令和6年第1回定例市議会以降における諸般の教育行政をご報告申し上げます。
(1 学校教育について)
令和6年度の小中学校の児童生徒数及び学級編制については、5月1日現在、小学校は18校で5,146名238学級、中学校は9校で2,621名96学級、全27校の総計は、7,767名334学級で、昨年度と比較すると、児童生徒数は166名の減、学級数は4学級の減となっております。
教職員数については、校長、教頭、一般教員等を合わせて、598名となっております。
学力の向上については、千歳市学力向上検討委員会において、昨年度に引き続き、北栄小学校、向陽台小学校、向陽台中学校の3校をモデル校に指定し取組を進めるほか、各校においては、小学6年生及び中学3年生を対象として4月18日に実施された、令和6年度全国学力・学習状況調査の自校採点の結果分析に基づき、これまでの取組の課題と成果を整理し、学校改善プランを修正するなど、学力向上に向けた取組を進めております。
部活動の地域移行については、移行までの段階的な取組として、現在までに21名の部活動指導員を各校に配置し、教員の負担軽減と部活動の充実に向けた取組を進めております。
学校給食費の取り扱いについては、本年4月から公会計へ移行し、教員の業務負担軽減と保護者の利便性向上を図るとともに、学校給食費の改定時期については、本年7月から令和7年4月に変更し、保護者等への十分な周知に努めてまいります。
小中学校の暑さ対策については、今年の夏に向け、普通教室等にスポットクーラーを設置したほか、クーリングシェルター機能として、各校が指定する特別教室などにエアコン整備を進めております。
このほか、小学校における普通教室等へのエアコン設置については、令和7年夏の稼働開始に向け、計画的に整備を進めております。
3月30日に、東京都江戸川区で開催された、全日本リコーダー教育研究会主催の「第45回全日本リコーダーコンテスト」に北斗中学校音楽部が出場し、合奏の部で金賞を受賞するとともに、重奏の部に出場した当時の3年生、小原璃子さん、小栁琴音さん、米桝遥香さんが銀賞を受賞しました。
(2 社会教育について)
4月18日に、高齢者の学びの場である「千歳高星大学」第17期生34名、「千歳高星大学大学院」第6期生33名の入学式を実施しました。
また、5月8日には、「千歳市若返り学園」の開講式を、新規登録者73名を加えた375名の登録者中、183名の出席のもと実施しました。
本年度の公民館教室については、44教室を実施することとし、931名から受講の申込みがありました。
4月23日から5月12日までの間、市立図書館ではこどもの読書週間事業として、クイズやおはなし会などの館内の催しに参加してメダルシールを集める「ワクワク★ドキドキ メダルラリー」を開催し、参加者からは好評を博しました。
(3 文化財について)
4月6日に、「超速報!ちとせの発掘最前線2023」を北ガス文化ホールで開催し、令和5年度に市内で行われた埋蔵文化財の発掘調査等の概要や成果に関する説明を行い、市内外から来場した84名の参加者は、熱心に聞き入っていました。
以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。
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