設定

ふりがなをつける音声読み上げ
トップ市民向け教育・文化教育委員会教育行政報告令和3年3月教育行政報告

令和3年3月教育行政報告

 令和2年第4回定例市議会以降における諸般の教育行政をご報告申し上げます。

 

(1 はじめに)
 小中学校における新型コロナウイルス感染症対策については、引き続き、十分な換気を行うとともに、できる限り密集を避けるなどの工夫により、教育活動を実施しているところであります。

 さらに、昨年4月、5月の臨時休校により不足した授業時数を取り戻すため、各学校においては、時間割編成の変更や夏季休業期間中の登校日の設定などの対策を行っておりますが、冬季休業期間中においても、一部の学校において登校日を設定し授業を実施したところであります。

 また、児童生徒に新型コロナウイルス感染が確認された際の対応については、濃厚接触者の特定や、その後の検査実施に係る保護者との連絡調整などについて、千歳保健所と連携し、速やかに授業を再開できるよう努めたところであります。
 引き続き、感染リスクの低減を図るなど教育環境に十分配慮しながら、必要な学習内容が確保されるよう、各学校と連携した取組を推進してまいります。
 
(2 学校教育について)
 1月9日から10日まで、帯広市で開催された第51回北海道中学校スケート大会において、富丘中学校3年生の千葉蒼くんが、男子500メートルで全国大会への出場権を獲得しました。
 なお、長野県長野市で開催を予定していた全国中学校スケート大会については、複数の都府県において緊急事態宣言が発令されたことを受け、中止となりました。

(3 青少年の健全育成について)
 11月28日から12月27日の間、23回目となる「令和2年度なかよしさわやかDAY・いじめシンポジウム」を、インターネットを活用し、各小中学校や各家庭で「基調講演の動画」を視聴する方法により実施しました。
基調講演では、落語家の「桂ぽんぽ娘」氏を講師に招き、講話をいただきました。

 また、「いじめ防止に関する提言の発表」については、提言校の児童生徒や教員が各校で実施している「いじめ防止の取組」を資料として取りまとめ、各小中学校の 児童会・生徒会に配布する方法により、情報共有を行ったところであります。

(4 社会教育について)
 1月に開催を予定していた千歳市成人式「はたちのつどい」については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、5月へ延期したところであり、新成人にとって思い出に残るものとなるよう、引き続き開催に向けた準備を進めてまいります。

 1月23日に、千歳市・指宿市青少年相互交流事業「~ちとせ★いぶすき~ふるさとガイドオンラインツアー」を開催し、本市の児童11名と指宿市の児童12名が、インターネット上でのオンライン交流を行いました。
 両市の児童は、まちの魅力を紹介する「ふるさとガイド」の発表や特産品の交換を通じて、それぞれのまちの違いを知り、感動や驚きの様子を見せながら交流し、友好の絆を深めました。

 1月24日に、おもちゃコンサルタントマスターの菊地三奈氏を講師に迎え、「男性の子育て講座」を、北ガス文化ホールで開催しました。
 当日は、「みんなの知らないアナログおもちゃの世界」をテーマに、講演とおもちゃやゲームの体験が行われ、参加した13組の親子は、アナログおもちゃの魅力の理解や親子の交流を深めました。

 1月30日から2月20日までの間、4回にわたり、子育て中の母親などを対象に、「冬のママさん教室Inおうち」を、オンライン形式により実施しました。
 受講者は、自宅にいながら、子育ての記録や家計簿を活用した生活の記録など、家庭での情報管理のコツやノウハウなどについて学ぶとともに、オンライン上で参加者同士の交流を深めました。

 1月30日に、「みんなで、ひと・まちづくり委員会」の主催による「ちとせを元気に応援隊養成講座(前期)」の第1回目を北ガス文化ホールで開催しました。
 この講座では、NPOや市民活動の実践者をパネリストや講師に招き、参加した27名は、「自分を知る」「千歳を語る」「こんな学びがあったらいいな」を形にする方法について理解を深めました。
 
 2月7日に、生涯学習フォーラム「ちとせ、ひと・まち・学びトピア2021オンライン」を開催しました。
 当日は、「withコロナ時代の市民活動」をテーマに、藤女子大学准教授の船木幸弘氏を講師に迎え、新しい生活様式を踏まえた市民活動についての基調講演のほか、市民活動団体のコロナ禍における活動事例紹介、今後の活動を考えるグループワークなどを行い、参加した17名はインターネットを活用した新しいスタイルでの交流やコロナ禍の市民活動のあり方について理解を深めました。

(5 文化財について)
 12月13日から2月14日までの間、小学生以上の市民を対象に「まが玉づくり」を埋蔵文化財センターで実施し、延べ60名の参加がありました。
 参加した小学生からは、「まが玉がツヤツヤしていて、きれいなアクセサリーということが分かって楽しかった」などの感想が寄せられました。

 1月6日から3月26日まで、埋蔵文化財センターにおいて、「あなたのそばの遺跡たち千歳市内の遺跡紹介-蘭越・真々地地区編-」と題した企画展を開催しており、遺跡の内容を分かりやすく解説するなど、市民が埋蔵文化財を身近に感じることができる情報を発信しております。


 以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。

 

このページに掲載されている情報の担当部署・お問い合わせ先

カテゴリー

公開日: