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市立千歳市民病院産婦人科固定医師確保(平成17年3月10日)

市立千歳市民病院の産婦人科について

      
  
産婦人科については、大変ご迷惑をおかけしてきましたが、4月から固定医師1名の確保ができましたのでお知らせ致します。


市民病院写真  市立千歳市民病院の産婦人科につきましては、医師3名体制で診療を行ってきましたが、昨年の5月末までに全員開業等のため退職いたしました。
  その結果、昨年の6月からは大学のご支援により、出張医師による産婦人科診療を行ってきました。
  しかしながら、複数の医師による交替診療のため、市民を対象に予定分娩数を1ヶ月10件程度に制限させていただき、市内の開業医や近隣の病院で対応していただいているところであり、市民の皆様に大変ご迷惑をおかけてしております。
  今、全国的に医師不足の状況により、診療の休止、病院の閉鎖などが現実となってきています。特に産婦人科医師は極端に不足している状況であり、さらに16年度から卒後臨床研修制度が始まり、医局員が2年間入局できないことなど、医師の確保は極めて厳しい状況にあります。
  また、千歳市は全道一若いまちであり、出生率も北海道の平均よりもかなり高く、年間の出産数も1千件を数えています。
  このようなことから、産婦人科医師の確保は緊急の重要課題として昨年から、大学等に粘り強く要請活動を続けてきたところであります。
  この度、大学のご尽力により4月から固定医師1名を確保することができました。
  このことにより、産婦人科医の常勤化が実現し、初診から分娩まで継続して同じ医師の診療を受けることがきます。
  今後も、より多くの分娩や充実した診療に対応できるよう産婦人科固定医師の複数体制の確保を目指して努力してまいります。

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