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令和7年6月教育行政報告

 令和7年第1回定例市議会以降における諸般の教育行政をご報告申し上げます。

 

(1 学校教育について)

 令和7年度の小中学校の児童生徒数及び学級編制については、5月1日現在、小学校は18校で5,007名231学級、中学校は9校で2,581名100学級、全27校の総計は7,588名331学級で、昨年度と比較すると、児童生徒数は179名の減、学級数は3学級の減となっております。
 教職員数については、校長、教頭、一般教員等を合わせて、602名となっております。

 学力の向上については、千歳市学力向上検討委員会において、今年度は新たに、緑小学校、高台小学校、勇舞中学校の3校をモデル校に指定し取組を進めるほか、各校においては、小学6年生及び中学3年生を対象として4月17日に実施された、令和7年度全国学力・学習状況調査の自校採点の結果分析などに基づき、これまでの取組の課題と成果を整理し、学校改善プランを修正するなど、学力向上に向けた取組を進めております。

 3月25日から3月29日までの間、大阪府泉大津市で開催された、公益社団法人日本ボクシング連盟主催の
「第4回全日本UJ(アンダージュニア)フレッシュボクシング大会」に、「千歳ボクシングジム」に所属する千歳中学校3年生の中島永久さんが出場し、男子中学生の部45kg級で準優勝の成績をおさめました。

 3月29日に、東京都江戸川区で開催された、全日本リコーダー教育研究会主催の「第46回全日本リコーダーコンテスト」に北斗中学校音楽部が出場し、合奏の部で銀賞を受賞するとともに、重奏の部に出場した当時の3年生、横山莉々さん、上野美空さん、現在3年生の瀧映月さん、金森愛那さんが銀賞を受賞しました。


(2 社会教育について)

 4月17日に、高齢者の学びの場である「千歳高星大学」第17期生28名、「千歳高星大学大学院」第6期生31名の2年次学習課程始業式を実施しました。
 また、5月9日には、「千歳市若返り学園」の開講式を、新規登録者69名を加えた387名の登録者中、188名の出席のもと実施しました。

 令和7年度の公民館教室については、43教室を実施することとし、952名の受講申し込みがありました。

 市立図書館では、5月20日から6月1日までの間、サケのふるさと千歳水族館と連携し、水生生物の展示や生態などについて学ぶ「青葉の森の水族館事業」を開催しました。

 また、4月22日から5月18日までの間、「こどもの読書週間事業」として、幼児から中学生までを対象に、館内を探索しながら閲覧室や絵本コーナーなどの位置を調べ、図書館の地図を完成させる「めざせ!図書館はかせ!」を開催し、参加者からは好評を博しました。
 

(3 文化財について)

 4月25日、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である国指定史跡キウス周堤墓群を紹介する「史跡キウス周堤墓群ガイダンスセンター」をオープンいたしました。
 センターでは、キウス周堤墓群の出土品である石柱や石棒の実物や、映像と連動したジオラマなどを展示しており、この施設を通じて、史跡の本質的価値や歴史的背景など、史跡の理解がより深まり、魅力を実感していただくことができるものと考えております。

 4月5日に、北ガス文化ホールにおいて、令和6年度に市内で行われた埋蔵文化財の発掘調査の概要や重要文化財である動物形土製品の化学分析の結果などを報告する講演会「超速報!ちとせの発掘最前線2024」を開催し、市内外から130名の参加がありました。

 5月3日から6月14日までの間、ガイダンスセンターや史跡キウス周堤墓群などを巡る「キウスガイダンスセンターへ行こう」や、「キウス周堤墓群見学会」、「千歳・恵庭の遺跡を歩こう」、「キウス・ウポポイ歴史の旅」を開催し、延べ101名の参加がありました。

 また、6月6日から6月13日までの間、埋蔵文化財センターにおいて、『重要文化財「動物形土製品(愛称・ビビちゃん)」の実物展示』を6年ぶりに開催し、市内外から来訪した1,000名を超える来館者は、解説パネルや実物を熱心に見入っていました。


 以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。

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