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令和8年3月市長行政報告

令和7年第4回定例市議会以降における諸般の行政をご報告申し上げます。

1 市功労者のご逝去について

 このたび、千歳市功労者、小笠原 良(おがさわら りょう)様が12月5日に、木滑 八重子(きなめり やえこ)様が12月22日にご逝去されました。
 小笠原様は、千歳商工会議所議員及び常議員として、商工業の振興、中小企業の指導育成など、地域経済の発展に貢献されました。
 木滑様は、民生委員児童委員として、要保護世帯の把握と保護、指導に努められるなど、市民生活の安定と社会福祉の増進に貢献されました。
 ご逝去されましたお二方の長年にわたるご努力とそのご功績は誠に大きなものがあり、謹んで哀悼の意を表します。

2 新千歳空港について

 新千歳空港における令和7年の乗降客数は、国内線が前年比5.2%増の約2,149万人、国際線が前年比23.2%増の約434万人、国内線と国際線を合わせ、前年比7.8%増の約2,584万人となり、過去最高を記録しました。
 東アジア、東南アジア路線が好調であるほか、来年度の冬ダイヤからは、北海道内で初となる北米路線が新規就航する予定であるなど、航空需要はより一層拡大しております。
 引き続き、北海道や空港運営事業者などと連携し、空港機能の高度化や航空路線の維持、拡充に取り組んでまいります。

3 シドニー線再開記念訪問団について

 12月15日から19日まで、シドニー線の路線再開を記念し、新千歳空港国際化推進協議会が主催するカンタス航空「新千歳=シドニー線」再開記念訪問団に、本市からは副市長が参加しました。
 就航した航空会社に感謝の意を表するとともに、増便や通年化を要請したほか、総領事館や日本政府観光局、旅行会社などを訪問し、本市や北海道との友好促進及び経済交流の拡大について情報交換を行いました。
 引き続き、北海道や空港運営事業者などと連携し、国際航空路線の拡充に取り組んでまいります。

4 航空自衛隊千歳基地へのF-35Aの配備について

 昨年12月に、国から、航空自衛隊千歳基地にF-15戦闘機の後継機として、F-35A戦闘機を配備する予定であるとの説明がありました。
 それを受けて、先月20日に、市議会議長及び千歳飛行場騒音地区整備協議会 正副会長とともに、防衛省を訪れ、「安全対策」、「騒音対策」及び「地域振興策」について要望したところであり、今後も市民の安全・安心及び良好な生活環境の確保に向け適切に対応してまいります。

5 次世代半導体関連事業の進捗状況について

 半導体製造工場「IIM-1」においては、工場内部の内装工事及び設備工事などの建設が予定どおり進められており、現在、現場に従事する作業員は2,200~2,300人であり、また、来年度以降についても附帯する工事が進められることから、引き続き1,100~1,400人が建設作業に従事する予定であります。
 令和9年度の量産稼働に向け、「IIM-1」建設工事等の作業が佳境を迎えていることから、事業者と連携しながら必要な対応を行っていくとともに、引き続き下水道及び道路等のインフラ整備を着実に推進してまいります。
 また、2月10日には、昨年度に引き続き、国に対して行った「次世代半導体生産拠点インフラ整備に関する要望活動」が実り、本市の下水道及び道路整備事業に対し、国の令和7年度補正予算における「地域産業構造転換インフラ整備推進交付金」の配分が決定されました。
 12月12日に、赤澤経済産業大臣の記者会見において、国立研究開発法人 産業技術総合研究所が最先端半導体のオープンな研究開発拠点を、本市に整備することが発表されました。
 本市工業団地の「千歳美々ワールド」において、次世代EUV露光装置をはじめとした必要な設備を導入し、令和11年度からの稼働を予定しております。
 この拠点は、次世代半導体の製造技術の開発など、最先端半導体の研究開発を促進するものであり、本市といたしましては、引き続き先端半導体産業の拠点化に向けた様々な事業を着実に進めるとともに、まちの更なる発展を目指してまいります。

6 企業誘致について

 企業誘致につきましては、東京都に本社があります株式会社ゼンショーホールディングスと土地売買契約を締結し、第4工業団地に立地することとなりました。
 同社は、食品製造工場及び物流センターを建設する予定としており、操業開始時期は令和10年3月頃と伺っております。
 これにより、市内工業団地への本年度の立地件数は4件となり、第4工業団地は完売となりました。

7 千歳市・恵庭市合同 国民保護図上訓練について

 1月30日、防災学習交流センター そなえーるを会場として、本市と恵庭市の合同による国民保護図上訓練を実施しました。
 今回の訓練においては、本市と恵庭市の境界付近に、弾道ミサイルが偶発的に落下した場合を想定して実施し、両市の各対策部のほか、関係機関等61機関、206人が参加しました。
 訓練を通じて、弾道ミサイルの特性や落下時における初動対処など、知識・知見の共有を図ることができたものと考えております。
 国民保護事案や大規模災害時においては、本市だけで対応することは困難であることから、今後も恵庭市をはじめ、近隣市町村、北海道、関係機関と連携し、取組を進めてまいります。

8 災害時の協定について

 12月2日に、株式会社ダイナックスと「災害時における施設利用の協力に関する協定」を締結しました。
 この協定は、災害発生時において、ソーラーパネルを活用した電源供給を受け、被災者支援に役立てるほか、施設の一部や駐車場等の提供を受け、応援職員の活動拠点に役立てるものです。
 2月26日には、社会福祉法人 千歳市社会福祉協議会と「災害ボランティアセンター設置・運営等に関する協定」を締結しました。
 この協定は、災害発生時において、被災者支援を担うボランティア等の活動拠点である災害ボランティアセンターの円滑な運営を図るため、相互の連携や協力体制に関し必要な事項を定めたものです。
 今後も、災害に強いまちづくりを目指し、関係する団体や企業等との協定締結を進めてまいります。

9 信号機の設置について

 12月23日、東8線と北信濃中通の交差点に、定周式の信号機が設置されました。
 当該交差点は北陽小学校と勇舞中学校の通学路となっており、千歳市PTA連合会をはじめ、地域の町内会、学校などからの要望を受け、本市の重点箇所として、これまで北海道公安委員会に対し、継続して要望活動を行ってきたところであります。
 信号機の設置にあたり、ご尽力いただきました関係者及び関係機関の皆さまに感謝申し上げますとともに、引き続き市内通学路等の交通安全対策に取り組んでまいります。

10 ちとせゼロカーボンシンポジウム2026の開催について

 2月4日、北ガス文化ホールにおいて、千歳商工会議所、千歳工業クラブ、市の共催により、カーボンニュートラル実現に向けた課題や目指すべき未来についての考えを共有することを目的に、「ちとせゼロカーボンシンポジウム2026」を開催し、約110人が来場されました。
 当日は、NHKエンタープライズ エクゼクティブ・プロデューサーの堅達 京子(げんだつ きょうこ)氏による「気候危機を食い止めよう!ゼロカーボンシティを目指して」と題した基調講演のほか、パネルディスカッションを開催し、公立千歳科学技術大学の長谷川教授進行のもと、商工会議所、工業クラブ、学生等とともに私もパネリストとして参加し、市の脱炭素化に向けた議論をさせていただきました。
 今後も、このような取組を通じて、脱炭素化に向けた機運を高め、市民・事業者・市が一体となってカーボンニュートラル実現を目指してまいります。

11 民生委員児童委員の一斉改選について

 12月1日に、民生委員児童委員の全国一斉の改選があり、本市においては、200人が委員に就任し、厚生労働大臣から委嘱状の交付を受けました。
 委員に就任されました皆さまには、地域住民に対する相談援助活動、さらには関係機関との連携など、地域福祉の増進のため、お力添えをお願い申し上げますとともに、退任されました皆さまには、健全な地域社会づくりのため、多大な尽力をいただきましたことに深く敬意と感謝の意を表します。

12 姉妹都市との交流について

 令和7年度サンドレイク小学校交流事業及びダイモンド高校短期派遣事業として、本市の小学生8人、高校生3人が、1月4日から11日までの8日間にわたり姉妹都市のアンカレジ市を訪問しました。
 滞在中は、授業の体験やホストファミリーとの交流などを通じて、友情のきずなを深めるとともに、アンカレジの文化や習慣、歴史などを学び、参加した小学生や高校生たちは、自らの成長を実感できた大変意義のある訪問となりました。

13 2026千歳・支笏湖氷濤まつりについて

 今回で48回目を迎え、北海道を代表する冬の祭典となった「千歳・支笏湖氷濤まつり」は、一般社団法人国立公園支笏湖運営協議会の主催により、1月31日から2月23日までの24日間にわたり開催され、延べ12万7千人が来場しました。
 本年は、昨年よりシャトルバスを増便して運行し、公共交通機関への影響緩和と交通渋滞対策に取り組みました。
 また、「千歳市民入場引換券」を配布し、1,000人を超える多くの市民に楽しんでいただきました。
 会場においては、ゼロカーボンパークに相応しいイベントとして、森林保全活動で生じた樹木を活用した氷像の制作など、自然との共存、環境保全に配慮した工夫が行われ、訪れた多くの観光客や市民に、氷像の美しさや豊かな自然環境など、支笏湖の魅力が広く伝わったものと考えております。
 さらに、昨年開催された「2025千歳・支笏湖氷濤まつり」が、一般財団法人地域活性化センター主催の「第30回ふるさとイベント大賞」において優秀賞を受賞いたしました。
 47回にわたる歴史の中で磨き上げられてきた氷の芸術が、見事栄冠に輝いたことは正に快挙であり、これまでの歩みに深く敬意を表しますとともに、心よりお慶び申し上げます。

14 スポーツ振興について

 2月11日、青葉公園などにおいて、「千歳市空港開港100年記念・第50回ちとせホルメンコーレンマーチ~冬季スポーツフェスティバル~」が、駐日ノルウェー王国大使クリスティン・イグルム様をお迎えし、開催されました。
 ウインタースポーツの普及振興と本市の魅力発信を目指して、「千歳クロスカントリー」、「千歳歩くスキーの集い」、「千歳雪合戦」、「小学生雪上5色綱引き」の4種目が実施され、道内外から379人の参加がありました。
 開催にあたり、大会を支えていただいた多くの皆さまに感謝申し上げます。
 令和8年6月7日に開催を予定しておりました「第46回千歳JAL国際マラソン」について、昨今の市内におけるクマの出没状況を鑑み、安全対策の再検証のため、1年後の再開を目指し、本大会の中止が決定されました。
 参加を予定されていたランナー並びに、本大会を支えていただいている関係者など多くの皆さまには、これからも変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

15 除雪状況等について

 今シーズンの除雪状況につきましては、12月および1月にまとまった降雪があり、例年より多い降雪状況にあったことから、新雪除雪に加え、幹線道路の拡幅や交差点の雪山処理を継続して実施したほか、1月下旬には札幌圏を中心に交通機関に影響がでる大雪となり、幹線道路の運搬排雪に注力するなど、道路環境の確保に努めてまいりました。
 一方、2月以降は、急激な気温上昇により、雪解けが進んだものの、道路にはポットホールと呼ばれる穴が多数発生するなど、道路状況が悪化しております。このことから、2月中旬以降、臨時の舗装班を編成し、舗装の穴埋め作業を実施しており、引き続き、道路状況の改善に努めてまいります。

16 火災等の発生状況について

 令和7年の火災発生状況につきましては、出火件数は昨年より8件増の39件で、死者9人、負傷者6人が発生しております。
 また、火災種別は、「建物火災」が25件で最も多く、全体の6割以上を占め、「車両火災」が9件、「その他の火災」が4件で、火災による損害額は123,876千円、出火原因は、こんろや電気機器などとなっております。
 引き続き、消防関係団体と連携した広報を展開し、火災予防の普及啓発に積極的に取り組んでまいります。

 次に、令和7年の救急出動状況につきましては、出動件数は4,973件、搬送人員は、3,926人となっており、事故種別は「急病」が3,184件で最も多く、次いで「一般負傷」が786件、「交通事故」が249件となっております。
 今後も、地域のニーズを的確に把握し、救急活動の質の向上に努めるとともに、応急手当の知識と技術の普及啓発を積極的に推進し、安心して利用できる救急体制の構築に取り組んでまいります。

 

 以上申し上げまして、行政報告といたします。

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