は計り知れない反面、地震と違い予報が可能であることから、事前の対策により被害を最小限に抑えることが可能です。テレビ、ラジオにより正確な情報を得るとともに、気象情報に注意して早めに対策をたてましょう。
風水害から身を守るためには
気象警報の種類
・注意報
(風雪、強風、大雨、大雪、濃霧、雷、乾燥、なだれ、着雪、霜、低温、融雪、洪水の注意報)
気象現象等によって被害及び障害等が予想される場合、一般の注意を喚起するた めに発表するものです。
・警報
(暴風、暴風雪、大雨、大雪、洪水の警報)
気象現象等によって重大な災害の発生が予想される場合、一般の警戒を促すために発表するものです。
・情報
台風その他異常現象について、その現況や推移を説明し、一般の利用に供するものです。
・特別警報
(暴風、暴風雪、大雨、大雪の特別警報)
警報の発表基準をはるかに超える異常な現象が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に、特別な警戒を呼びかけるために発表するものです。
特別警報の詳細は気象庁のホームページでご確認ください。
地震が発生したら
1)まず我が身の安全を図る
けがをすると火の始末や避難行動に支障がでるため、タンス、戸棚や電灯の下から離れ、机の下などを利用して身の安全を確保する。
2)すばやく火の始末をする
日頃から火元付近の整理整頓を習慣付け、あわてず冷静に消火しましょう。
3)戸を開けて出口を確保する
特に中高層住宅ではドアが開かなくなる可能性がありますので、戸を開けて避難口を確保しましょう。
4)あわてて外に飛び出さない
屋内の方が安全なときもあります。身の安全を確保し、火の始末を行った上でしばらく様子をみましょう。
5)狭い路地やブロック塀に近づかない
屋外では看板やガラスの破片などの落下物、ブロック塀の倒壊などに注意しながら頑丈なビル内や公園に避難する。
6)山崩れ、がけ崩れに注意する
速やかにその場から安全な場所に避難する。
7)避難は徒歩で非常持出品は最小限に
避難時に持ち出したい物を欲張り過ぎると安全な避難に支障を来たすので、必要最小限の内容にする。
8)正しい情報を聞く、余震に注意する
テレビ、ラジオ、市の防災行政無線放送など正しい情報をとらえ、的確な行動をとりましょう。
火山噴火が起こったら
1) 気象庁は樽前山に噴火につながりそうな異常現象が見られたり噴火活動があったとき、噴火予報・噴火警報を発表して注意・警戒を呼びかけます。
2) 千歳市の市街地でも降灰による影響が出る可能性があり、その対策が必要となります。
3) 樽前山への入山規制や山麓を通る道路の通行規制が実施されます。
4) 樽前山麓の一部地区等を対象とした避難勧告がでることがあります。その場合は千歳市からの指示に従ってください。
5) 噴火後の降雨により土砂災害警戒情報が発表された場合、樽前山麓の一部で通行規制や避難勧告が出る可能性があります。
6) 噴火に際してインターネットや伝聞の形でデマ情報が流れることがありますが、惑わされないようにしましょう。
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