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トップ市民向け生活・環境環境計画・環境保全千歳美々ワールド周辺環境影響調査

千歳美々ワールド周辺環境影響調査

目的

千歳美々ワールド周辺には、ラムサール条約登録湿地であるウトナイ湖にそそがれている美々川や千歳湖をはじめとする豊かな自然が良好に保全されている地域です。
美々川や千歳湖周辺の自然環境を保全し、多様な生態系の確保に努め、もって現在及び将来の市民の健康で文化的かつ快適な生活環境の確保に寄与するため、美々川、千歳湖の水質調査を実施します。

内容

河川水質調査

調査項目 調査地点数 調査回数

計37項目


内訳
人の健康の保護に関する環境基準27項目
生活環境の保全に関する環境基準8項目
人の健康の保護に関する要監視項目(以下「要監視項目」)2項目(PFOS・PFOA)

10地点

令和5年度は8月・10月・12月・2月の年4回

 

調査概要・場所・項目・調査スケジュール (PDF 505KB)

結果

【速報】 令和5年8月実施 調査結果概要

健康項目について

人の健康の保護に関する環境基準27項目について、調査地点③、④、⑤の「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」が環境基準を超えましたが、その他の地点及び項目では、環境基準に適合しました。

 

『過去データとの比較』
基準値を超えた調査地点③、④の「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」の過去データは次のとおりであり、例年と同程度の結果でした。
調査結果は、水量や調査時期によって測定値に変動があることから、基準を超えた地点・項目については、注視を継続します。

健康項目.png

調査地点⑤は追加調査地点のため、過去データ無し。
※「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」の基準値:10mg/L以下
※「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」が発生する要因は、肥料やたい肥、生活排水などの影響によるものと考えられています。

 

生活環境項目について

生活環境の保全に関する環境基準8項目について、調査地点⑥、⑦、⑨、⑩の「溶存酸素量(DO)」、「大腸菌数」で環境基準を超えましたが、その他の地点及び項目では、環境基準に適合しました。

 

『過去データとの比較』
基準値を超えた調査地点⑦、⑩の「溶存酸素量(DO)」、「大腸菌数」の過去データは次のとおりであり、「溶存酸素量(DO)」は、例年と同程度の結果であり、「大腸菌数」は、調査日がやや強い雨であり雨水流入の影響を受けた結果でした。
調査結果は、水量や調査時期によって測定値に変動があることから、基準を超えた地点・項目については、注視を継続します。

生活環境項目.png

調査地点⑥、⑨は追加調査地点のため、過去データ無し。
※「溶存酸素量(DO)」基準値:7.5mg/L以上、「大腸菌数」基準値:300CFU/100mL以下。
※「溶存酸素量(DO)」は水温に反比例することから季節変動があり、夏季は低く、冬季が高い傾向にあります。
※「大腸菌数」は従前「大腸菌群数」として調査してきましたが、水質汚濁に係る環境基準の一部改正により、令和4年度から「大腸菌数」に変更となりました。                                          ※「大腸菌数」は、人や動物の腸内に寄生する菌だけでなく、土壌など広く自然界に生息する細菌も含まれるため、降雨時に道路や畑地などの土壌が洗い流されて河川に流入し、菌が増加する傾向にあります。

 

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン(PFOA)について

人の健康の保護に関する要監視項目2項目(PFOS・PFOA)について、すべての調査地点で暫定目標値(PFOS・PFOAの合算値として50ng/l)に適合しました。

 

河川水質調査結果(令和5年8月実施) (PDF 146KB)

資料

用語解説 (PDF 377KB)

R2~R4調査結果 (PDF 371KB)

カテゴリー

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