今年、千歳市の火災発生件数は34件(12月12日現在)であり、その内、21件が建物火災となっております。建物火災の内、「住宅火災」は9件であり、建物火災の約43%を占めています。また、9件の住宅火災の内、5件において合計5名の死者が発生しており、約2件に1件という非常に高い割合となっております。なお、死者5名の内、4名が高齢者となっております。
今年、住宅火災の主な出火原因は、「たばこ」、「電気配線」、「こんろ」です。油断や慣れが火災を引き起こしますので、常日頃から火災予防を心掛け、火災を未然に防ぎましょう。
住宅火災 いのちを守る 10のポイント
住宅用火災警報器の設置、維持管理について
住宅用火災警報器は、火災の発生をいち早く居住者に知らせることで、初期消火による火災拡大の防止や、逃げ遅れ防止に非常に有効なものです。
住宅用火災警報器の設置は、火災予防条例において義務付けられておりますので、現在設置していないご家庭は早急に設置してください。設置しているご家庭は、いざという時、正常に作動するように定期的に点検を行ってください。なお、設置後10年を経過したものは、本体を交換することをお勧めいたします。