7月1日(金)
オオミズアオのメス。6月にも紹介したガの一種です。成虫になってからは栄養を取る手段がなく、成虫の寿命は僅かです。
モズは、ネズミなどの小哺乳類、昆虫類、カエル、トカゲなどを捕食します。見晴らしの良い木の枝や有刺鉄線に獲物を突き刺して保存する「はやにえ」の習性でも知られています。(『新訂北海道野鳥図鑑P108モズ』の項目より)
メジロは、上面が黄緑色で目の周りに白いアイリングがあります。枝先に止まって、昆虫や果肉の柔らかい木の実などを食べます。花の蜜も好物のため、蜜を吸うときに花粉の媒介も担います。木の枝先にクモの糸などを使って椀型の巣を作ります。このように集団で固まって生活する時期もあるようです。(『新訂北海道野鳥図鑑P165メジロ』の項目より)
江戸時代から鳴き声を愛でる習慣がありました。現在は法律により飼育が厳しく制限されています。
7月5日(火)
スジクワガタ。成虫は樹液を吸うためにハルニレやミズナラ・コナラなどに集まるようです。平地~山地の広葉樹林に生息します。また、クワガタムシ科全体の傾向として、夏の夜の灯火に飛んで来ることもあります。(『札幌の昆虫』P112スジクワガタの項目より)
7月7日(木)
地面に落ちたホオノキの果実から、キノコが発生しています。このように、菌類は特定の条件でしか発生しないものがあります。
7月8日(金)
調査のため紋別岳に登山。当日は気温も低く全体的にガスがかかっていました。
タニウツギは5月から6月にかけて開花し、紅色から淡紅色、白色の花を咲かせます。低山から山地の日の当たる斜面や沢沿いに生息します。昨年より調査時期が遅かったせいか、花のほとんどは咲き終わっていました。(北海道の草花2018年版P372タニウツギの項目より)
7月13日(水)
5月と6月にも紹介したキセキレイ。川沿いや水辺を好み生息しています。実際の撮影地も川沿いでした。
7月15日(金)
春先に現れるミズバショウはこのような果実を付けます。熟しても緑色のままです。
(『北海道の草花P20ミズバショウ』の項目より)
7月21日(木)
クロツグミのオス。平地から低山の森林に生息し、繁殖が盛んな時期のオスは木の梢で長時間さえずるようです。この写真も何かをくわえていたところを撮影。ミミズや昆虫類などを食べ、秋には木の実も食べるようです。(『新訂北海道野鳥図鑑2012年版クロツグミ』の項目より)