令和4年度「千歳の自然を知るイベント開催事業」第三弾として、9月11日(日)に「美々貝塚・キウス周堤墓群と千歳の自然・気候」を開催しました。
当日は天気にも恵まれ無事開催できました。参加された皆様には御礼申し上げます。
イベント当日の様子をお伝えします。
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美々貝塚の駐車場で、講師とスタッフから挨拶。
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屋外には、未発掘の貝塚もあることを説明。
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発見された土器や石器等の写真を見ながら、6000年前の千歳の自然を振り返りました。当時は、美々貝塚のすぐ側に海岸線があったようです。
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貝塚を保存する建物内で、発掘当時の地層を見ながら解説。貝殻の層が積み重なっていますが、ある時期を境に貝殻がなくなっています。貝殻の他に食料として採集した鳥獣や魚の骨、飼っていたイヌの骨なども貝塚の中で見つかりました。こうした生活の跡から当時をうかがい知ることができます。
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自由見学中に、進行役のスタッフからも自然について解説。
次はキウス周堤墓群に移動。
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キウス周堤墓群の入り口前。この日は暑さを感じるほどでした。
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キウス周堤墓群が縄文時代の遺跡として整備される前は、チャシ(砦)跡と考えられていたそうです。他に例を見ない巨大な周堤墓は、発掘調査の結果およそ3000年前の遺跡と判明し、現在に至っています。
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古地図を元に当時を解説。昭和初期まで、遺跡のある一帯は沼や湿地が多い地形でした。3000年前は舟を使って物流や移動を行っていたと考えられています。
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視線の先には周堤墓の底面があります。底面から周堤上は高さ5メートル、最大規模の周堤墓は直径約83メートル。当時はすべて人力で土を掘って積み上げていました。これまでの発掘で、墓標としていた石柱数本や副葬品が発見されています。
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続けて周堤墓群を見学。木台に上って1号周堤墓の中心を見ることができます。
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案内所の中には発掘資料やパネル展示などがあります。下の写真は石器を観察しているところです。石を加工してさまざまな用途に使用していたようです。
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最後は全体写真を撮影。まだ訪れたことのない方は、虫対策の上ぜひお越しください!
次回もトゥレップが楽しい企画を検討していますので、皆様の参加をお待ちしております。
※「広報ちとせ10月号」で募集予定です。