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令和4年度自然環境監視業務(7月)

7月1日(金)

0701P7019044 オオミズアオ.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

オオミズアオのメス。6月にも紹介したガの一種です。成虫になってからは栄養を取る手段がなく、成虫の寿命は僅かです。

 

0701モズP7019138.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

モズは、ネズミなどの小哺乳類、昆虫類、カエル、トカゲなどを捕食します。見晴らしの良い木の枝や有刺鉄線に獲物を突き刺して保存する「はやにえ」の習性でも知られています。(『新訂北海道野鳥図鑑P108モズ』の項目より)

 

0701メジロP7019164.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

0701トリプルメジロ1P7019168.JPG

0701トリプルメジロ2P7019197.JPG

メジロは、上面が黄緑色で目の周りに白いアイリングがあります。枝先に止まって、昆虫や果肉の柔らかい木の実などを食べます。花の蜜も好物のため、蜜を吸うときに花粉の媒介も担います。木の枝先にクモの糸などを使って椀型の巣を作ります。このように集団で固まって生活する時期もあるようです。(『新訂北海道野鳥図鑑P165メジロ』の項目より)
江戸時代から鳴き声を愛でる習慣がありました。現在は法律により飼育が厳しく制限されています。
 

7月5日(火)

0705P7059607 スジクワガタ.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

スジクワガタ。成虫は樹液を吸うためにハルニレやミズナラ・コナラなどに集まるようです。平地~山地の広葉樹林に生息します。また、クワガタムシ科全体の傾向として、夏の夜の灯火に飛んで来ることもあります。(『札幌の昆虫』P112スジクワガタの項目より)

 

7月7日(木)

0707P7079653 きのこ.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

地面に落ちたホオノキの果実から、キノコが発生しています。このように、菌類は特定の条件でしか発生しないものがあります。

 

7月8日(金)

0708紋別岳途中P7089721.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

0708紋別岳頂上P7089768.JPG

調査のため紋別岳に登山。当日は気温も低く全体的にガスがかかっていました。

 

0708紋別岳P7089729 タニウツギ.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

タニウツギは5月から6月にかけて開花し、紅色から淡紅色、白色の花を咲かせます。低山から山地の日の当たる斜面や沢沿いに生息します。昨年より調査時期が遅かったせいか、花のほとんどは咲き終わっていました。(北海道の草花2018年版P372タニウツギの項目より)

 

7月13日(水)

0713キセキレイP7130137.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

5月と6月にも紹介したキセキレイ。川沿いや水辺を好み生息しています。実際の撮影地も川沿いでした。

 

7月15日(金)

0715P7150306 水芭蕉の果実.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

春先に現れるミズバショウはこのような果実を付けます。熟しても緑色のままです。
(『北海道の草花P20ミズバショウ』の項目より)
 

7月21日(木)

0721クロツグミP7210718.JPG(写真をクリックすると拡大表示されます)

クロツグミのオス。平地から低山の森林に生息し、繁殖が盛んな時期のオスは木の梢で長時間さえずるようです。この写真も何かをくわえていたところを撮影。ミミズや昆虫類などを食べ、秋には木の実も食べるようです。(『新訂北海道野鳥図鑑2012年版クロツグミ』の項目より)

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