河川への油等の流出事故について
道路にある「雨水ます」に、不要になった油等(ガソリン・灯油・エンジンオイル・食用油・ペンキなど)を流すと、下水道管の中を通って河川に流出し、水質汚濁の原因や生物に影響を与えるなど、重大な環境汚染を引き起こすほか、上水道や農業の水利用が出来なくなるなど、私たちの生活に重大な悪影響を与えるおそれがあります。
油の除去(オイルフェンスやオイル吸着ロープ・マットの設置)や清掃などに要した費用は、原因者が負担しなければなりません。
水質事故を防ぐために
- 「雨水ます」は降った雨を河川に放流するための施設です。不要になった油等を安易に「雨水ます」に捨てることはやめましょう。
- 油等は必要な分だけ購入して、残さず使い切りましょう。
- 不要になった場合は、ボロ布や新聞紙などに染み込ませるなどして、廃棄物として適正に処分しましょう。
- 屋外の灯油タンクなどの貯油施設や、ペンキ容器などの置き場は、日常的に点検や安全確認をして、油が流れないことを確認しましょう。