設定

ふりがなをつける音声読み上げ

平成19年5月号

「支笏湖周辺台風災害・復興の森づくり」植樹メインデー
「千歳ウエルカム花ロード・プロジェクトVer.5」

 5月20日(日曜日)・5月24日(木曜日)
   平成16年9月の台風18号で、森林約7千ヘクタールを根こそぎ倒された支笏湖周辺地域において、市、市民団体、専門家などからなる実行委員会が、セブンイレブンみどりの基金を活用して、3年間で100ヘクタールの大地に10万本の苗木を植樹し森林の復興を目指す「よみがえれ支笏湖の森プロジェクト」に参加しました。
   今回は、昨年秋に続き2回目の参加となりましたが、荒れ果てた大地を見るにつけ、台風被害の深刻さを改めて痛感したところです。
  当日朝のオープンセレモニーでは、晴天ながら強風によりとても肌寒い天候となりましたが、森の復興に熱意をもった約千人のボランティアの皆さんが支笏湖周辺国有林に集結し、広大な大地に1本1本丁寧に植樹しました。
  また、24日には、新千歳空港を利用される方々へ「おもてなしの心」をあらわす花植え活動「千歳ウエルカム花ロード・プロジェクトVer.5」が行われ、千歳青年会議所、公的機関、関係団体、市民、市内小学生など約700名が参加して、国道36号と道道千歳インター線沿道に色とりどりの花を植えました。
  これらの取り組みは、私が目指している参加により課題の解決を図る「市民協働」のまちづくりの典型であり、改めて、潜在する市民力を心強く感じたところです。
  これからも、多くの市民が様々な機会に積極的に参加することにより、市民間の交流が深まり、「ふるさと千歳」の活力の源になっていくことを願っています。  
あいさつをする市長     復興の森に参加された皆さん
花の苗を植える市長     ウェルカム花ロードに参加した小学生と記念撮影
 

47回皇室すずらん献上

5月15日(火曜日)
   今年で47回目となる「皇室へのすずらん献上」に行ってまいりました。
   この行事は、昭和36年に、昭和天皇をお迎えし市内モーラップで挙行された「植樹祭」を記念し、毎年この時期に宮内庁をはじめ各宮家を訪問し、北海道を象徴する花であるすずらんをお届けしているものです。
   前日の14日には、出発に先立ち、新千歳空港内で空輸等の協力をいただいている全日空千歳空港支店の水町支店長ほかスタッフの皆さんと、出発セレモニーを行いました。
   献上当日は、宮内庁長官をはじめ各宮家の侍従とお会いし、鉢植えすずらんの献上をお願いいたしましたが、「毎年楽しみにされている」とのお言葉もいただきました。
   天皇皇后両陛下におかれましては、今年6月下旬に苫小牧市で開催される全国植樹祭式典へのご臨席などで、北海道へ行幸啓いただく予定となっています。
  お会い出来ることをとても楽しみにしております。
 

皇室に献上するすずらん

皇室すずらん献上出発セレモニー
 
 

第51回すずらん太宰府天満宮奉納

5月8日(火曜日)
   毎年恒例となっている福岡県「太宰府天満宮へのすずらん奉納」に当たり、新千歳空港内で出発セレモニーを行いました。
   これは、千歳市が5月に市内農家で栽培された「すずらん」を、太宰府天満宮が1月に「梅」を相互に届けることにより、北国と南国の交流を深めているもので、昭和32年から続いています。
   この日は、日本航空千歳空港支店の中原支店長ほかスタッフの方に、鉢植えすずらんの空輸と私からのメッセージの伝達をお願いしました。
   5月9日には、太宰府天満宮や同付属幼稚園などにすずらんが到着し、千歳産のすずらんの花と香りを楽しんでいただけたと思います。
  こうした花を通じた交流活動が、今後、様々な分野の交流活動に拡がっていくことを願っています。   

大宰府天満宮すずらん奉納出発セレモニー    大宰府天満宮すずらん奉納出発セレモニー(メッセージ手交)

   

このページに掲載されている情報の担当部署・お問い合わせ先

カテゴリー

公開日: