令和5年第4回定例市議会以降における諸般の教育行政をご報告申し上げます。
(1 学校教育について)
令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果における本市児童生徒の状況については、小学校の男子が全8種目中6種目で、女子は5種目で全国を上回り、合計点でも男女ともに全国を上回りました。
中学校では、男子が全8種目中4種目で、女子は1種目で全国を上回る結果となり、男子は合計点でも全国を上回りました。
これらの結果は、児童生徒に個々の目標を明確に持たせ、運動量を十分に確保するなどした体育の授業改善の成果が、着実に積み上がってきたことによるものと考えており、引き続き、小中9年間を見通した体力向上の系統的な指導の充実に努めてまいります。
12月25日から1月11日までの間、公立千歳科学技術大学の学生30名による「学習サポート事業」を小学校5校、中学校4校で、延べ5日間にわたり実施しました。実施した学校からは、「積極的に児童生徒にかかわり、丁寧に学習の支援を行ってくれた」など、学生のきめ細かな対応を評価する声がありました。
2月3日から6日までの間、長野県長野市で開催された「第44回全国中学校スケート大会」において、千歳中学校3年生の廣瀬友哉さんが、男子500メートルと1,000メートルに、向陽台中学校2年生の丹波祢寧さんが、女子500メートルと1,000メートルに出場し、このうち、廣瀬友哉さんが男子500メートルで、5位に入賞しました。
学校給食については、学校給食の意義や役割について理解を深めるため、毎年1月の全国学校給食週間の時期に合わせ特別な献立を提供しており、1月には、児童生徒に人気の「揚げパン」と航空自衛隊千歳基地食堂と連携した「特製キーマカレー」を、2月には、茅部郡森町から提供されたホタテを使用した「ホタテカレー」とホクレン農業協同組合連合会から提供されたあんこを使用した「フルーツ白玉あんみつ」を提供しました。
このほか、特製キーマカレーの提供日には、学校給食センターが作成したカレーの歴史や美味しさの秘密を紹介した動画を給食時間に放送するなど、児童生徒は楽しみながら食への理解を深めました。
(2 社会教育について)
2月6日から2月15日までの間、市立図書館1階の展示コーナーにおいて、学校図書館司書による「第8回学校図書館展」を実施しました。
期間中は、千歳小学校、緑小学校、向陽台小学校、青葉中学校の各校における読書活動の取組や学校図書館の様子などを展示し、来館者の方々に、学校図書館の活動について、情報発信を行ったところであります。
2月25日に、5年ぶりとなる「公民館まつり」を開催し、公民館教室受講者などによる、ステージ発表や作品展示のほか、公民館教室の体験など、様々な催しを行いました。
12月23日から26日までの間、千歳市・指宿市青少年相互交流事業として、指宿市の児童15名が本市を訪れました。指宿市の児童は、北海道の雪景色と寒さに感動や驚きを見せながら、再会した本市の児童13名と支笏湖での雪遊びなどを楽しみ、ホームステイや合同宿泊などの体験を通じて、北海道の生活や文化の違いなどを学び、両市児童の友好の絆を深めました。
1月7日に、二十歳の節目を祝う「はたちのつどい」を669名の参加のもと、北ガス文化ホールで開催しました。
実施にあたっては、公募によるメンバーなどで構成する「はたちのつどい協働会議」が中心となり、「ON YOUR MARK ~青春から"彩夏"へ~」をスローガンに準備を行い、式典当日は、代表による誓いのことばのほか、はたちの主張、中学校時代の恩師からのメッセージ動画などを披露しました。
会場では、久しぶりに仲間と再会し喜び合う参加者の姿が見られ、大人としての自覚を促し祝福する人生の節目とすることができました。
(3 文化財について)
1月11日から3月27日までの間、埋蔵文化財センターにおいて、「あなたのそばの遺跡たち千歳市内の遺跡紹介-祝梅・根志越・中央地区編-」と題した企画展を開催しており、道央圏連絡道路の建設などに伴い発掘された遺跡について、解説パネルや出土した遺物の展示により、埋蔵文化財を身近に感じることができる情報を発信しております。
以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。
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