避難所開設・運営マニュアル 新型コロナウイルス感染症対策編
新型コロナウイルス感染症の流行が長期化する一方、災害はいつ発生するか分かりません。地震や風水害などの自然災害が発生し避難所を開設する場合、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、各避難所では感染症対策に取り組む必要があります。
また、市では、避難所での人の密を避けるため、可能な限り多くの避難所の開設に努めますが、避難者自身も、安全な場所の親戚や友人宅など、避難所被害の場所も事前に検討しておく必要があります。
このマニュアルは、避難所における感染症対策を示し、施設管理者、避難者(自主防災組織等)及び派遣市職員の三者が協力しながら、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを低減する避難所運営を図ることを目的としています。
なお、このマニュアルは、令和2年6月時点の情報に基づいて作成しています。今後の新型コロナウイルス感染症の新たな知見等を踏まえて、内容を見直すことがあります。
避難所開設・運営マニュアル(新型コロナウイルス感染症対策編).pdf (PDF 4.28MB)
避難時における留意点
新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、災害時には
危険な場所にいる人は避難することが原則です。
市民の皆様にお願いしたいこと
①避難行動
1.「避難」とは「難」を「避」けることであり、安全な場所にいる人まで、避難所に行く必要はありません。
2.避難先は小中学校などの避難所だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう。
3.市の備蓄品に無いものや数に限りもあることから、自分の必要なものは自分で持参するようお願いいたします。
・マスク(ない場合はタオル等)
・アルコール消毒液(無い場合はウェットティッシュ等)
・体温計 など
○台風・豪雨時に備えて、普段から、ハザードマップ(防災ハンドブック等)と一緒に「避難行動判定フロー」を確認しましょう。
千歳市洪水・土砂災害ハザードマップ【令和元年10月版】web版
②避難者自身の感染予防・感染拡大防止
1.避難所へ到着した際には体調を確認し、避難中も避難者自身が健康管理を行いましょう。
2.お互いに一定程度の距離を保ちましょう。
3.こまめに石鹸で手を洗い、洗っていない手で目・鼻・口などを触らないようにしましょう。
4.咳エチケットを心掛けましょう。マスクのない方は、咳やくしゃみをする時にハンカチなどで口を押えましょう。
5.手で口を押えて咳やくしゃみをした時は、速やかに手を洗いましょう。
6.避難者同士で協力し合い、窓開けなど定期的な換気をしましょう。