世界自殺予防デー、自殺予防週間とは
9月10日は、世界保健機構(WHO)が定めた「世界自殺予防デー」です。日本では、この日から16日までの1週間を「自殺予防週間」と定めています。
自殺や精神疾患について正しい知識を普及啓発し、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等についての理解促進を図ることが目的です。
あなたにもできる自殺予防のための行動
自殺は、生活や経済、健康、人間関係、就職等さまざまな要因が複雑に関係し、「その多くが追い込まれた末の死」であり、「その多くが防ぐことができる社会的な問題」であるといわれています。
自殺は特別な問題ではなく、身近に起こりうるものとして受け止め、より多くの人が命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また、危険に気づいたときの対応方法について知り、自殺予防に取り組むことが大切です。
『気づき』・・・家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
- 発言や行動の変化や体調の変化など、家族や仲間の変化に敏感になり、心の悩みや様々な問題を抱えている人が発する周りへのサインになるべく早く気づきましょう。
- 変化に気づいたら、「眠れていますか?」など、自分に出来る声かけをしていきましょう。
『傾 聴』・・・本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
- 悩みを話してくれたら、時間をかけて、できる限り傾聴しましょう。
- 話題をそらしたり、訴えや気持ちを否定したり、表面的な励ましをしたりすることは逆効果です。本人の気持ちを尊重し、共感した上で、相手を大切に思う自分の気持ちを伝えましょう。
『つなぎ』・・・早めに専門家に相談するよう促す
- 心の病気や社会・経済的な問題等を抱えているようであれば、公的相談機関、医療機関等の専門家への相談につなげましょう。
- 相談を受けた側も、一人では抱え込まず、プライバシーに配慮した上で、本人の置かれている状況や気持ちを理解してくれる家族、友人、上司といったキーパーソンの協力を求め、連携をとりましょう。
『見守り』・・・温かく寄り添いながら、じっくりと見守る。
- 身体や心の健康状態について自然な雰囲気で声をかけて、あせらずに優しく寄り添いながら見守りましょう。
- 必要に応じ、キーパーソンと連携をとり、専門家に情報を提供しましょう。
※厚生労働省ホームページより抜粋
自殺予防週間パネル展について
本市では、市役所市民ホールにて、9月3日(水)から9月16日(火)午前中まで、健康づくり課による自殺予防週間パネル展を行います。自殺に関する背景、自殺のサインと対応などのパネル展示やパンフレットを設置します。お立ち寄りの際はぜひご覧ください。
自分でできるこころの健康チェック
こころの健康チェック票
最近なんだかやる気がでない…、あのひとなんだか元気がなさそう…、そのような場合は、「こころの健康チェック票」で、うつ病のサインがないか点数化して確認し、客観的にこころの状態を確認してみてはいかがでしょうか。
こころの体温計
日々の生活で無理が続くと、こころのバランスが崩れやすくなります。「こころの体温計」は、気軽にいつでも、どこでも、ストレスや落ち込み度をチェックできるシステムです。こころのケアにお役立てください。
詳しくは メンタルヘルスチェックシステム「こころの体温計」をご覧ください。
相談窓口について
電話番号:0570-064-556(おこなう-まもろうよ-こころ)
電話番号:0120-279-338(フリーダイヤルーつなぐーささえる)
電話番号:011-231-4343
電話番号:0120-0-78310
- 千歳保健所
電話番号:0123-23-3175(平日8時45分~17時30分)
- 千歳市健康づくり課 健康企画係
電話番号:0123-24-0768(平日8時45分~17時15分)
※その他のこころの健康に関する相談先は
R7.4月 千歳市こころの健康に関する相談先 (PDF 763KB)をご覧ください。
関連リンク
このページに掲載されている情報の担当部署・お問い合わせ先
お問い合わせは、保健福祉部健康づくり課 お問い合わせフォーム(ページが移動します)からお願いします。