トップ市民向け生活・環境自然自然美々貝塚・キウス周堤墓群と千歳の自然・気候 結果について

美々貝塚・キウス周堤墓群と千歳の自然・気候 結果について

令和4年度「千歳の自然を知るイベント開催事業」第三弾として、9月11日(日)に「美々貝塚・キウス周堤墓群と千歳の自然・気候」を開催しました。
当日は天気にも恵まれ無事開催できました。参加された皆様には御礼申し上げます。

イベント当日の様子をお伝えします。
 P9113773.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)
 P9113773.JPG (写真をクリックすると拡大されます)
美々貝塚の駐車場で、講師とスタッフから挨拶。
 

P9113777.JPG (写真をクリックすると拡大されます)
P9113776.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
屋外には、未発掘の貝塚もあることを説明。

P9113780.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
発見された土器や石器等の写真を見ながら、6000年前の千歳の自然を振り返りました。当時は、美々貝塚のすぐ側に海岸線があったようです。

P9113782.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
 P9113784.JPG(写真をクリックすると拡大されます)
 P9113785.JPG(写真をクリックすると拡大されます)
IMG_3679.jpg (写真をクリックすると拡大されます)
貝塚を保存する建物内で、発掘当時の地層を見ながら解説。貝殻の層が積み重なっていますが、ある時期を境に貝殻がなくなっています。貝殻の他に食料として採集した鳥獣や魚の骨、飼っていたイヌの骨なども貝塚の中で見つかりました。こうした生活の跡から当時をうかがい知ることができます。
 

P9113788.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
自由見学中に、進行役のスタッフからも自然について解説。

P9113791.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
 

次はキウス周堤墓群に移動。
P9113792.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
キウス周堤墓群の入り口前。この日は暑さを感じるほどでした。

P9113795.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
キウス周堤墓群が縄文時代の遺跡として整備される前は、チャシ(砦)跡と考えられていたそうです。他に例を見ない巨大な周堤墓は、発掘調査の結果およそ3000年前の遺跡と判明し、現在に至っています。

P9113796.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
古地図を元に当時を解説。昭和初期まで、遺跡のある一帯は沼や湿地が多い地形でした。3000年前は舟を使って物流や移動を行っていたと考えられています。
P9113803.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
P9113807.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
視線の先には周堤墓の底面があります。底面から周堤上は高さ5メートル、最大規模の周堤墓は直径約83メートル。当時はすべて人力で土を掘って積み上げていました。これまでの発掘で、墓標としていた石柱数本や副葬品が発見されています。

 

P9113813.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
P9113814.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
P9113822.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
 IMG_3689.jpg(写真をクリックすると拡大表示されます)
続けて周堤墓群を見学。木台に上って1号周堤墓の中心を見ることができます。
 

 P9113844.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)
P9113846.JPG (写真をクリックすると拡大表示されます)
案内所の中には発掘資料やパネル展示などがあります。下の写真は石器を観察しているところです。石を加工してさまざまな用途に使用していたようです。
 

P9113842.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます) 
最後は全体写真を撮影。まだ訪れたことのない方は、虫対策の上ぜひお越しください!
 

次回もトゥレップが楽しい企画を検討していますので、皆様の参加をお待ちしております。
※「広報ちとせ10月号」で募集予定です。
 

カテゴリー

公開日: