令和7年12月教育行政報告

　令和7年第3回定例市議会以降における諸般の教育行政をご報告申し上げます。

（1　学校教育について）

　10月4日及び5日に、宮崎県宮崎市で開催された、一般社団法人日本スイミングクラブ協会主催の「第46回JSCAブロック対抗水泳競技大会」に、北海道ブロック代表として、クラブチーム「CANSAY千歳」に所属する勇舞中学校3年生の酒井桃花さん、青葉中学校2年生の山口亜梨好さん、千歳中学校1年生の藍原彩さん、勇舞中学校1年生の白木悠智さんが出場しました。
　このうち、酒井桃花さんが、13歳から14歳クラスの4×100メートルフリーリレーで6位に入賞し、藍原彩さんが、11歳から12歳クラスの50メートルバタフライで7位に、4×50メートルフリーリレーで6位に入賞しました。

　10月18日に、新得町で開催された、一般財団法人北海道陸上競技協会主催の「第43回北海道中学校駅伝競走大会」において、富丘中学校3年生の福井梨央さん、小林咲希さん、1年生の加藤向日葵さん、黒澤美桜さん、福井佑芽さんのチームが女子1部で優勝し、12月13日及び14日に滋賀県野洲市で開催される「第33回全国中学校駅伝大会」に出場します。
 

（2　社会教育について）

　11月29日に、千歳市青少年育成市民会議主催の「令和7年度顕彰セレモニー」を、北ガス文化ホールで開催しました。
　当日は、令和7年度「少年の主張」石狩地区大会において優良賞を受賞した、青葉中学校3年生 前田陽菜さんの作文「小さくても確かな幸せ」の紹介のほか、スポーツや文化芸術活動において優れた成績を収めた個人24名と3団体に対し、顕彰状及び副賞の贈呈が行われました。

　11月29日から令和8年1月28日までの間、「令和7年度なかよしさわやかDAY・いじめシンポジウム」として、「子どもとメディア信州」理事長の松島恒志氏による「心がつながるスマホ・ネットのつかいかた」と題した講話を、児童生徒や保護者を対象にインターネット上で映像配信しております。
　また、いじめ問題への取組等について、提言校の発表を録画したDVDを、各小中学校の児童会・生徒会に配布し、いじめ対応や未然防止に向けての参考として情報共有を図ったところであります。

（3　社会教育について）

　9月28日に、「第28回ちとせ生涯学習まちづくりフェスティバル・ふるさとポケット」をグリーンベルトで開催しました。
　当日は、晴天に恵まれ、市民団体による展示・体験、ふるポケステージ、お国自慢物産展など様々な活動成果の発表や出店が行われ、来場した市民との交流を深め、活気にあふれた催しとなりました。

　10月18日に、子どもたちに英語に親しむ機会を提供し、英語に対する興味や関心を高めることを目的に、小学3年生、4年生を対象とした本年度2回目の「イングリッシュデイキャンプ」を総合福祉センターで実施しました。
　当日は、外国人英語指導助手（ALT）が講師となって英語のダンスやジェスチャーゲームなどを行い、参加した36名の児童は楽しみながら英語への興味を深めていました。
 

（4　文化財について）

　11月16日に、北ガス文化ホールで「ちとせ縄文フォーラム2025」を開催しました。
　国内外の世界遺産を訪問した、北海道埋蔵文化財センター職員等による基調報告や、千歳第二小学校6年生によるキウス周堤墓群に関する学習発表などを行い、改めて、身近にある史跡の価値や伝え方について考える機会となりました。

　11月23日、「史跡キウス周堤墓群ガイダンスセンター」の今年度の開館を終了いたしました。
　4月25日のオープンから213日間、市内外から延べ8,747名の皆様に訪問をいただきました。
　本施設を通じ、多くの皆様に史跡の本質的価値や歴史的背景など、世界文化遺産の構成資産としての魅力を発信することができたものと考えております。

　以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。