みなさんは、1日にどのくらい座っているか意識したことがありますか?
生活の中で座りすぎている場合は、座りすぎていない人と比較して、寿命が短く、肥満度や2型糖尿病罹患率、心臓病罹患率が高いことが報告されています。
2023年に改訂された"健康づくりのための身体活動・運動ガイドライン"の中でも、新たに座位行動*¹が追加されました。座位行動(座りっぱなし)の時間が長くなりすぎないように注意する(立位困難な人もじっとしている時間が長くなりすぎないよう、少しでも身体を動かす)ことが推奨されています。
仕事中の座っている時間を少しだけ運動時間へ置き換えることで" 1日+10分 " 運動時間を増やして、健康になりましょう!
自分の気になる項目の運動だけでOKです。動画を試聴して、ぜひ一緒にカラダを動かしましょう!
*¹:座っていたり、横になっている状態のことです。学術的には「座位、半臥位(はんがい)、もしくは臥位の状態で行われるエネルギー消費量が1.5メッツ以下のすべての覚醒行動」と定義されています。
【本格講義編】(9分24秒)
・しごとでお気軽プラス10の普及~就労中における座位時間短縮の重要性について~をテーマに、座っている時間を減らすことが、なぜ大切なのかについて紹介しています。
【オフィスエクササイズ~筋肉トレーニング(下肢編)~】(5分)
・下半身を中心に鍛える簡単な筋力トレーニングをご紹介します。下半身の筋肉は、全身の中でも特に大きな割合を占めており、筋収縮により血流が促され、代謝の活性化やむくみの予防、さらには脳の活性化にもつながります。
【オフィスエクササイズ~肩こり対策編~】(5分)
・デスクワークが続くと、首や肩の筋肉が緊張し、血流が滞ることで肩こりや頭痛、集中力の低下が起こりやすくなります。特に、首、肩、肩甲骨に付着する肩甲挙筋や僧帽筋は、長時間同じ姿勢をとることでこりやすく、肩こりの大きな原因となります。
・肩こりを解消するストレッチをご紹介します。首や肩の筋肉をゆっくり伸ばすことで、血流を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果が期待できます。