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平成30年3月教育行政報告

 平成29年第4回定例市議会以降における諸般の教育行政をご報告申し上げます。

 

(1 はじめに)
 平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果につきましては、調査項目は小中学校ともに8種目となっており、本市の状況は、小学校の男子では握力、上体起こし、反復横とび、20メートルシャトルラン、立ち幅とび、ソフトボール投げの6種目で全国を上回り、体力合計点も全国を上回る結果となっております。女子では、握力、反復横とびの2種目で全国を上回ったほか、4種目で前年度の記録を上回っておりますが、体力合計点は全国との差が広がっております。
 中学校の男子は、握力、上体起こし、ハンドボール投げの3種目で全国を上回り、体力合計点も全国と同様となっております。女子では、全国を上回った種目は、握力の1種目であり、体力合計点は前年度と比べ全国との差が広がっております。
 今後は、これらの結果を踏まえ、体力や運動能力の細かな把握と指導の充実を図るとともに、各学校において創意工夫した取組を実践するほか、「新体力テストの実施方法などの改善に向けた実践指定校の取組」を各学校に普及するなど、児童生徒の体力向上の取組を積極的に進めてまいります。

(2 学校教育について)
 12月25日から1月11日まで、千歳科学技術大学の学生43名の協力による「学習サポート事業」を小学校9校、中学校2校の計11校で、1回2時間から3時間、述べ30日にわたり実施しました。
 実施した学校からは「熱心に学習指導にあたり、生徒・教員ともに大変感謝している」、「学生は大変真面目で感心した。児童・生徒が理解できるように丁寧に教えてくれた」などの評価がありました。
 また、英語でのコミュニケーション能力の育成を図る取組として、12月27日から1月9日まで、外国人英語指導助手による「中学校外国語サポート事業」を中学校6校で実施しました。
 参加した生徒からは「今回のような授業をもっとたくさんして欲しい」、「もし、外国の人に声をかけられたら今回学んだことを生かしたい」、「色々な英語の発音が聞け、普段と違う英語の学習ができて楽しかった」などの感想が寄せられました。
 両事業は、平成30年度においても長期休業期間を利用し、引き続き実施することとしております。

 

 12月26日に、北海道教育委員会が市町村教育委員会と連携して実施する「中学校イングリッシュ・トライアル事業」に富丘中学校が参加しました。
 本事業は、道内の中学生の英会話への興味・関心を高めるため、生徒が身近な地域で英会話に挑戦する機会を提供することを目的としており、石狩管内は千歳市での実施となりました。
 当日は、40名の生徒が参加し、本市外国人英語指導助手と1対1による英会話に取り組み、実施後のアンケートでは、「すぐに応答できた」との回答が89パーセント、「また参加したい」との回答は100パーセントあり、英語によるコミュニケーションへの意欲喚起につながる貴重な学習機会となりました。
 また、英語科教員にとっては、次期学習指導要領の外国語「話すこと(やり取り)」の目標に示されている即興で伝え合う力を高めるための指導の在り方について考える機会となりました。

 

 1月9日に、ICT機器活用能力の向上を図るため、教員を対象とした本年度2回目の研修を実施しました。研修では、小中学校の教科ごとに分かれ、デジタル教科書の応用的な活用術を学ぶとともに、学校間の意見交換や情報共有が図られるなど、有意義なものとなりました。

 2月4日から6日まで、長野県長野市で開催された第38回全国中学校スケート大会において、千歳中学校2年生の瀬川 泉さんが女子1000メートルと3000メートルに、千歳中学校1年生の廣瀬 勇太くんが男子500メートルと3000メートルに北海道代表として出場しました。

 

 2月8日から11日まで、秋田県鹿角市で開催された第55回全国中学校スキー大会において、北斗中学校2年生の松岡 紅杏さんが女子クラシカルとリレーに北海道代表として出場しました。

 

 2月17日に、千歳科学技術大学において開催した「平成29年度サイエンス会議」では、小学校16校、中学校3校の計19校、約100名が参加し、総合的な学習の時間などで学習した内容について、情報機器などを活用しながらそれぞれが工夫を凝らしたプレゼンテーションを行い、集まった保護者や教職員は、各学校の子どもたちの真剣な取組姿勢やユニークな視点、堂々とした発表態度に感心していました。

 

(3 社会教育について)
 12月23日から26日まで、千歳市・指宿市青少年相互交流事業として、指宿市の児童16名が本市を訪れました。指宿市の児童は、北海道の雪景色と寒さに感動や驚きを見せながら、再会した千歳市の児童と一面の銀世界の中でスキーや雪遊びを楽しむとともに、ホームステイや合同宿泊などの体験を通じて友好の絆を深め、冬の北海道生活を満喫していました。

 1月7日に、新成人の門出を祝う「はたちのつどい」を711名の参加のもと、北ガス文化ホールで開催しました。
本年度も「はたちのつどい協働会議」を設置し、公募の新成人7名が中心となって企画や準備を進め、新たに式典のスローガン「社会への『はっしん』 Start & Transmission」を設定するとともに、当日はオープニングムービーの上映に始まり、式典では代表による誓いのことばや中学校時代の恩師からのビデオレターの上映などを行いました。
 また、小学校時代の机と椅子や教科書などを展示したほか、交流広場では、仲間との再会を懐かしみ、旧交を深めるなど、盛会に終了することができました。

 

 1月22日に、千歳の自然や生物についての関心を高め、千歳への愛着を育み、地域の魅力を広めることを目的に「みんなで、ひと・まちづくり委員会」の主催による「冬の千歳 おとなの探検隊」が市内烏柵舞地区周辺と「サケのふるさと千歳水族館」を会場に開催されました。
 当日は、ガイドの案内に従って千歳川沿いの雪原を探索し、水族館では、サケの生態や千歳周辺の自然についての説明とともに、ガイドを行う際の安全管理や写真を活用した資料の作成など、地域の魅力の伝え方の説明があり、参加者からは「千歳の魅力を再発見できた」、「千歳の良さを他の人たちに伝えたい」などの感想が寄せられました。

 

 1月28日に、市立図書館の開館30周年記念事業として、「図書が結ぶ姉妹都市交流」と題したおはなし会を開催しました。
当日は、姉妹都市指宿市の使節団によるクイズ大会やいぶすき菜の花レディによる読み聞かせなどが行われ、来場された皆さんは、指宿市に伝わる民話のほか、文化・歴史・風習などの紹介について、興味深く聞き入っていました。

 

(4 文化財について)
 1月9日から3月23日まで、埋蔵文化財センターにおいて「2つの国指定遺跡と周辺の遺跡」と題した企画展を開催しており、国内最大級の両頭型の石棒など108点の資料と解説パネルを展示し、キウス周堤墓群とウサクマイ遺跡群の価値と魅力を紹介しています。
 また、1月13日に開催した体験学習会「縄文クッキーをつくろう」では、市内の親子13名が参加し、縄文人の調理方法に従ってクッキーを焼き上げ、楽しい時間を過ごすとともに、1月9日から12日まで及び毎月の第2日曜日の開館日に開催した体験学習会「まが玉づくり教室」には、市内の多くの親子が参加し、「いろいろな形があって、それぞれに作り方が違って楽しかった」などの感想が寄せられました。

 

 以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。

 

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