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令和5年度自然環境監視業務(8月)

8月4日(金)

カラスアゲハI (写真をクリックすると拡大表示されます)
カラスアゲハは、林道の湿地や水たまりで吸水します。吸水中は、尾部分から水を放出するポンピング行動がよく見られます。(『札幌の昆虫2007年版P243カラスアゲハ』の項目より)

 

 

8月8日(火)

オコタンペ湖その1 (写真をクリックすると拡大表示されます)
オコタンペ湖その2  (写真をクリックすると拡大表示されます)
オコタンペ湖は、阿寒湖近くのオンネトー、然別湖近くの東雲湖と並び、北海道3大秘湖と称される神秘の湖です。恵庭岳の西山麓にある周囲5km、最大深度21.1mのせきとめ湖で、鬱蒼と繁る原生林に抱かれ、天候や見る角度・時間によって、湖水の色がエメラルドグリーンやコバルトブルーなどに変化して見えます。オコタンペ湖周辺の森林は、針葉樹と落葉広葉樹が自生している針広混交林となっています。多様で原生的なこの天然林を保存するため、森林生態系保護地域(森林法)に指定されています。
また、支笏洞爺国立公園の特別保護地区(自然公園法)にも指定されており、豊かな自然環境が保全されています。(『ちとせの観光ホームページ オコタンペ湖』より)

 

8月10日(木)

 オニクワガタ(写真をクリックすると拡大表示されます)
オニクワガタは、オス22ミリ、メス17ミリ程度の小型のクワガタです。樹液にはあまり集まらず、路上を横断しているところを見つける例が多いとのことです。(『札幌の昆虫2007年版 P110オニクワガタ』の項目より)

 

8月17日(木)

 スジクワガタ(写真をクリックすると拡大表示されます)
スジクワガタ。成虫は樹液を吸うためにハルニレやミズナラ・コナラなどに集まるようです。平地~山地の広葉樹林に生息します。また、クワガタムシ科全体の傾向として、夏の夜の灯火に飛んで来ることもあります。(『札幌の昆虫2007年版 P112スジクワガタ』の項目より)

 

8月22日(火)

ヒツジグサ花2輪 (写真をクリックすると拡大表示されます)
ヒツジグサ花1輪 (写真をクリックすると拡大表示されます)
ヒツジグサは古い池や沼に生えるスイレン科の植物で、品種改良して観賞用にも栽培されているようです。(『熊本大学薬学部ホームページ「ヒツジグサ」』の項目より)

 

8月24日(木)

ワルナスビその1 (写真をクリックすると拡大表示されます)
ワルナスビその2 (写真をクリックすると拡大表示されます)
ワルナスビ。原産地は北アメリカですが、明治時代に侵入した植物です。繁殖力が強く、要注意外来生物に指定されています。全草にソラニンという毒成分を含み、ウィルスなどの宿主になります。(『国立環境研究所 侵入生物データベース ワルナスビ』の項目より)
和名は牧野富太郎氏によって命名されました。(『山形市野草園ホームページ ワルナスビの命名は牧野富太郎先生』の項目より)

 

8月28日(月)

 インディアン水車(夏)(写真をクリックすると拡大表示されます)
インディアン水車(夏) (写真をクリックすると拡大表示されます)
「サケのふるさと千歳水族館」そばの千歳川に設置される捕魚車は、通称インディアン水車と呼ばれ皆様に親しまれています。この水車は、サケ・マスの増殖事業に用いるサケの親魚を捕獲するために設置されます。川を「やな」でせき止めて一箇所だけ魚道をあけておき、そこに入ってくるサケを水車で捕獲する仕組みです。どの川にでも設置できるものではなく、流量のほぼ一定している川ならではのものです。
インディアン水車は道内のほかの地域にも設置されていますが、電力を使わず、純粋に水力だけで回っているのは、千歳川に設置されている水車だけです。
インディアン水車の歴史は、千歳ふ化場の実質責任者で、のちの北海道庁初代水産課長となった伊藤一隆が、明治19年に研修のためアメリカに渡った際に、西海岸のコロンビア川で見た捕魚車の設計図を持ち帰り、伝えたことに始まります。この捕魚車が千歳川に初めて設置されたのは明治29年11月で、その後、改良が重ねられて現在の形になりました。
インディアン水車によるサケの捕獲風景は、遡上するサケの群れとともに千歳の秋の風物詩として人気を博しています。
インディアン水車が千歳川に設置されている期間は、8月中旬から12月上旬までとなっています。(『千歳市公式ホームページ・ちとせの観光「インディアン水車」』の項目より)

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