令和6年4月、気候変動適応法が改正され、同法第21条により「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」を市町村が指定することができることになりました。
千歳市におきましても、熱中症による被害を防ぐため、公共施設8施設、民間施設2施設を「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」に指定しています。
クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)とは
熱中症による深刻な健康被害を防止するため、熱中症特別警戒情報(※1)が発表された場合に開放が義務付けられた施設で、冷房設備を有する等の要件を満たす施設を、市町村が指定、市民等が暑さをしのぐため一時的に休息できる施設のことです。
※1【熱中症特別警戒情報(通称:熱中症特別警戒アラート)】
道内において、全ての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数が35(予測値)に達する場合等、広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、熱中症による人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある場合に発表される警報。
クーリングシェルターの開放について
千歳市では、原則、「熱中症特別警戒情報」及び、「熱中症警戒情報」(※2)が、発表された期間、施設の指定している日時及び場所を開放します。(詳細は「千歳市クーリングシェルター指定施設一覧をご覧ください。」
※2【熱中症警戒情報(通称:熱中症警戒アラート)】
熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、石狩・空知・後志地方において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数が33(予測値)に達する場合に発表される警報。
クーリングシェルター利用の際の注意事項
・飲料水等は各自でご用意ください。
・指定場所の温度調整はできません
・快適にご利用いただけるよう、マナーを守り、譲り合ってご利用ください。
・その他の利用に当たっては各施設の指示に従ってください。
千歳市クーリングシェルター指定施設一覧(R7.6.23時点)
※施設の入口などには、市指定クーリングシェルターであることがわかる「クーリングシェルターポスター」などを表示しています。